ファースト パーティ Cookie によるターゲティング

ユーザーのブラウザのファースト パーティ Cookie 値によりターゲット設定を行います。

オプティマイズでは、ユーザーがウェブサイトからファースト パーティ Cookie を発行されているかどうかを確認し、その情報をターゲティング ルールに使用できます。

この記事の内容:

ファースト パーティ Cookie によるターゲティングの利用事例

Cookie によるターゲティングは、ユーザー ログインの有無を確認するためによく使用されますが、ユーザーのブラウザに発行したファースト パーティ Cookie の値を取得する目的でも利用できます。特定の Cookie 値にターゲティングされているテストでは、オプティマイズがユーザーのブラウザのファースト パーティ Cookie を確認して、特定のユーザーをターゲティングできるようにします。

注: 同名の Cookie が同じドメイン内で複数のパスや複数レベルのドメインにデプロイされている場合、最初の値が選択されます。これは、同じページ内で document.cookie を呼び出した場合に最初の値が設定されるのと同じです。

例: ログインしているユーザーをターゲティングする

ユーザーがウェブサイトにログインしているかどうかを確認して、ログインしているユーザーにのみテストパターンを配信するルールを作成するには、カスタム変数を作成する必要があります。

ステップ 1: カスタム変数を作成します

  1. テストを作成または編集します。
  2. [ターゲティング] タブをクリックします。
  3. [AND] をクリックして、新しいターゲティング ルールを追加します。
  4. ルールの種類として [ファースト パーティ Cookie] をクリックします。
  5. [変数]、[新規作成...] の順にクリックします。
    1. 必要に応じて、既存の変数をクリックして編集します。
  6. Cookie 名を入力します(例: logged_in)。
    1. Cookie の値を URI エンコードする場合、必要に応じて、URI デコード Cookie チェックボックスをオンにします(詳細)。
  7. 変数に名前を付けます。名前は具体的でわかりやすいものにしてください(例: Logged in cookie)。
  8. [変数を作成] をクリックします。

Optimize

ステップ 2: カスタム変数を使用した条件を設定します

カスタム変数を作成すると、それがオプティマイズの新しいターゲティング条件に追加されます。マッチ タイプや値を追加して、条件を完成させます。この例では、以下の条件を作成して [保存] をクリックします。

変数 マッチ タイプ
Logged in cookie 次の値に等しい true

Optimize first-party cookie targeting condition builder.

Logged in cookie 変数は、logged_in という名前が付いた最初のブラウザの Cookie 値を返します。

次のような場合に、この条件は true と評価されます。

  • logged_in cookie の値が true である。

次のような場合に、この条件は false と評価されます。

  • logged_in cookie の値が false である。

URI エンコードの Cookie 値について

Cookie の値を URI エンコードする場合、ルールの作成時に [URI デコード Cookie] チェック ボックスをオンにします。これにより、Cookie 値に任意の文字列を安全に保存することができます。たとえば、a=b という Cookie 値を保存する場合、等号(=は無効な Cookie 値であるため、a%3Db として URI エンコードします。

マッチ タイプ

クエリ パラメータ ターゲティングでは、以下のマッチ タイプを使用できます。

次の値に等しい / 等しくない

クエリ パラメータのすべての文字(先頭から最後まで)が入力値と完全に一致している場合、指定した条件が true と評価されます。条件に [次の値に等しくない] を指定すると、クエリ パラメータが入力された値に等しくないときに true と評価されます。

例:

変数 マッチ タイプ
Logged in cookie 次の値に等しい true

logged in cookie の値が true のときに、true と評価されます。

 

変数 マッチ タイプ
Logged in cookie 次の値に等しくない true

logged in cookie の値が false のときに、true と評価されます。

次の値を含む / 含まない

マッチ タイプ [次の値を含む] は「部分一致」とも呼ばれ、長い文字列に含まれる一部の文字を対象とすることができます。[次の値を含む] は、複数の URL に使用されている特定のクエリ文字列パラメータを対象とするときに便利です。

