JavaScript 変数によるターゲティング

JavaScript 変数値に基づいてページをターゲットに設定します。

ウェブページのソースコード内で対象とする値が JavaScript 変数の形式で検出できる場合、このタイプのターゲティングを使用します。

この記事の内容:

JavaScript 変数によるターゲティングの利用事例

製品、カート、ページの詳細など、JavaScript 変数に格納されている情報は少なくありません。JavaScript 変数によるターゲティングを利用すると、オプティマイズではこれらの値に基づいたテストを実行できます。

JavaScript 変数によるターゲティングをご利用いただく前に、以下の点も検討してみてください。

情報が存在する場所 利用するターゲティング
URL URL によるターゲティング
URL クエリ パラメータ クエリ パラメータによるターゲティング
データレイヤー データレイヤー変数によるターゲティング

必要な情報が JavaScript 変数からしか取得できない場合は、JavaScript 変数によるターゲティングを利用します。ただし、参照する JavaScript 変数が削除された場合、または変数の名前が変わった場合は、ターゲティング条件は機能しなくなります。そのため、別のターゲティング ルールでは不十分な場合にのみ JavaScript 変数によるターゲティングを利用することをおすすめします。

: ユーザー定義 JavaScript はすべて、該当ページの <HEAD> 内のオプティマイズ コンテナ スニペットよりも前で定義する必要があります。オプティマイズ スニペットの後で定義された JavaScript は、ページの読み込みの際にターゲットとして利用できません。詳しくは、オプティマイズ スニペットの配置をご確認ください。

例: カートの金額が $90~$100 のユーザーをターゲットにする

送料無料のキャンペーンが適用される状態で、カートに $90~$100 分の商品が入っているユーザーをターゲットに設定するとします。前提条件は次のとおりです。

  • 送料が無料となる最小購入額は $100。
  • ユーザーのカートの金額をご購入手続きページの変数に格納している。

この場合にターゲティング ルールを作成するには、まずカスタム変数を作成し、次にそれを使用した条件を設定します。

ステップ 1: カスタム変数を作成する

  1. テストを作成または編集します。
  2. [ターゲティング] タブをクリックします。
  3. [AND] をクリックして、新しいターゲティング ルールを追加します。
  4. [JavaScript 変数] をクリックします。
  5. [変数]、[新規作成...] の順にクリックします。
    1. 必要に応じて、既存の変数をクリックして編集します。
  6. [データレイヤ変数名] を入力します(例: cartTotal)。
  7. [変数名] を入力します(例: カートの合計値)。
  8. [変数を作成] をクリックします。

Optimize JavaScript variable targeting - configuration.

: 変数名は、オブジェクトにネストした形にすることも可能です(例: myApp.data.cartTotal)。

ステップ 2: カスタム変数を使用した条件を設定する

カスタム変数を作成すると、それがオプティマイズの新しいターゲティング条件に追加されます。マッチタイプや値を追加して、条件を完成させます。この例では、JavaScript 変数を使用した 2 つの条件を AND 演算子で結合しています。保存するには [保存] をクリックします。

条件 1:

変数 マッチ タイプ
カートの合計値 次の値を上回る 90

Optimize JavaScript variable targeting - condition builder 1

条件 2:

変数 マッチ タイプ
カートの合計値 次の値を下回る 100

Optimize JavaScript variable targeting - condition builder 2.

変数 cart_total は、ユーザーのショッピング カートの金額の値を返します。ユーザーのショッピング カートに $90~$100 分の商品が入っている場合、先ほどのターゲティング条件は true と評価されます。

次のような場合に、この条件は true と評価されます。

  • 変数「カートの合計値」の値が 90 よりも大きい、かつ 100 よりも小さい。

次のような場合に、この条件は false と評価されます。

  • 変数「カートの合計値」の値が 90 より大きくない、または 100 より小さくない。

マッチタイプ

JavaScript 変数によるターゲティングでは、次のマッチタイプを利用できます。

次の値に等しい / 等しくない

先頭から末尾までのすべての文字が、条件に入力された値に完全に一致しているとき、true と評価されます。条件に [次の値に等しくない] を指定すると、変数が入力された値に等しくないときに true と評価されます。

