オプティマイズの目標の紹介

テストの主な設定について学びます。

目標はテストを作成するうえで欠かせない要素です。目標により、パターンのパフォーマンスや、リーダーを選ぶために使用される統計モデルが決まります。

この記事の内容:

この記事では、オプティマイズで使用できる目標のタイプとその設定方法に加え、テストと副目標の違いやオプティマイズで利用できる 3 つの目標のタイプについて説明します。

事前の準備

オプティマイズでテスト目標を設定するには、次が必要です。

  1. オプティマイズのアカウントとコンテナ
  2. オプティマイズ プラグインを追加したウェブサイト
  3. 新しい、下書き状態のテスト
  4. パターン(最低でも 1 種類)

目標を作成したり設定したりするには、次が必要です。

目標

テストの目標とは、最適化の対象のことで、具体的にはウェブサイトが持つなんらかの機能性を指します。一般的な「目標」としては、パブリッシングを行うウェブサイトではページビュー数や購読登録数、e コマースサイトでは収益やコンバージョン数などがあります。

オプティマイズには、システム、アナリティクスの目標、カスタムの 3 つのタイプの目標があります。目標の追加は、オプティマイズのテスト詳細ビュー内の設定カードで行います。

目標を選択する

テストを実施するには、テストの目標を選択する必要があります。テストの目標は、テストでリーダーが見つかったかどうかを判断するために使用されます。テストの目標に加えて、副目標をテストに設定することができます。副目標では、他の指標に対してテストを測定できますが、リーダーが見つかったときに通知することはありません。

テストの目標を選択するには:

  1. [目標] タブに移動します。
  2. [テスト目標を追加] を選択し、プルダウン リストから目標を追加するか、カスタム目標を作成します。
  3. (省略可)[+ 目標を追加] を選択して、副目標を追加します。
  4. (省略可)説明と仮説を追加します。
  5. [保存] をクリックします。
Optimize experiment configuration – objectives tab.

目標の制限

オプティマイズでは、1 回のテストに事前に選択された目標を最大 3 つ使用して、オプティマイズ レポートでその目標のデータを確認できます。オプティマイズ 360 では、テストごとに合計 10 個の副目標を選択できます。さらに、オプティマイズ 360 では、テストが開始された後に、システム目標とアナリティクス目標をテスト結果レポートに追加することができます。

詳しくは、オプティマイズとオプティマイズ 360 の比較をご覧ください。

目標のタイプ

オプティマイズは以下の目標のタイプをサポートしています。この記事ではそれぞれについて説明します。

  • システム目標
  • Google アナリティクスの目標
  • カスタム目標

システム目標

システム目標は、テストでよく使用される共通の目標です。オプティマイズでは、すべてのテストでシステム目標が利用可能です。

システム目標のタイプ

目標 タイプ 説明
ページビュー数 システム 閲覧されたページの合計数です。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。
セッション継続時間 システム セッションの長さ(秒数)。活動が行われている間はセッションが継続します。
直帰数 システム 訪問ユーザーが 1 ページだけ閲覧して、すぐに離脱した回数です。
トランザクション数 システム サイトで行われた合計購入数です。
収益 システム ウェブ e コマースまたはアプリ内トランザクションによる総収益です。設定によっては、税金と配送料も含まれます。
AdSense のインプレッション数 システム ウェブサイトで広告が表示されるたびに、その広告の数が AdSense 広告表示回数としてカウントされます。たとえば、2 つの広告ユニットを含むページが 1 回表示された場合、インプレッション数は「2」となります。
クリックされた AdSense 広告 システム AdSense 広告がサイトでクリックされた回数です。
AdSense 収益 システム AdSense 広告で得られた推定収益額です。

トランザクションと収益は、リンクされたアナリティクス ビューが e コマースで有効になっている場合にのみ使用できます。詳しくは、アナリティクス ビューで e コマースを有効にする方法についての記事をご覧ください。

AdSense のシステム目標(インプレッション数、クリックされた広告、収益など)は、リンクされたアナリティクス ビューが AdSense にもリンクされている場合にのみ使用できます。詳しくは、AdSense とアナリティクスの統合を管理するをご覧ください。

アナリティクスの目標

リンクされたアナリティクス ビューの目標は、テスト目標として使用するためにオプティマイズにインポートされます。オプティマイズでアナリティクスの目標の詳細を表示するには、リンクされたアナリティクス ビューへの少なくとも表示と分析の権限が必要です。リンクされたアナリティクス ビューへのアクセス権のないユーザーでも、アナリティクスの目標をテストで設定できますが、目標名などの詳細は見ることはできません。

カスタム目標

システム目標と Google アナリティクスの目標に加えて、オプティマイズで直接カスタム目標を作成することもできます。カスタム目標を使用すると、その場でテスト目標を作成できます。カスタム目標は、Google アナリティクスやシステム目標ではテストの目標を取得できない場合に適しています。

