テンプレート機能でカスタム列を使用すると、会社の命名規則、広告要件などに沿ったキャンペーン構造、ターゲティング、クリエイティブを動的に生成できます。テンプレートとカスタム列を作成して、以下を行います。
- 未処理フィードデータを操作します。
- フィード表でカスタム列の設定と保存を行います。
- テンプレートの特定の場所にカスタム列を設定します。テンプレートのカスタム列はフィードのカスタム列を参照できます。
- フィード列とフィードのカスタム列、関数と演算子を使用して、カスタム列内で式を作成します。静的コンテンツを含めるには、書式なしテキストと数字を使用します。
- 式で使用されるフィード列とフィード カスタム列からの派生値の一意の組み合わせごとに、キャンペーン構造、ターゲティング、クリエイティブが検索広告 360 リニューアル版で生成されるようにします。これらの列は、テンプレートによって生成される一意のインスタンスの量を調整するため、調整因子とも呼ばれます。
- 個々のフィードページで参照できるカスタム列を設定します。テンプレートの作成時に、関連付けられたフィードの列を参照して、生成される動的コンテンツが定義されます。
カスタム列の設定をサポートする機能
カスタム列の設定をサポートする機能は次のとおりです。
- 有効な構成要素を使用してカスタム列を作成し、構文ルールに従って式をテキストとして記述できます。
- 問題点が赤の下線で示されるため、エラーを特定できます。
- 関連するフィードページでフィードのカスタム列式を検証できます。
- テンプレート プレビューを使用して、コンテンツが動的に生成される前に変換結果を検証できます。
テンプレートのカスタム列の例
次の例は、テンプレートで参照される「フライト」フィードに基づくカスタム列です。「LastSeats」という名前で保存された、このフィードのカスタム列の式は、次のようになります。
"Last “ & to_text(f:“Seats_Left”) & ” seats left under $” 300 “!”
"Seats_Left"
は、既存のフィードの列の名前です。この列には、フライトで販売されている空席数を表す整数が含まれます。f:“Seats_Left”
は、フィード内の既存の列を参照します。to_text
は、f:“Seats_Left”
をテキストに変換するテキスト関数です。
c:“LastSeats”
構文を使用してテンプレートのカスタム列に “LastSeats” を挿入します。
構文について
この例では、カスタム列の式で必要な次の構文ルールを使用しています。
- 静的テキストは引用符で囲みます。
- 数字や演算子は引用符で囲みません。
- 式内の各要素を結合するには &(アンパサンド)記号を使用します。
- データソースを示すには、コロンが後に続く特定の接頭辞を使用します。
接頭辞の構文 | データソース |
---|---|
f: | フィード列 |
c: | カスタム列 |
cd: | カスタム ディメンション(近日提供予定) |
色分けについて
カスタム列の式で使用される各構成要素は次の色で示されます。
- オレンジ - 静的なテキスト
- 緑 - 列と関数
- 紫 - 数字
- 黒 — 演算子とそれを接続するための &
フィードとテンプレートのカスタム列にアクセスする
フィードとテンプレートのカスタム列の表示と編集は、サブマネージャー アカウント レベルで行います。テンプレートの機能にアクセスするには、[ツールと設定] > [共有ライブラリ] > [テンプレート] をクリックします。[テンプレート] と [フィード] のいずれのページメニューにもオプションが表示されます。
フィード
[フィード] ページの [フィード] の表の上にある [表示項目] アイコン をクリックして表示されるページの下部パネルで、フィードのカスタム列を作成して表示します。
テンプレート
テンプレートの機能で アイコンを使用し、カスタム列の式を使って定義できる動的要素を特定できます。
フィード カスタム列のオーナーとユーザー
フィードのカスタム列は、サブマネージャー アカウントで所有され、特定のアカウントのサブマネージャー レベルで作成します。サブマネージャー レベルのすべてのユーザーが、設定済みのフィードのカスタム列を使用できます。