地図上の対象物をファイルからインポートする

KML ファイル、スプレッドシート、その他のファイルに保存されている対象物(ライン、シェイプ、場所など)を自分の地図にインポートできます。

レイヤに地図データをインポートする

ステップ 1: 情報を準備する

ファイルのインポート

次のいずれかの形式で情報が保存されていることを確認します。

  • CSV
  • TSV
  • KML
  • KMZ
  • GPX
  • XLSX
  • Google スプレッドシート
  • Google ドライブまたは Google フォトに保存された写真

KML(KMZ を zip 解凍したファイル)の最大サイズは 5 MB です。

CSV ファイルと Google スプレッドシート ファイルでは、どちらも WKT ジオメトリ形式に対応しています。

その他のファイルの最大サイズは 40 MB です。

ファイルの先頭行にタイトルが含まれている必要があります(インポートするデータが写真の場合を除く)。データを適切にインポートするため、次のいずれかの列が存在することを確認してください。

  • 緯度と経度情報
  • 住所
  • 場所の名前
  • WKT 形式のベクター ジオメトリ オブジェクト

行数が 2,000 を超えるファイルはインポートしないでください。一度にインポートできる写真は最大 100 枚です。

CSV ファイルまたは Google スプレッドシートでは、「WKT」という名前の WKT 列に対応しています。

ステップ 2: 情報を地図にインポートする
  1. お使いのパソコンでマイマップにログインします。
  2. 既存の地図を開くか、新しい地図を作成します。
  3. 地図の凡例で、[レイヤを追加] をクリックします。
  4. 新しいレイヤに名前を付けます。
  5. 新しく追加したレイヤで [インポート] をクリックします。
  6. 情報が含まれているファイルまたは写真をアップロードして、[選択] をクリックします。
    1. WKT オブジェクトを使用する場合は、WKT のチェックボックスをオンにして、目印を配置する列を選択します。

既存のレイヤを編集する

マイマップでは、Google スプレッドシートとカンマ区切り値(CSV)を使ってレイヤを再インポートできます。この機能は、データに適用したスタイルを維持したまま更新を行う場合に便利です。

Google スプレッドシートと CSV を使ってレイヤの同期および統合を行う際、いくつかの方法があります。

すべてのアイテムを置き換える

レイヤ内の既存の地図データすべてを削除して、ファイル(Google スプレッドシートや CSV ファイルなど)から地図対象物を置き換えることができます。たとえば、レイヤのコンテンツを、シートの最新の週間地震位置情報で更新しながら、マグニチュード別にスタイルを設定できます。

  1. レイヤで、オーバーフロー メニュー その他 をクリックします。
  2. [再インポートしてマージ] 次の操作 [再インポート] 次の操作 [すべてのアイテムを置換] を選択します。
  3. データを含むファイルを選択またはアップロードしてから、[選択] をクリックします。

ヒント: 以前にデータ列で地図対象物のスタイルを設定した場合は、そのスタイル規則が置き換えられるデータに適用されます。

レイヤの地図データを更新する

レイヤ内の既存の地図データを、別のファイルの地図対象物と一致するよう更新することができます。たとえば、世界各地のユーザーを、シート内の位置情報が更新されるたびにトラッキングできます。各ユーザーのカスタム アイコン、写真、動画はそのまま維持されます。

  1. レイヤで、オーバーフロー メニュー その他 をクリックします。
  2. [再インポートしてマージ] 次の操作 [再インポート] 次の操作 [一致するアイテムを更新] を選択します。
  3. データを含むファイルを選択またはアップロードしてから、[選択] をクリックします。
  4. 対象物に一致するよう、[レイヤデータ] の列および [アップロードしたデータ] の対応する列を選択します。
  5. [完了] をクリックします。

ヒント:

  • 以前にデータ列で地図対象物のスタイルを設定した場合は、そのスタイル規則が置き換えられるデータに適用されます。
  • 元のレイヤにある地図対象物で、新しいファイルと一致しないものはすべて削除されます。
  • 元のレイヤにある地図対象物で、新しいファイルと一致するものはすべて(写真やカスタム スタイルを含む)保持されます。
  • ファイルにある新しい地図対象物はすべて地図に追加されます。
既存のレイヤにアイテムを追加する

シートまたは CSV を使用して、既存のレイヤに新しい地図データを追加できます。これにより、既存のレイヤに地図データが追加されます。

  1. レイヤで、オーバーフロー メニュー その他 をクリックします。
  2. [再インポートしてマージ次の操作 [他のアイテムを追加] を選択します。
  3. データを含むファイルを選択またはアップロードしてから、[選択] をクリックします。
一致するアイテムを統合する

シートまたは CSV 内の一致する列に基づいてデータセットを統合することもできます。たとえば、2 つの異なるファイルが列を共有している場合は、この列を使用して地図上の 2 つのデータセットを統合できます。州コードに基づいて「米国の州」と「選挙結果」のデータセットを統合できます。

  1. 最初のデータセットをインポートするには、レイヤで [インポート] をクリックします。
  2. レイヤで、オーバーフロー メニュー その他 をクリックします。
  3. [再インポートしてマージ] 次の操作 [一致するアイテムをマージ] を選択します。
  4. 一致する列を含む 2 つ目のファイルを選択またはアップロードして、[選択] をクリックします。
  5. 対象物に一致するよう、[レイヤデータ] の列および [アップロードしたデータ] の対応する列を選択します。
  6. [完了] をクリックします。

情報のインポートまたは変更に関する問題

情報を正しくインポートできない場合:

KML ファイルの場合、次のいずれかの情報がインポートされないことがあります。

  • HTML または JavaScript を含む情報バルーン
  • KML ツアー
  • 時間ベースの要素
  • 画像と画面オーバーレイ
  • マルチ ジオメトリ
  • 3D モデル
  • フォルダ

インポート後、WKT 列を変更する際に問題が発生することがあります。

  • WKT 列はインポート時のジオメトリで、テキストベースのものではなくなっています。
  • これらを編集するには、標準のジオメトリ編集ツールを使用します。テーブル エディタでは、住所列を編集する際と同様に WKT 列を編集することはできません。

さらにサポートが必要な場合

次の手順をお試しください。

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