Google 管理コンソールを使用して、Google Meet ハードウェアの設定を表示、変更、更新できます。設定にアクセスするには、管理者としてログインする必要があります。
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よく使う設定- リモート管理 - 離れた場所から会議を管理できます。詳細
- 登録 - ドメインに登録されているデバイスを確認できます。詳細
- デバイス名 - デバイス名をわかりやすい名前(デバイスが設置されている会議室の名前など)に変更できます。詳細
- カレンダーの割り当て - デバイスと Google カレンダーのリソースを関連付けると、ユーザーが会議室のスケジュールを設定できるようになります。また、その会議室にある Google Meet ハードウェアのディスプレイに会議名が自動的に表示されるようになります。詳細
- デバイス情報 - デバイスの設定を表示、編集できます。詳細
- タイムゾーン - デバイスのタイムゾーンを変更できます。詳細
- 再起動のルール - デバイスの自動再起動を行う頻度を指定できます。詳細
- デバイスのステータス - デバイスのプロビジョニングを解除したり、デバイスを再登録するためにステータスを保留に変更したりできます。詳細
- オートズーム - カメラの追尾フレーミング機能を有効にします。詳細
- 利用人数の検出 - 利用人数の検出機能を有効にします。詳細
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管理コンソールのホームページから、[デバイス]
[Google Meet ハードウェア] に移動します。
- 次のいずれかを行います。
- 1 台のデバイスの設定を変更する場合は、そのデバイスの行をクリックして詳細を表示します。
デバイスの詳細ページでは次の操作を行えます。 - 複数のデバイスの設定を変更する場合は、次の操作を行います。
- チェックボックスをオンにしてデバイスを選択するか、組織部門やその他の条件でデバイスをフィルタします。
- その他アイコン
をクリックして、次の操作を行います。
- 1 台のデバイスの設定を変更する場合は、そのデバイスの行をクリックして詳細を表示します。
組織内のすべての Google Meet ハードウェア デバイスに次の設定を適用することもできます。
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管理コンソールのホームページから、[デバイス]
[Google Meet ハードウェア] に移動します。
- [デバイス] パネルで設定アイコン
をクリックします。
- 変更する設定を含むパネルを選択します。設定項目の一覧については、以下の表をご覧ください。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- [システム設定] ページで、デバイスの設定を変更します。
- [保存] をクリックします。子組織部門を設定した場合は、親組織部門の設定を継承またはオーバーライドできる場合があります。
設定は通常、数分で有効になりますが、組織全体に反映されるまでには最長で 24 時間ほどかかる場合もあります。
設定 | 指定する内容 |
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リリース チャンネル |
Google Meet ハードウェア デバイスのソフトウェア リリースを Stable、Delayed stable、Beta、Test のいずれかに切り替えます。 Stable: 最も信頼性が高いリリースです。ほとんどのデバイスを Stable リリース チャンネルに設定することをおすすめします。 Delayed stable: Stable リリースを 30 日間遅延させるリリース チャンネルです。全体の 1% 未満のデバイスにこのリリース チャンネルを設定することをおすすめします。 Beta: Stable の先行リリースです。Stable チャンネルでリリースされる前に変更をプレビューして、ハードウェアが想定どおりに動作するかどうかを確認できます。全体の 2~3% のデバイスにこのリリース チャンネルを設定することをおすすめします。 Test: このリリース チャンネルでは、バグやソフトウェアの問題が発生する可能性があります。Beta チャンネルでリリースされるより前に最新の変更をプレビューして、問題を早期に検出することができます。ごく少数のデバイスにのみ Test チャネルを設定することをおすすめします。 最上位の組織部門ではリリース チャンネルを変更できません。デバイスを Beta または Dev リリース チャンネルに切り替えるには、次の操作を行います。
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システムの更新 |
デバイスの Chrome OS を新しいバージョンに自動更新するかどうかを指定します。 リリース チャンネルが Stable に設定されている場合は自動更新されるため、システムの更新設定は変更できません。 Google アプリケーションによって OS の更新が管理されるため、Google Meet ハードウェアの高い信頼性と安定性が確保されます。詳しくは、Chrome デバイスの更新を管理するをご覧ください。 |
スケジュールされた再起動 |
再起動する時刻(現地時間)を指定します。デフォルトでは、使用されていない可能性が最も高い時刻に再起動されます。 |
タイムゾーン | 現在のタイムゾーンのままにするか、現地のタイムゾーンに設定するかを指定します。 |
発信 |
電話で会議に参加できるようにするかどうかを指定します。 現在、この機能は米国とカナダへの通話でご利用いただけます。 デバイスを使用した Meet での通話を許可する - 特定の国で動作する Google Meet ハードウェアでのみ、この設定を選択できます。 |
OK Google 音声操作 |
デバイスでOK Google 音声操作を有効にするかどうかを指定します。 詳しくは、ビデオ会議で OK Google 音声操作を使用するをご覧ください。 |
壁紙 | デバイスに表示される壁紙を変更できます。 |
ディスプレイの省電力モード | 使用していないときにディスプレイを自動的にオフにするかどうかを指定します。詳しくは、省電力設定の管理をご覧ください。 |
