UTM パラメータによるターゲティング

ユーザーの経路全域で一貫したエクスペリエンスを構築しましょう。

UTM パラメータによるターゲティングは、特定の utm_campaign をターゲットに設定してオプティマイズのエクスペリエンスを表示する機能です。訪問者がウェブサイト内を移動する間も同じエクスペリエンスを継続的に表示できます。

関連するターゲティング タイプ:

UTM パラメータによるターゲティングの用途

URL に特定の UTM キャンペーン値が設定されている訪問者をテスト対象またはパーソナライズ対象にする場合、UTM パラメータによるターゲティングを使用します。オプティマイズでは、ユーザーがウェブサイトを訪問してから 24 時間は、同じ UTM キャンペーン値が保持されます。そのため、ユーザーがランディング ページから他へ移動し、再びランディング ページを訪問した場合(URL に UTM キャンペーン値が含まれていない場合)でも、そのユーザーには同じテストやパーソナライズが表示されます。UTM パラメータによるターゲティングのもう 1 つの用途は、ユーザーが最初に訪問するランディング ページではなく、サイト内のその他のページにテストやパーソナライズを表示する場合です。

例 1
 
www.example.com/home.html でオプティマイズのテストまたはパーソナライズを実行し、www.example.com/home.html を訪問した時点の URL に utm_campaign=spring_sale が含まれているユーザーをターゲットに設定します。ユーザーが他へ移動し、その後、再びこのページを訪問した場合(URL に utm_campaign=spring_sale が設定されていない状態)でも、引き続き同じエクスペリエンスが表示されます。
例 2
 
www.example.com/checkout.html でテストまたはパーソナライズを実行します。www.example.com/home.html を訪問した時点で URL に utm_campaign=spring_sale が含まれており、その後、自分で www.example.com/checkout.html に移動したユーザー(URL に utm_campaign=spring_sale が含まれていない)にテストやパーソナライズを表示できます。

UTM パラメータ値が保持される仕組み

オプティマイズでは、ユーザーがウェブサイト内を移動した場合でも UTM キャンペーン パラメータが保持されます。

オプティマイズで使用する Cookie の種類について詳しくは、アナリティクス デベロッパー サイトをご覧ください。

同じセッション

ユーザーがランディング ページを訪問し、いずれかのキャンペーン ターゲットに該当する場合、そのユーザーが他のページへ移動し、再びランディング ページを訪れた場合にも、同じエクスペリエンスが表示されます。

キャンペーンをターゲットにしたテストをランディング ページ以外で実行する場合、その他すべてのターゲティング条件を満たしていれば、キャンペーン情報が保持され、そのページを訪れたときに、作成したエクスペリエンスが適用されます。ランディング ページを対象とするエクスペリエンスがない場合も同様です。

異なるセッション間

ユーザーが別のセッションでランディング ページを再訪問した場合、キャンペーン パラメータが割り当てられた最初の訪問から 24 時間以内であれば、同じエクスペリエンスが表示されます。つまり、UTM パラメータは異なるセッション間で保持維されます。

エクスペリエンスを実行しているページを別のセッションで再訪問した場合、最初の訪問から 24 時間以内であれば、そのユーザーには同じエクスペリエンスが表示されます。2 回目に訪問したとき、URL にキャンペーン パラメータが設定されない場合も同様です。

注: URL に同じキャンペーン パラメータが設定されたユーザーがページを再訪問した時点で、24 時間タイマーがリセットされます。

UTM パラメータの保持が開始されるタイミング

UTM パラメータによるターゲティングでは、オプティマイズがインストールされ、エクスペリエンスが有効(実行中または実行予定)であり、UTM パラメータがターゲットであるウェブページをユーザーが訪問した時点から、UTM パラメータの保持が開始されます。つまり、utm_campaign をターゲットにしたエクスペリエンスを作成し、そのサイトを訪問したユーザーの utm_campaign パラメータが空でない場合に、パラメータの保持が開始されます。

