オプティマイズには、最高のパフォーマンスでウェブサイト エクスペリエンスを利用するための数多くの機能が含まれています。これには、プレビュー モード、インストール診断、ビジュアル エディタ診断、Google Tag Assistant などがあり、測定タグの実装を検証できます。
オプティマイズ デバッガには、パターンのデバッグとライブテストのデバッグという 2 つの重要なトラブルシューティング機能が追加されています。デバッガを使用すると、ターゲティング ルールのステータスを確認でき、より予測可能な結果を高精度で得ることができます。デバッガでは、正確にどのルールが true または false と評価されたかを確認できるため、ウェブサイト エクスペリエンスのトラブルシューティングにも役立ちます。
用語の確認
オプティマイズのテストをデバッグする前に、次の用語を理解している必要があります。
- プレビュー: パターンやカスタマイズへの変更をプレビューする機能です。
-
変更: 変更は、オプティマイズのビジュアル エディタの変更リスト上の 1 つの記録であり、ウェブサイト上で DOM が 1 つ変更されたことを示します。
詳しくは、オプティマイズの用語集でご確認ください。
仕組み
ウェブサイト エクスペリエンスをトラブルシューティングするにあたり、オプティマイズの技術的な仕組みを理解しておくと役立ちます。オプティマイズ ランタイムは、JavaScript にコンパイルされたコンテナタグ構造上に構築され、テストを開始したときにウェブサイトで実行されます。オプティマイズには、テストに関する技術的な詳細を確認できる 2 つのデバッグモードがあります。
パターンをデバッグする
パターン デバッガを使用すると、ウェブサイト エクスペリエンスの利用を開始したときにパターンがどのように実行されるのかを正確に把握できるため、ウェブサイト エクスペリエンスの試行や改善に役立ちます。パターンを作成したら、パターンの行を見つけて [プレビュー] > [デバッグ] の順にクリックすることで、デバッグ情報にアクセスできます。画面の下部で [エクスペリエンスのプレビュー] パネルが開き、ウェブサイト エクスペリエンス関連の情報が表示されます。
上記の例では、ウェブサイト エクスペリエンスのプレビューのデバッガによって次のことがわかります。
- これは A/B テストです。
- テスト ID は
_Djiouwhrdoiwhdrjwdfnj
です。
さらに、デバッガはテストが適用されなかったことを示しており、続いてターゲティング ルールの結果が表示されています。
- 🚫 オペレーティング システムが Windows に等しい – 失敗。
- ✅ URL に https://www.acmeshoes.com/ が含まれる – 成功。
- 🚫 ブラウザが Chrome に等しい – 失敗。
ライブテストをデバッグする
パターンだけではなく、ライブテストのデバッグも可能です。ライブ デバッグでは、パターンをデバッグするのではなくテスト全体をデバッグするという点を除いて、パターンのデバッグ(上記参照)と同じように機能します。ライブ デバッグは、コンテナ内で実行中のすべて(非表示のものを含む)のテストをデバッグする機能です。オプティマイズなしでウェブサイトにアクセスした状態と同じです。
ライブテストをデバッグするには、エクスペリエンスのヘッダーの [もっと見る] > [リアルタイムでデバッグする] をクリックします。
画面のサンプルを次に示します。
上記の例では、ライブテストのデバッグにより、さらに多くの情報が得られています。
- Activation イベントを使用しています: gtm.load
- ページには 2 つの実行中のイベントがあります。
- 最初のテストがこのイベントに適用されています。
- 2 個目のウェブサイト エクスペリエンスがイベントに適用されませんでした。
詳しくは、ヘルプセンターのトラブルシューティング セクションと以下の関連記事を参照してください。