検索ネットワークで適切なユーザーに広告を表示する

AI による検索を使って、適切なメッセージで適切なユーザーをさらに呼び込むための方法をご紹介します。


ビジネスの成果を高める最善の方法は、AI を最大限に活用することです。Google 広告は、お客様のビジネス目標の達成を後押しします。そのために、部分一致、スマート自動入札、レスポンシブ検索広告を組み合わせて使用することをおすすめします。
 

Search Ads Deep Dive: tl;dr Ads News & How Tos series

 

Icon of a bubbling beaker

1. 入札戦略に応じたキーワード戦略を選択する

キャンペーンを入札の目標別にグループ化したうえで、キーワードのマッチタイプを選択します。

理由: 最適なキーワードのマッチタイプは入札目標によって決まります。コンバージョン数を正確に測定でき、コンバージョン ベースのスマート自動入札戦略(目標コンバージョン単価を設定した「コンバージョン数の最大化」目標広告費用対効果を設定した「コンバージョン値の最大化」など)を使用している場合、これに部分一致を組み合わせることで、目標に合わせて最大限のリーチとコンバージョンを獲得できます。実際に、スマート自動入札戦略を使用している広告主様の 62% がメインのマッチタイプとして部分一致を使用しています1。その他の入札戦略(「目標インプレッション シェア」など)を使用している場合は、フレーズ一致または完全一致を組み合わせて使用することをおすすめします。

事例紹介

Meeting Group logo

大手オンライン マッチング サービス企業の Meetic Group(Match Group の一部)は、需要の捕捉に苦戦していました。なぜなら、このカテゴリではほとんどの場合、ロングテール型の検索語句が使用されているためです。そこで、関連性の高いすべての検索に対して広告を表示しながら管理の手間を最小限に抑えるために、部分一致とスマート自動入札を組み合わせてテストを行いました。その結果、コンバージョン数が 70% 増加し、コンバージョン単価の目標も達成できました。検索担当責任者の Audrey Rebelo 氏は、「部分一致は、検索における取り組みを促すための戦略的ツールの一つになっています」と述べています。

 

Gears icon

2. AI を活用した検索キャンペーンを導入して 広告のリーチ、関連性、パフォーマンスを最大限に高める

価値に基づく入札戦略を導入してパフォーマンスを高めます。

理由: 重要なコンバージョンの数だけでなく、コンバージョン値も測定することで、広告キャンペーンがビジネスに与える実際の効果(ライフタイム バリュー、収益、利益など)をより正確に最適化できます。これにより、スマート自動入札でコンバージョン値を最大化し、目標広告費用対効果を達成できます。入札戦略を「目標コンバージョン単価」から「目標広告費用対効果」に切り替えた広告主様は、従来と同程度の広告費用対効果でコンバージョン値が平均で 14% 向上しています2

 部分一致とスマート自動入札を併用して、ビジネスとの関連性がより高く、かつ目標に応じた成果が見込まれる検索に対してリーチできるようにします。

理由: 部分一致は、Google 広告で利用可能なすべてのシグナルを使って、ユーザーの検索と広告主様のキーワードの両方の意図を汲み取る唯一のマッチタイプです。最も関連性が高く、かつ高い成果が見込まれる一致を柔軟に見つけることができます。これにスマート自動入札を組み合わせると、部分一致でリーチ可能な関連検索の全体から、広告主様にふさわしいオークションに絞り込み、適切なユーザーに対して妥当な入札単価で入札できるようになります。目標コンバージョン単価を使用しているキャンペーンでキーワードのマッチタイプを完全一致から部分一致に切り替えた広告主様は、コンバージョン数が平均 35% 増加しています3

最適化案ページで部分一致キーワードを簡単にテストします。

理由: テストを実施して、部分一致によってキャンペーンのパフォーマンスが改善されるかどうかを調べます。スマート自動入札を使用している場合は、部分一致を追加するとパフォーマンスの改善が見込める既存のキーワードが特定され、最適化案がアカウントの [最適化案] ページに自動的に表示されます。最適化案ページでワンクリック テストを直接作成して、こうした部分一致キーワードのパフォーマンスを確認することもできます。

レスポンシブ検索広告を、部分一致およびスマート自動入札と組み合わせて、より多くのユーザーに広告を表示して消費者行動の変化に対応できるようにします。

理由: これらを組み合わせると、ユーザーの検索語句のばらつきに左右されずに、適切なメッセージと適切な料金で、適切なユーザーに広告を表示できます。部分一致により、完全一致とフレーズ一致ではマッチしない検索に対しても広告が表示され、レスポンシブ検索広告で、それらの検索が行われるたびに的確な広告が自動生成されます。スマート自動入札により、キーワードごとではなく、検索語句ごとに入札単価がカスタマイズされます。

事例紹介

Tails.com logo

英国を拠点とする tails.com は、部分一致、スマート自動入札、レスポンシブ検索広告を組み合わせて使用したところ、ドイツでの一般検索キャンペーンからの登録件数が 182%、クリック数が 258% 増加しました。

 

Magnifying glass with a star in it

3. アカウントの構造をシンプルにする

部分一致のみが設定されたキャンペーンでスマート自動入札を使用し、アカウントをシンプルにします。

理由: スマート自動入札では、目標に合わせて可能な限り柔軟に最適化を行うのが特に効果的です。また、Google 広告の入札アルゴリズムはキーワード レベルではなく検索語句レベルで学習するため、検索語句がキャンペーンの他の部分のキーワードとすでに一致している場合、その学習結果がアカウント全体に適用されます。そのため、パフォーマンス重視のキーワードで部分一致を使用することで、アカウントを簡略化できます。

 類似したテーマのキーワードを広告グループとキャンペーンにまとめます。

理由: これにより、Google がキーワードを理解して最適なものを選択し、各検索語句に対してどの広告を配信するかを決定しやすくなります。

これらの方法の詳細については、AI を活用した検索広告について詳しく説明したこのガイドをご覧ください。

 

1. クリック数に基づきます(クリック数が 100 回を超えた広告主様が対象)。Google 内部データ(グローバル、2023 年 1 月~2 月)
2. Google 内部データ(グローバル、2023 年 2 月)
3. Google 内部データ(グローバル、2022 年 3 月 28 日~2022 年 4 月 19 日)

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