カスタム目標のタイプ

オプティマイズは、以下のカスタム目標のタイプをサポートしています。

イベント目標 - ページビューとは独立したユーザー操作(または「イベント」)をトラッキングするアナリティクスの指標。たとえば、動画の再生やファイルのダウンロードなどです。イベント目標には、次のいずれかの変数(URL を除く)が含まれている必要があります。

  • イベント カテゴリ
  • イベント アクション
  • イベントラベル
  • イベント値
  • URL

ページビュー目標 - 特定のウェブページのページビュー数。URL 変数は、カスタムのページビュー目標を設定するときに使用されます。

カスタム目標を作成する

カスタム目標を作成するには:

  1. [目標] タブに移動します。
  2. [テスト目標を追加] を選択します。
  3. プルダウン リストから [カスタム目標を作成] を選択します。
  4. 目標タイプ(「イベント」や「ページビュー」など)を選択します。
  5. 以下を選択してルールを作成します。
    1. 変数
    2. マッチタイプ(例:「等しい」)
  6. (省略可)プラス(+)を選択してルールを追加します。
  7. カウント方法を選択します(例: セッションごとに 1 回)。
  8. (省略可)ルール チェッカーで [ルールを確認] をクリックします。
  9. [保存] をクリックします。

Optimize objective configuration screenshot

マッチタイプ

: カスタム目標のマッチタイプは大文字と小文字を区別しません。
  • 等しい - ルールのすべての文字(最初から最後の文字まで)が入力値と完全に一致している場合、指定した条件が true と評価されます。
  • 次で始まる - 先頭の文字列(最初から最後の文字まで)が指定した文字列と一致するとき、true と評価されます。
  • 正規表現 - 特殊文字を使ってワイルドカードを有効にしたり、柔軟なマッチングを行ったりすることができます。
  • より大きい - ヒット値が指定した値より大い場合に、条件が true と評価されます。
  • より小さい - ヒット値が指定した値より小さい場合に、条件が true と評価されます。

演算子

追加ルールは AND 演算子を使用し、すべての値が満たされた場合に true と評価されます。

カウント方法

カスタム目標を設定する際は、次のいずれかの方法を選択します。

  • セッションごとに 1 回 - アクションが複数回発生した場合でも、セッションごとにヒットを 1 回のみカウントします。1 回の固有アクションのみがお客様のビジネスに貢献する場合に、この方法を選択してください。たとえば、お問い合わせフォームは複数回記入されても一般的に 1 回分の価値しかないため、セッションごとに 1 回のみカウントすればよいでしょう。
  • セッションごとに複数回 - セッションでアクションが発生するたびにヒットをカウントします。たとえば、「Video」と等しいカテゴリが含まれるすべてのイベントヒットの場合です。販売など、一つひとつのアクションがお客様のビジネスに貢献する可能性がある場合に、この方法を選択してください。

選択したカウント方法によって、テストでリーダーを決定するために使用される統計モデルが決まります。

ルール チェッカー

カスタム目標を作成する際に指定する値は、リンクされたアナリティクス ビューの値と一致する必要があります。有効なカスタム目標を設定できるように、リンクされたアナリティクス ビューのセッションと設定が一致しているかどうかが表示されます。ルール チェッカーは、リンクされたアナリティクス ビューの過去 7 日間のデータを自動的にチェックし、設定された目標の結果を返します。ルールのチェックには、すでにテストに適用されている目標設定は考慮されません。

ルール チェッカーが 0 のセッション数を返す場合、設定が有効でないことを示している可能性があります。カスタム目標を保存する前に、カスタム目標の目標値を再度確認することをおすすめします。

権限

アナリティクスとオプティマイズの権限に基づいて、オプティマイズで表示できるものが決まります。

ルール チェッカーを使用するには、リンクされたアナリティクス ビューへの表示アクセス権が必要です。その権限がない場合は、グレーで表示されます。リンクされたアナリティクス ビューの管理者に連絡して、そのビューへの表示アクセス権について確認してください。

アナリティクスの権限: アナリティクスの目標とカスタム目標の詳細を表示するには、少なくともリンクされたアナリティクス ビューへの表示アクセス権が必要です。

オプティマイズの権限: カスタム目標がテストに使用されたことや目標の設定を確認するためには、オプティマイズ コンテナへの表示アクセス権が必要です。

その他の考慮事項

特定の e コマースやサイト運営者の指標をオプティマイズで目標として使用する場合は、オプティマイズ アプリバーでその他アイコン(その他)、[フィードバックを送信] か [ユーザー フォーラム] の順に選択します。

新機能について詳しくは、オプティマイズのリリースノートをご覧ください。

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