例:

変数 マッチ タイプ
page 次の値を含む 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=4
変数 マッチ タイプ
page 次の値を含まない page=4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=2

次の値に先頭が一致する / 一致しない

マッチ タイプ [次の値に先頭が一致する] は、指定した文字列の最後の文字まで含めてクエリ文字列の先頭が一致するとき、true と評価されます。クエリ パラメータの大部分は変化せず、末尾に比較から除外したい文字列が追加される可能性がある場合、マッチ タイプ [次の値に先頭が一致する] を使用します。

例:

変数 マッチ タイプ
page 次の値に先頭が一致する 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=4
変数 マッチ タイプ
page 次の値に先頭が一致しない 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=2

 

次の値に末尾が一致する / 一致しない

URL の値の末尾が入力された値と完全に一致するとき、true と評価されます。たとえば、ショッピング カートのページで URL の末尾が /thankyou.html をテストするときに [次の値に最後が一致する] を使用します。

例:

変数 マッチ タイプ
page 次の値に末尾が一致する 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=24
変数 マッチ タイプ
page 次の値に末尾が一致しない 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=42

次の正規表現に一致する / 一致しない

正規表現では特殊文字を使用して、ワイルドカードを有効にしたり、柔軟なマッチングを行ったりすることができます。正規表現による照合は、同じウェブページに対して URL のステムや末尾のパラメータが変化することがある場合に便利です。多数のサブドメインからユーザーが訪問してくるサイトで、URL にセッション ID を含めている場合、正規表現を使用すると URL の不変の部分を指定できます。

例:

変数 マッチ タイプ
page 次の正規表現に一致する checkout.cgi\?page=1

次の場合に true と評価されます。

  • http://sports.example.com/checkout.cgi?page=1&id=123
  • http://fishing.example.com/checkout.cgi?page=1&lang=en&id=123
変数 マッチ タイプ
page 次の正規表現に一致しない checkout.cgi\?page=1

次の場合に true と評価されます。

  • http://sports.example.com/checkout.cgi?page=2&id=123

演算子

AND

複数のルールをすべて満たすパターンを対象に設定する場合に、AND 演算子を使用します。AND 演算子を使用した条件は、すべての値が満たされた場合にのみ true と評価されます。

例:

タブレットから nexus を検索しているユーザーをターゲットに設定するには、2 つのルールを作成し AND 演算子で結合します。

クエリ パラメータによるターゲティング ルール:

変数 マッチ タイプ
search query 次の値に等しい nexus

ユーザーの環境によるターゲティング ルール:

変数 マッチ タイプ
Device Category 次の値に等しい tablet

OR

URL 構成が複数あるようなページをターゲットに設定する場合に、OR 演算子を使用します。OR 演算子を使用した条件は、いずれかの値が満たされた場合に true と評価されます。OR 演算子で結合すると、URL によるターゲティング ルールに別の値を追加できます。URL ターゲティングの場合、URL を入力して Enter キーを押すと、その URL に OR 演算子が自動的に追加されます。URL を入力して Enter キーを押すだけで、引き続き OR 演算子で結合された条件を設定できます。

例:

ウェブサイトでの nexus または chromecast に対する検索をターゲットにするには、[値] 項目に 2 つの検索文字列を指定してルールを作成します。Enter キーを押すと、OR 演算子が自動的に追加されます。

変数 マッチ タイプ
search query 次の値に等しい nexus or... chromecast

 

個々の条件内で OR 演算子を使用することは可能ですが、OR 演算子を使用して、複数の条件を組み合わせることはできません。たとえば、「パス 次と等しい /store OR /shop」という条件を作成することは可能ですが、「パス 次と等しい /store OR ホスト 次と等しい example.com」のように、複数の条件を OR でつなぐことはできません。

 

 

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