データソースのトラブルシューティング

この記事では、商品データの作成、フォーマット設定、アップロードに関する問題のトラブルシューティングを行う方法について説明します。

商品またはアカウントが不承認となり、詳しい情報が必要な場合は、Merchant Center に関する問題の記事をご覧ください。

データソースの処理結果を確認する

ファイルベースのすべてのデータソースに対して処理レポートが提供されます。アクセス手順は次のとおりです。

Step 1 Merchant Center アカウントで、右上の歯車アイコン ツールと設定メニューのアイコン [歯車] をクリックして設定メニューを開き、[データソース] を選択します。

Step 2 確認が必要なデータソースの名前をクリックします。

Step 3 [最新の情報] に、商品データの前回のアップロードのステータスに関する情報が表示されます。このレポートに含まれるデータは次のとおりです。

  • ステータス: このセクションには、前回のデータ アップロードで問題が発生したかどうかが表示されます。
  • 属性: このセクションには、データソースで特定の商品属性に関する問題が見つかったかどうかが表示されます。商品データソースで指定する属性は、商品データ仕様に準拠している必要があります。
  • 商品ファイル: このセクションには、商品データファイルのアップロードに関する問題の詳細が表示されます。これには、問題の内容、その修正方法、ファイル内の該当商品の数などが含まれます。

注: データソースの処理では、ファイルとデータに関する基本的な問題のみが確認されます。すべての問題を確認するには、[商品] セクションの [注意が必要] タブをチェックしてください。

一般的な問題

商品ファイルの作成に関する問題

  • 属性が指定されていない: ファイルに必須属性が含まれていない可能性があります。ID [id] 属性は忘れられることが多いため、必ず最初に確認してください。
  • フォーマットが間違っている: サンプル ファイルのリンクをクリックすると、それぞれのフォーマットでフィードをどのようにすべきか確認できます。
現時点では、.xls 形式のフィードはご利用いただけません。フィードを .xls 形式で作成した場合は、.txt ファイルへの変換方法の説明をご覧ください。

商品データファイルの設定に関する問題

  • 対象国: 商品アイテムを販売する国を指定してください。たとえば、ファイルの設定で国を「米国」と指定した場合、米国で購入できる商品アイテムであることを示します。指定した販売先の国にアップロードする商品データは、その国の要件(フィード仕様ポリシーなど)を遵守している必要があります。
  • 複数の国: 同じ商品を複数の国で販売する場合は、複数の国を指定します。商品が各国の要件(フィード仕様ポリシーなど)を遵守していることを確認します。
  • データフィードのファイル名: RSS ファイルと Atom ファイルのファイル名には拡張子 .xml を指定する必要があります。ファイル名の末尾に拡張子がないファイルは、デフォルトでタブ区切りファイルとして処理されます。なお、Excel 形式のファイルはご利用いただけません。詳しくは、スプレッドシートの変換をご覧ください。
  • .zip や .gz などの拡張子が付いたファイルは圧縮ファイルと見なされるため、これらの拡張子を使用する場合は必ずファイルを圧縮してください。これらの拡張子が付いたファイルを圧縮せずにアップロードすると、フィードでエラーが発生する場合があります。なお、圧縮する場合、アーカイブに含めることができるファイルは 1 個に限られます。

フォーマットに関する問題

  • テキストまたはタブ区切り
    • 必須属性を含む列(タブ)がすべての商品アイテムと正確に一致するようにしてください。余分なタブがあったり、タブが不足していたりすることがよくあります。
  • XML
    • 「&」のようなエスケープされていない特殊文字は使用できません。
    • 属性名には大文字を含めることはできません。属性名に大文字を使用しないでください。たとえば、タイトル [title] 属性は、<Title> ではなく <title> として入力する必要があります。
    • 誤ったエンコードが設定されている場合があります。必ず許可された形式でファイルをエンコードするようにしてください。

アップロードに関する問題

  • 使用しているアップロード方法に対してフィードが大きすぎる可能性があります。
    • 直接アップロードするファイルは 4 GB 未満でなければなりません(この方法でエラー メッセージが表示される場合は、しばらく時間をおいてから、再度お試しください)。
    • SSH ファイル転送プロトコル(SFTP)ファイルのサイズは 4 GB 未満でなければなりません。
    • 取得がスケジュール設定されているファイルのサイズは 4 GB 未満でなければなりません。
  • 自動アップロードが失敗する一般的な理由は次のとおりです。
    • スケジュール設定された取得に使用する URL がロボットによってブロックされている、または Merchant Center がデータフィードをダウンロードできない設定になっている。
    • スケジュール設定に使用する URL が機能しないか、データフィードを含まないページにリダイレクトされる。
  • 圧縮ファイルは 500 MB 未満でなければなりません。

SFTP の使用中によく見られるエラーは次のとおりです。

問題 解決策

サーバーが見つからないエラー

SFTP の場合は、{ご自分の SFTP ユーザー名}@partnerupload.google.com に、指定されたサーバーポート番号 19321 を付加してログインしようとしていることを確認します。SFTP クライアントを使用している場合は、ホスト名のアドレスの前にプロトコル名の「sftp://」を付ける必要があります(sftp://partnerupload.google.com など)。

ユーザー名かパスワードが間違っている

使用しているユーザー名が正しいかどうかは、Google Merchant Center アカウントにログインすると確認することができます。ログインしたら、その他アイコンから [SFTP / GCS] を選択します。ユーザー名がすでに設定されている場合は、各サービスの [ユーザー名] セクションにそれが表示されます。

セキュリティ上の理由から、SFTP パスワードはアカウントに表示されません。パスワードを紛失した場合はリセットする必要があります。

「Filename not allowed(ファイル名が許可されない)」エラー

ファイル名にスペースが含まれていないか確認します。アップロードするファイル名は、アカウントで登録したファイル名と完全に一致している必要があります。

この名前で登録されているデータフィードがない

SFTP 経由で送信するファイルの名前が、データフィードの登録時に指定したファイル名と完全に一致していることを確認します。

「SFTP connection reset by peer(SFTP 接続がピアによりリセットされる)」エラー

Google の SFTP サーバーとのインターネット接続が切断されました。ファイルをもう一度アップロードしてみてください。

このページで紹介されている以外の SFTP に関する問題の解決方法については、SFTP を使用して商品データソースを送信するをご覧ください。

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