ラベルとは、ニュースサイトのさまざまなセクションの内容を表すためにあらかじめ定義された用語で、Google がコンテンツを分類するためのヒントとして使用されます。世界中でコンテンツの制作が目まぐるしく変化していますが、Google では、ユーザーが必要な情報に簡単にアクセスできる方法を提供していきたいと考えています。
パブリッシャー センターでニュース メディアが選択した適切なタグや、HTML マークアップで適用されたタグに基づいてラベルが適用される場合もあります。システムによって特定のラベルのタイプの対象と判断されたコンテンツに、アルゴリズムに基づいてラベルが適用される場合もあります。
重要: ご自分のサイトに該当しないラベルが適用されていると思われる場合は、Google ニュース チームまでお問い合わせください。Google では、ユーザーが必要とするコンテンツを簡単に選択できるよう、新しいラベルを追加しています。この記事に記載されていないラベルは、アルゴリズムに基づいて適用されます。
ラベルを適用するタイミング
パブリッシャー センターでパブリケーションの記録を表示する際に、サイトのコンテンツやサイト内のセクションのコンテンツに適用するラベルをすべて選択してください。
ラベルを適用する方法はいくつかあります。
- 公開するすべてのコンテンツに適用する場合は、ドメインレベルのラベルを追加します。たとえば、theonion.com であれば、ドメイン全体に「風刺」というラベルを付けます。
- 「意見」セクションや「風刺」セクションを表すには、セクション レベルでラベルを適用します。たとえば、pennlive.com/opinion であれば、pennlive.com 内のそのセクションにのみ「意見」のラベルを付けます。
- 1 つのセクションに複数のラベルを追加するには、そのセクションを繰り返し追加します。
ラベルの種類
重要: これらのラベルは、Google がコンテンツを適切に分類する際に参考としています。Google のアルゴリズムによって無関連と判断された場合、ニュース サーフェスに掲載されるコンテンツにラベルが表示されない可能性があります。
ラベルの種類の例を以下に示します。
「風刺」と指定したニュース メディアには、Google ニュースのパブリケーション名の横に「風刺」ラベルが表示されることがあります。風刺的なコンテンツを主に公開する場合は、ドメインレベルでこのラベルを適用します。このラベルは、サイトの特定のセクション URL に適用することもできます。
このラベルを指定したニュース メディアには、Google ニュースのパブリケーション名の横に「ユーザー生成」と表示されることがあります。ニュース価値の高いユーザー生成コンテンツを主に公開しており、そうしたコンテンツがお客様のサイトで正式な編集審査プロセスを経ている場合は、このラベルをパブリケーションに適用します。このラベルは、サイトの特定のセクション URL に適用することもできます。
このラベルを指定したニュース メディアには、Google ニュースのパブリケーション名の横に「プレスリリース」と表示されることがあります。サイトまたはドメイン内でプレスリリースを主に公開している場合(例: www.kodak.com/lk/en/corp/press_center)は、このラベルをドメインに適用します。このラベルは、サイトの特定のセクション URL に適用することもできます。
「ブログ」と指定したニュース メディアには、Google ニュースのパブリケーション名の横に「ブログ」ラベルが表示されることがあります。ニュース価値の高いブログを主に公開している場合は、このラベルをドメインに適用します。このラベルは、サイトの特定のセクション URL に適用することもできます。
ラベルの追加と管理
ニュース メディアは、作成したコンテンツの種類を Google が識別できるよう、ドメインまたはセクション レベルでこうしたラベルをコンテンツ ラベルに関連付けることができます。コンテンツ ラベルを管理する方法をご確認ください。
コンテンツ ラベルからラベルを削除することはできません。ラベルを削除するには、関連付けられているコンテンツ ラベルを削除する必要があります。コンテンツ ラベルを削除する方法をご確認ください。
ファクト チェック
このラベルは、schema.org の ClaimReview
マークアップで示される、ファクト チェック済みコンテンツを含んだ公開記事に適用されます。たとえば、1 つの記事の中に複数のファクト チェック分析を含むまとめ記事などがこれに該当します。ファクト チェック済みコンテンツを含んだ記事を公開すると、Google ニュースがこのラベルをコンテンツに適用することがあります。「ファクト チェック」ラベルは、主要な記事のファクト チェック コンテンツを見つけるのに役立ちます。
このタグを記事で使用すべきかどうかの判断にあたっては、下記のファクト チェックの基準を使用してください。
- 記事の本文内に、主張や確認事項が特定しやすい形で記載されていて、何を確認し、どのような結論に至ったかが読者にわかりやすく記述されていること。
- 分析で用いた情報源や手法を開示し、一次情報源を引用、参照していること。
- 記事のタイトルに、主張が審査中であること、結論に達していること、または単純に記事の内容がファクト チェック済みコンテンツで構成されていることが示されていること。
- ファクト チェック済みコンテンツを含んだサイトで、複数のファクト チェック記事がマークアップされていること。
上記の ClaimReview
マークアップの条件を満たしていないサイトが見つかった場合、Google はサイトのマークアップを無視する、または Google ニュースからサイトを削除することがあります。
マークアップの使用方法について詳しくは、Google Developers のファクト チェックのページをご覧ください。