注: パラメータの保持を開始するにあたり、サイト訪問者が特定の条件を満たす必要はありません。たとえば、オプティマイズのエクスペリエンスが utm_campaign=spring_sale をターゲットにしている場合、UTM クエリ パラメータにかかわらず、このコンテナのページを訪れたすべてのユーザーについて、同じ UTM パラメータが保持されます。クエリ パラメータが一致している必要はありません。

Google 広告をターゲットにする場合、Google 広告 ID を保持するには、訪問者がいずれかのエクスペリエンスで指定したターゲット条件を満たしている必要があります。

UTM パラメータの保持が終了するタイミング

ユーザーの UTM キャンペーンは、そのキャンペーン タイプに起因する前回の訪問から 24 時間たった時点でリセットされます。ユーザーが別の広告キャンペーン(utm_campaign)からいずれかのページを訪問した場合、該当する最後のキャンペーン パラメータが更新されます。

キャンペーン値が設定された状態でサイトを最後に訪問してから 24 時間たつと、そのキャンペーンのエクスペリエンスが表示されなくなります。ユーザーが同じキャンペーンからサイトを 24 時間以内に再訪問した場合は、そのキャンペーンの期限がさらに 24 時間延長されます。

ユーザーが同じタイプの別のキャンペーンからサイトを訪れた場合は、キャンペーンのエクスペリエンスが表示されなくなります。UTM パラメータによるターゲティングでは、utm_campaign クエリ パラメータが空白でない状態でユーザーがサイトを訪問したときに、この状況が発生します。

該当するキャンペーン タイプのエクスペリエンスがすべて停止された後も、キャンペーン タイプの最後の値は、最大 24 時間クライアント ストレージに保存されます。

例 1
 
エクスペリエンス Autm_campaign=a をターゲットとし、エクスペリエンス B が utm_campaign=b をターゲットとしている場合、utm_campaign=a が設定されている訪問者にはエクスペリエンス A が表示されます。10 分後、エクスペリエンス A のユーザーが新しいキャンペーン(utm_campaign=b)からサイトを訪問した場合、それ以降はエクスペリエンス A が表示されず、代わりにエクスペリエンス B が表示されます。
例 2
 
エクスペリエンス B の対象ユーザーがサイトから離れ、2 分後に(UTM パラメータが何も設定されていない状態で)サイトを再訪問した場合、以前のキャンペーンが保持されるため、エクスペリエンス B が表示されます。

UTM パラメータをターゲットに設定する

オプティマイズのエクスペリエンスで、UTM パラメータをターゲットに設定する方法は次のとおりです。

  1. エクスペリエンスを作成します。
  2. ターゲティング方法として [UTM パラメータ] を選択します。
  3. UTM パラメータを設定します。

オプティマイズの UTM パラメータによるターゲット設定のメニュー

UTM パラメータの設定

次に、UTM パラメータの設定を入力します。

  1. 変数 - デフォルトで utm_campaign が選択されています。

  2. マッチタイプ - デフォルトでは [次と等しい] が選択されています。

  3. - ターゲットにする UTM パラメータの値を入力します。

オプティマイズの UTM パラメータによるターゲット設定

上記のスクリーンショットでは、次の条件で UTM パラメータが設定されています。

 

変数 マッチタイプ
utm_campaign 次と等しい spring_sale

 

次のような場合に、この条件は true と評価されます。

  • 最初に一致する(エスケープ処理されていない)utm_campaign の値が spring_sale に等しい。

次のような場合に、この条件は false と評価されます。

  • spring_sale に等しい utm_campaigns がない。

ルールの確認

オプティマイズでは、URL を入力し、設定した条件に該当するかどかを確認できます。ブラウザのアドレスバーに表示されている URL 全体をコピーして、[URL を入力] ボックスに貼り付け、[追加] をクリックします。上記で作成した条件が URL に適用される場合は、隣に緑色のチェックマークが表示されます。指定の URL に条件が適用されない場合は、斜線付きの赤いサークルが表示されます。

