通話時に話し合った細かい点を見落としたくない場合やあらゆる情報を忘れたくない場合は、電話アプリの新機能、通話メモを使用できます。Gemini Nano により、自動的に通話の要約が生成され、重要なポイントが記録されるので、通話履歴から後で簡単に確認できます。
デバイスで利用可能かどうか確認する
利用するには、お使いのデバイスが以下の条件を満たしている必要があります。
- 使用可能なデバイス:
- Google Pixel 9
- Google Pixel 9 Pro
- Google Pixel 9 Pro Fold
- Google Pixel 9 Pro XL
- ご利用いただける国: 米国
- デバイスの言語: 英語
- SIM: 米国の SIM カード
- 最新バージョン: Google Play ストアに移動し、アップデートがあるかどうか確認してください。
通話メモを使ってみる
通話メモをオンにするには:
- Android デバイスで、電話アプリ
を開きます。
- 最新バージョンの電話アプリを使用していることを確認します。
- 右上のその他アイコン
をタップします。
- [設定]
[通話メモ] をタップします。
- [通話メモ] をオンにします。
- [設定] のガイダンスに沿って実行します。
- 通話メモに必要な追加コンポーネントのダウンロードが必要になることがあります。
- 設定を完了すると、通話時に通話中の UI 画面にボタンが表示されます。
- このボタンから、会話に対して通話メモを有効にできます。
初回使用時以降に通話メモにアクセスするには:
- 通話中の UI で、その他アイコン
をタップします。
- [通話メモ] をタップすると、機能が有効になります。
通話メモに関するトラブルシューティング
設定で [通話メモ] メニューが見つからない
重要: この機能を有効にするには、通話メモを修正する際にストレージを消去しないようにしてください。
上記の条件を満たしても [通話メモ] メニューが設定に表示されない場合:
- 機能が自動的にオンになるのを待ちます。
- Wi-Fi に接続し、デバイスの電源をオンにしておき、一晩充電します。
- それでもメニューが表示されない場合は、ステップ 2 に進みます。
- 機能を手動でオンにしてみます。
- アプリを閉じて再び開くには、電話アプリを下から上にスワイプし、長押ししてから離します。
- アプリをもう一度開きます。
- それでもメニューが表示されない場合は、ステップ 3 に進みます。
- デバイスを再起動します。
- それでもメニューが表示されない場合は、ステップ 4 に進みます。
- 詳しく調査するため、電話チームにフィードバックを送信します。
- アプリを強制的に停止します。
- 電話アプリ
を長押しします。
- [アプリ情報]
[強制停止] をタップします。
- [強制停止しますか?] ダイアログが表示されたら [はい] と回答します。
- 電話アプリ
- 設定ページに移動します。
- [通話メモ] メニューが表示されていないことを確認します。
- バグレポートを送信します。
[ヘルプとフィードバック]
[フィードバックを送信] をタップします。
- [アカウント情報とシステム情報] をタップします。
- [システムログを含める] をタップします。
- ヒント: このステップは省略可能ですが、強くおすすめします。
- [始める] をタップします。
- テキスト フィールドに、問題について明確に記入します。
- 送信アイコン
をタップします。
- スクリーンショットがある場合は添付します。
- アプリを強制的に停止します。
通話中に [通話メモ] が表示されない
通話中の UI で [通話メモ] メニューが見つからない場合は、[設定] で保留中の操作がないか確認します。
- [設定]
[通話メモ] に移動します。
- 保留中のオンボーディングの手順があるかどうか確認します。
- [この機能を使用するには、最新バージョンの AICore をインストールしてください] が表示された場合:
- タップして Google Play ストアで更新します。
- [この機能を使用するには AICore のモデルをダウンロードしてください] が表示された場合:
- タップしてダウンロードし、完了するまで待ちます。
- [この機能を使用するには、最新バージョンの Private Compute Services をインストールしてください] が表示された場合:
- タップして Google Play ストアで更新します。
- [Google アプリを更新する必要があります] が表示された場合:
- Google Play ストアで更新するには、[Google Play ストアに移動] をタップします。
- [言語アップデートをダウンロードする必要があります] が表示された場合:
- ダウンロードするには、[ダウンロード] をタップします。
- [音声ファイルのダウンロードが保留中です] が表示された場合:
- ダウンロードするには、[ダウンロード] をタップし、完了するまで待ちます。
- [この機能を使用するには、最新バージョンの AICore をインストールしてください] が表示された場合:
通話メモの仕組み
通話時にこの機能を有効にすると、通話相手に通知されます。高度な音声認識技術で通話の文字起こしが行われてから、Gemini の要約モデルで通話の要約が作成されます。
通話が終了すると、通話履歴内のその通話項目の横に会話の主なポイントをまとめた簡単な要約が表示されます。要約に含まれる情報は次のとおりです。
- 取り上げられたトピック: 通話での主な意見や話題。
- アクション アイテム: 通話中に言及された具体的な次のステップやタスク。
- 日時、場所: 通話で言及された具体的な日時。
ヒント: 要約のほか、通話の文字起こし全文にもアクセスできます。この文字起こしが、通話相手と自分が話した全内容の詳細な記録となります。
通話の要約と文字起こしのメリット
- すぐに思い出せる: 通話中に話し合った内容について、数週間後、または数か月後でも、簡単に思い出すことができます。
- 生産性が向上する: 主なポイントやアクション アイテムをすぐに特定でき、タスクを管理しやすくなります。
- ユーザー補助: 外出先で、通話中にメモを取れなかった場合でも、通話の詳細を確認できます。
- 整理しやすくなる: 通話の要約と文字起こしを確認し、特定の情報をすぐに見つけることができます。
要約と文字起こしを保存、管理する方法
通話の要約と文字起こしはすべて、すぐに確認できるよう電話アプリ内に保存され、アプリ内の専用セクションから簡単にアクセスできます。このセクションで行える操作は次のとおりです。
- 要約を確認する: 通話の要約を読んで、過去の会話の概要を把握できます。
- ストレージを管理する: 要約や文字起こしを削除するには、通話履歴の項目を削除します。
ヒント: 通話の要約と文字起こしは、一部の言語や地域ではご利用になれない場合があります。
通話は非公開
通話メモを利用した通話はすべて、他人には公開されません。通話の録音、文字起こし、要約は非公開です。これらの情報はデバイスに保存され、Google と共有されることはありません。