Quickoffice は、Android 端末と iOS 端末に無料でダウンロードできるようになりました。この記事では、サポートとダウンロード サービスが終了している Quickoffice Pro と Pro HD に関する重要な変更についてお知らせします。
2014 年 4 月 1 日をもって Quickoffice Pro と Pro HD を使用して Google ドライブなどのクラウド ストレージからファイルにアクセスすることはできなくなりました。既に Quickoffice Pro か Quickoffice Pro HD をお使いになっていた場合は、引き続き既存のアプリを使用してドキュメントの作成、閲覧、編集を行えますが、Quickoffice アプリに切り替えると新機能やアップデートを利用できます。こうした理由から、Quickoffice アプリのダウンロードをおすすめします。
新しい Quickoffice アプリには Quickoffice Pro や Pro HD と同様の機能が備わっていますが、以下の点が変更されています。
- Quickoffice は、すべての Android 端末と iOS 端末に無料でダウンロードできますが、アプリにアクセスするには Google アカウントに登録するか、既存の Google アカウントでログインする必要があります。
- Quickoffice Pro と Pro HD のアプリは、今後ダウンロードすることはできず、サポートも終了しています。
- Quickoffice は Google ドライブと緊密に連携しており、統一型クラウド ストレージとしてファイルへのアクセス、編集、保存が可能です。このアプリはその他のクラウド ストレージをサポートしていませんが、使用するクラウド ストレージによっては互換性がある場合もあります。
Quickoffice アプリ（iOS 版および Android 版）を使用すると、端末に保存したファイルでも、Google ドライブに保存した Office ファイルでも、直接作業することができます。モバイル オペレーティング システムが 4.3 以降（バージョン 4.4（KitKat）など）の Android 搭載端末を使用している場合を除き、アプリを使用するには Google アカウントでログインする必要があります。
また、その他のクラウド プラットフォーム（Box、Dropbox など）に保存した Office ファイルで作業することも可能です。手順は次のとおりです。
- Quickoffice アプリにログインします。
- お使いのクラウド サービス アプリケーションを起動します。
- クラウド サービスのアプリ内から、作業するファイルを選択します。
- アプリのファイル ビューアにファイルが表示されたら、Quickoffice でファイルを開くことを選択します（たとえば、Box ファイル ビューア内でファイルを選択し、[Open in] をタップして [Quickoffice] を選択します）。Quickoffice アプリでファイルが開き、編集できるようになります。
ファイルの編集が完了したら、その他のクラウド サービスに更新版を保存できます。手順は次のとおりです。
- iOS の場合: 更新後のファイルをスマートフォン、タブレット、ドライブのいずれかに保存します。続いて Quickoffice アプリから該当するドライブ（Google ドライブ、[マイ iPhone]、[マイ iPad] など）にアクセスし、更新後のファイルを見つけます。更新後のファイルの横にある青い矢印をタップしてファイルの詳細パネルを開き、[次の方法で開く] をタップしてお使いのクラウド サービスを選択します。更新後のファイルが選択したクラウド サービス アプリで開き、ここからクラウドにファイルを保存できます。
- Android の場合: [保存] をクリックすると、更新後のファイルをクラウド サービスに直接保存できますが、直接保存できない場合もあります。その場合は、スマートフォンまたはタブレットに更新後のファイルを保存してください。その後、クラウド サービス アプリを開き、アップロード機能からスマートフォンまたはタブレットに保存したファイルを選択します。更新後のファイルがクラウド サービス アプリにアップロードされます。
- このとき、クラウド サービス アプリにファイルのコピーが 2 つ（元の版と Quickoffice で編集した版）が残る場合があります。