通常のウェブサイト(http://)と SSL ウェブサイト(https://)の訪問者に条件を適用するには、条件作成ツールの [または…] ボックスに 2 番目の URL(SSL ウェブサイトの URL)を追加します。これで、作成した条件が両方の URL の訪問者に適用されます。

マッチタイプ

UTM パラメータによるターゲティングでは、次のマッチタイプを使用できます。

次と等しい / 次と等しくない

UTM パラメータのすべての文字(先頭から末尾まで)が入力値と完全に一致する場合、指定した条件が true と評価されます。条件に [次と等しくない] を指定すると、utm_campaign が入力値と等しくない場合に true と評価されます。

例 1:

キャンペーン ターゲティングを使用して、spring_sale UTM パラメータが設定された訪問者をターゲットに設定:

変数 マッチタイプ
utm_campaign 次と等しい spring_sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=spring_sale
変数 マッチタイプ
utm_campaign 次と等しくない spring_sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=summer_sale
  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=holiday_sale
  • https://www.example.com/store/landing.html

例 2:

キャンペーン ターゲティングを使用し、いずれかの UTM パラメータが設定された訪問者をターゲットに設定:

変数 マッチタイプ
utm_campaign 次と等しくない 未定義

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=winter
  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=summer

false と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing.html

次を含む / 次を含まない

マッチタイプ [次を含む] は「部分一致」とも呼ばれ、指定した値が URL のどこか一部に含まれていれば true と評価されます。[次を含む] は、複数の URL に含まれる UTM パラメータをターゲットにする場合に役立ちます。

例:

変数 マッチタイプ
utm_campaign 次を含む spring_sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=spring_sale_na
  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=spring_sale_emea
  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=spring_sale_apac
変数 マッチタイプ
utm_campaign 次を含まない spring_sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=summer_sale
  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=holiday_sale
  • https://www.example.com/store/landing.html

次で始まる / 次で始まらない

マッチタイプ [次で始まる] では、指定した文字列がその最後の文字まで含めて、クエリ文字列の先頭と完全に一致する場合に true と評価されます。クエリ パラメータの大部分は変化せず、除外したい文字列が末尾に含まれる可能性がある場合に、このマッチタイプを使用します。

例:

変数 マッチタイプ
utm_campaign 次で始まる spring_sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=spring_sale_na
変数 マッチタイプ
utm_campaign 次で始まらない spring_sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=summer_sale

次で終わる / 次で終わらない

入力した値と URL の末尾が完全に一致するとき、true と評価されます。sale で終わる utm_campaigns をターゲットに設定できます。

例:

変数 マッチタイプ
utm_campaign 次で終わる sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=spring_sale
変数 マッチタイプ
utm_campaign 次で終わらない sale

true と評価される URL:

  • https://www.example.com/store/landing?utm_campaign=summer_sale

演算子

OR

URL 構成が複数あるようなページをターゲットに設定する場合に、OR 演算子を使用します。OR 演算子を使用した条件は、いずれかの値が満たされた場合に true と評価されます。OR 演算子で結合すると、URL によるターゲティング ルールに別の値を追加できます。URL ターゲティングの場合、URL を入力して Enter キーを押すと、その URL に OR 演算子が自動的に追加されます。URL を入力して Enter キーを押すだけで、引き続き OR 演算子で結合された条件を設定できます。

例:

utm_campaign=spring_sale または spring_email からウェブサイトを訪れたユーザーをターゲットにするには、[値] フィールドに 2 つのキャンペーンを入力してルールを作成します。Enter キーを押すと、OR 演算子が自動的に追加されます。

変数 マッチタイプ
utm_campaign 次と等しい spring_sale または... spring_email

 

個々の条件内で OR 演算子を使用することは可能ですが、OR 演算子を使用して、複数の条件を組み合わせることはできません。たとえば、「パス 次と等しい /store OR /shop」という条件を作成することは可能ですが、「パス 次と等しい /store OR ホスト 次と等しい example.com」のように、複数の条件を OR でつなぐことはできません。

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