例:

変数 マッチ タイプ
カートの合計値 次の値に等しい 100

カートの合計値が 100 のときに、true と評価されます。

 

変数 マッチ タイプ
カートの合計値 次の値に等しくない 100

カートの合計値が 100 以外のときに、true と評価されます。

次の値を含む / 含まない

マッチ タイプ [次の値を含む] は「部分一致」とも呼ばれ、長い文字列に含まれる一部の文字を対象とすることができます。[次の値を含む] は、複数の URL に使用されている特定のクエリ文字列パラメータを対象とするときに便利です。

例:

変数 マッチ タイプ
ページ 次の値を含む 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=4
変数 マッチ タイプ
ページ 次の値を含まない page=4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=2

次の値に先頭が一致する / 一致しない

マッチタイプ [次の値に先頭が一致する] は、指定した文字列の最後の文字まで含めて先頭の文字列が一致するとき、true と評価されます。

例:

変数 マッチ タイプ
ページ 次の値に先頭が一致する 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=4
変数 マッチ タイプ
ページ 次の値に先頭が一致しない 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=2

次の値に末尾が一致する / 一致しない

変数の値の末尾が入力された値と完全に一致するとき、true と評価されます。

例:

変数 マッチ タイプ
ページ 次の値に末尾が一致する 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=24
変数 マッチ タイプ
ページ 次の値に末尾が一致しない 4

次の場合に true と評価されます。

  • http://www.example.com/member.cgi?id=9&page=42

次の正規表現に一致する / 一致しない

正規表現では特殊文字を使用して、ワイルドカードを有効にしたり、柔軟なマッチングを行ったりすることができます。正規表現による照合は、同じウェブページに対して URL のステムや末尾のパラメータが変化することがある場合に便利です。多数のサブドメインからユーザーが訪問してくるサイトで、URL にセッション ID を含めている場合、正規表現を使用すると URL の不変の部分を指定できます。

例:

変数 マッチ タイプ
ページ 次の正規表現に一致する checkout.cgi\?page=1

次の場合に true と評価されます。

  • http://sports.example.com/checkout.cgi?page=1&id=123
  • http://fishing.example.com/checkout.cgi?page=1&lang=en&id=123
変数 マッチ タイプ
ページ 次の正規表現に一致しない checkout.cgi\?page=1

次の場合に true と評価されます。

  • http://sports.example.com/checkout.cgi?page=2&id=123

演算子

AND

複数のルールをすべて満たすパターンを対象に設定する場合、AND 演算子を使用します。AND 演算子を使用した条件は、すべての値が満たされた場合にのみ true と評価されます。

例:

タブレットから nexus を検索しているユーザーをターゲットに設定するには、2 つのルールを作成し AND 演算子で結合します。

クエリ パラメータによるターゲティング ルール:

変数              マッチ タイプ
検索クエリ 次の値に等しい nexus

ユーザーの環境によるターゲティング ルール:

変数 マッチ タイプ
デバイス カテゴリ 次の値に等しい tablet              

OR

OR 演算子は、URL 構成が複数あるようなページをターゲットに設定する場合に便利です。OR 演算子を使用した条件は、いずれかの値が満たされた場合に true と評価されます。OR 演算子で結合すると、URL によるターゲティング ルールに別の値を追加できます。URL をターゲットにする場合、URL を入力して Enter キーを押すと OR 演算子が自動的に追加されます。URL を入力して Enter キーを押すだけで、OR 演算子で結合された条件を設定できます。

例:

ウェブサイトでの nexus または chromecast に対する検索をターゲットにするには、[値] 項目に 2 つの検索文字列を指定してルールを作成します。Enter キーを押すと、OR 演算子が自動的に追加されます。

変数 マッチ タイプ
検索クエリ 次の値に等しい nexus or chromecast

個々の条件内で OR 演算子を使用することは可能ですが、OR 演算子を使用して、複数の条件を組み合わせることはできません。たとえば、「パス 次と等しい /store OR /shop」という条件を作成することは可能ですが、「パス 次と等しい /store OR ホスト 次と等しい example.com」のように、複数の条件を OR でつなぐことはできません。

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