販売者は、この機能を使用して当日配達のバッジおよびアノテーションの対象となるオンライン商品を示すことができます。対象となる無料リスティングにオンライン商品が表示され、Google 全体で当日配達が可能であることが示されます。
Google に配送情報を送信する方法と、Merchant Center のエクスプレス配送に関する説明をご覧ください。
このページの内容
はじめに
- 当日配達に対応している商品を特定します。
- 対象店舗の受付終了時間を確認します。複数のタイムゾーンに対応するために、当日配達サービスを複数設定しなければならない場合があります。タイムゾーンは、ユーザーの現在地ではなく、貴社で指定した Merchant Center の設定に基づきます。
- 配送料を含む料金体系を決定します。現在、追加料金はサポートされていないため、すべての料金を合計して 1 つの配送料として Google に渡すことがベスト プラクティスです(範囲ベースの送料はサポートされています)。
- 店舗ごとに配送範囲を設定します。配送範囲がそれぞれ異なる場合は、別の当日出荷ポリシーを設定するか、広すぎない配送範囲を選択します。
利用条件
以下の条件を満たしている場合、米国内のリスティングで当日配達のアノテーションとバッジを有効にすることができます。
- 貴社のビジネスで、対象商品について当日配達フルフィルメント サービスを実施している必要があります。また、Merchant Center に送信する当日配達の設定が、貴社のウェブサイトの設定と一致している必要があります。
- 当日配達の送料が、貴社のウェブサイトに記載されている送料と一致している必要があります。
- 貴社のリスティングが、米国内で入手可能なものである必要があります。
「当日配達」よりも早い配達のアノテーションの利用条件
上記の利用条件に加えて、当日配達のアノテーションの拡張機能である、「当日配達」よりも早い配達のアノテーションを有効にすることができます。これにより、以下の条件を満たしている場合に、数分以内または数時間以内に配達するサービスを実施していることを Google でアピールできます。
- 貴社のビジネスで、5 分~6 時間以内に配達するサービスを実施している必要があります。
- Google に掲載している商品の在庫の 90% 以上を、5 分~6 時間以内に配達できる必要があります。
この新しいアノテーションの利用を希望される場合は、Merchant Center アカウントの管理者の役割のメールアドレスを使用して、以下を明記の上、faster-than-same-day-interest@google.com までメールでご連絡ください。
- Merchant Center アカウント ID
- 5 分~6 時間以内に配達できることを証明するもの(例: ウェブサイトの配送に関するポリシーのページの URL)
Google は、配送情報の整合性を保つために、「当日配達」よりも早い配達のアノテーションの利用条件を満たしているかどうかを定期的に確認します。貴社のビジネスが「当日配達」よりも早い配達のアノテーションの利用条件を満たさなくなったことが確認された場合、これらのアノテーションは表示されなくなります。
条件を満たしている場合、対象となる商品に「当日配達」オプションまたは「[日付] までにお届け」バッジが表示されます。また、ユーザーが配送予定で絞り込んだ場合、これらの商品は検索結果の上位に表示されます。詳しくは、Merchant Center のエクスプレス配送についてをご確認ください。
手順
オンライン商品リスティングの当日配達を設定する
オンライン商品リスティングの当日配達は、標準配送ポリシー設定を使用して設定できますが、発送準備時間とお届け日数の一部を変更する必要があります。また、同じ「標準配送」の当日配達ポリシーで、お届け日数を使用して当日配達対象地域を含め、それ以外の配送地域を除外することもできます。
新しい配送ポリシーを作成する
- Merchant Center アカウントの左側のパネルで [送料と返品] をクリックします。
- [概要] または [送料と返品] に表示されている最適化案カードをクリックすることもできます。
- [配送ポリシー] タブで [配送ポリシーを追加] をクリックし、[オンライン商品の配送] を選択します。
- [配送サービスを追加] をクリックします。配送ポリシーの設定画面内にある [国] ページにリダイレクトされます。ここでは、配送ポリシーの名前をカスタマイズしたり、適用対象のすべての国を選択したりできます。
- 当日配達機能は現在、米国でのみご利用いただけます。
- [オンライン商品の配送] を選択します。
- [続行] をクリックします。
商品
- [商品] で次のいずれかのオプションを選択します。
- すべての商品: この配送ポリシーを Merchant Center アカウント内のすべての商品に適用する場合は、このオプションを選択します。
- 商品を選択: フィードラベルに基づいて特定の商品を除外する場合は、このオプションを選択します。詳しくは、送料ラベル [Shipping_label] をご覧ください。該当するすべてのラベルを選択します。
- [続行] をクリックします。
お届け日数
- [お届け日数の範囲を設定する] を手動で選択します。
- 当日配達の受付終了時間を選択します。これは、当日配達の対象となる注文の受付可能な最終時間を、時間数または特定の時間で指定します。
- さらに、この時間を計算するタイムゾーン(ユーザーの現在地ではなく、Merchant Center の設定に基づく)を選択します。
- [注文の発送準備時間] は、注文処理に必要な最短日数を 0、最長日数を 0 と入力します。
- [お届け日数] は、注文の配送に必要な最短日数を 0、最長日数を 0 と入力します。
- 当日出荷ポリシーを適用するゾーンやエリアを指定することもできます。ゾーンは、郵便番号を指定して作成および編集し、後で配送予定を定義するのに使用できます。
送料
- [送料] ページで、当日配達サービスで購入者に請求する送料を選択します。以下の選択肢があります。
- 一定額を超えると送料無料。
- すべての注文が送料無料。
- 注文の合計金額に基づく、範囲ベースの料金。
- すべての注文で定額の料金。
- 詳細設定では、配送地域(対象となる郵便番号 / 都道府県)、商品の重量、商品の数量、注文価格に応じた送料を指定できます。
- [保存] をクリックします。
商品の一部のみが当日配達可能である場合は、送料ラベルを使用して該当する商品にタグを付け、送料表を作成する際に詳細設定で送料ラベルの名前を指定します。
オンライン商品リスティングの当日配達を追加する
Merchant Center には、配送オプションを簡単に設定できる方法があります。最短配送日数が 5 日よりも長い配送ポリシーが現在 1 件ある場合は、エクスプレス配送を追加する対象になります。
Merchant Center の [概要] と [送料と返品] ページには異なる最適化案カードが表示されます。これらのカードは、貴社のウェブサイトを Google StoreBot がクロールして得た情報を基に、エクスプレス配送オプションを追加するために役立ちます。詳しくは Google StoreBot クローラーについてをご覧ください。
有効になると、Google が自動的に商品ページをクロールし、配送情報のデータを入力します。[お届け日数] の設定で当日配達を有効にして、プルダウン メニューの [最長] をクリックし、[カスタム] を選択します。商品が当日の出荷と配達の準備ができている場合は、[日数] に当日を指定できます。詳しくは、Merchant Center のエクスプレス配送についてをご覧ください。
検証
優れたカスタマー エクスペリエンスを実現するために、配送設定を検証することが重要です。Google は、販売者によって追加された当日配達サービスを審査して、詳細が貴社のサイトに記載されている内容と一致しているかどうか確認します。貴社のウェブサイトと購入手続きのフローの両方で、当日配達が宣伝、言及されている必要があります。
Google が設定を確認するまでに最大で 72 時間かかります。当日配達の配送設定に問題がある場合は、Merchant Center アカウントの管理者宛てに、問題の解決方法が記載されたメールが送信されます。