アラートの送信先 | オフラインまたは周辺機器に関するアラートを受信するメールアドレスと携帯電話番号を指定します。 |
オフライン アラート |
アラートの配信方法を指定します(メールまたはテキスト メッセージ)。 Google Meet ハードウェアが自動修正できない問題(デバイスがネットワークに接続できないなど)を検出したときにアラートが送信されます。 問題が解決すると、新たにメッセージが送信されます。詳しくは、接続と周辺機器に関するアラートを受信するをご覧ください。 |
周辺機器に関するアラート |
アラートの配信方法を指定します(メールまたはテキスト メッセージ)。 Google Meet ハードウェアが自動修正できない問題(周辺機器が見つからない場合や正常に機能しない場合など)を検出したときにアラートが送信されます。 問題が解決すると、新たにメッセージが送信されます。詳しくは、接続と周辺機器に関するアラートを受信するをご覧ください。 |
診断情報の報告 |
Google Meet ハードウェアから Google にデバイスの使用情報や詳細な診断情報、ユーザーのフィードバックを送信して、Meet ハードウェアの改善に役立てるかどうかを指定します。 |
ログとフィードバック |
Google Meet ハードウェアから Google にデバイスのログ(ユーザーは確認できないログ)を 1 日 2 回アップロードするかどうかを指定します。ログは Google Workspace のサポートに提供され、ドメインの管理者から報告された問題をトラブルシューティングするために使用されます。この設定をオンにすると、Google に送信されるユーザーのフィードバック レポートにデバイスのログも含まれます。デバイスのログには、OS のログ、Chrome のログ、周辺機器の診断結果、会議に関する統計情報が記載されます。 [ユーザーがフィードバックを送信したときに、管理者の連絡先に通知する] チェックボックスをオンにすると、ユーザーが Google にフィードバック レポートを送信したときに通知が届きます。この通知はドメイン管理者の連絡先として指定したすべてのメールアドレスに届き、デバイスのシリアル番号やフィードバックのカテゴリなどの情報が記載されています。 |
デバイスの状態の報告 | 組織に登録されているデバイスから Google と管理者にデバイスの状態を報告するかどうかを指定します。報告には次の情報が含まれます。
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エラー報告 |
システムやブラウザのプロセスでエラーが発生した場合に、デバイスから Google に使用統計情報や障害レポートを送信するかどうかを指定します。 使用統計情報には、設定、ボタンのクリック数、メモリの使用状況などの集計情報が含まれます。ウェブページの URL や個人情報は含まれません。障害レポートには、障害発生時のシステム情報が含まれます。障害発生時の状況によってはウェブページの URL や個人情報が含まれる場合もあります。 |
デバイスと周辺機器
周辺機器のステータスを確認する周辺機器
室内にある周辺機器のステータスを確認できます。
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管理コンソールのホームページから、[デバイス]
[Google Meet ハードウェア] に移動します。
- 表示するデバイスを選択します。
会議に使用するデバイスに、周辺機器の接続状況やサポート状況がアイコンで表示されます。- OK アイコン
は、周辺機器が接続されていて、正常に動作していることを示します。
- サポート対象外アイコン
は、周辺機器が接続されているものの、サポートされていないことを示します。
- エラーアイコン
は、周辺機器に問題があることを示します。
- OK アイコン
アイコンがグレー表示になっている場合、その周辺機器はオフラインです。
周辺機器の問題に関する詳細情報を表示するには、[今すぐ診断を実行] をクリックします。[履歴を表示] をクリックすると、周辺機器のイベントのログが表示されます。
会議が終了すると、デバイスは Google でサポートされている周辺機器に自動的に再設定されます。詳しくは、Google Meet ハードウェアでサポートされている周辺機器をご覧ください。Google 管理コンソールを使用して、デフォルトの周辺機器を設定できます。
デフォルトの周辺機器を設定するには、以下の手順を行います。
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管理コンソールのホームページから、[デバイス]
[Google Meet ハードウェア] に移動します。
- デフォルトの周辺機器として設定するデバイスをクリックします。
- [接続されている周辺機器] で、デフォルトとして設定する周辺機器にカーソルを合わせ、[デフォルトに設定] をクリックします。
デフォルトとして選択した設定は、次回の会議の終了時に適用されます。
Google Meet の周辺機器に関する認定プログラムを利用すると、選択したサードパーティ製の周辺機器が Google Meet ハードウェアに対応しているかどうかを確認できます。このプログラムでは、Google のパートナーのラボで、周辺機器の品質、信頼性、相互運用性がテストされます。認定済みの周辺機器には、自動的に無線ファームウェア アップデートが適用されます。
ベンダーまたはメーカーのお客様は、Google Meet ハードウェアの周辺機器に関する認定プログラムで認定の要件と流れをご確認ください。
認定済みの周辺機器
次のデバイスは、Google Meet ハードウェアと組み合わせて使用できることが認定されています。以下の図に、認定済みの周辺機器とケーブルの設定を示します。
タッチスクリーン コントローラ
メーカー | デバイス名 |
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Mimo | Vue HDMI |
Logitech | Tap |
カメラ
デバイスの種類 | メーカー | デバイス名 |
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デジタル パン ティルト ズーム(PTZ) | AVer | AVer CAM340+ |
デジタル パン ティルト ズーム(PTZ) | Huddly | Huddly GO 4k Webcam |
メカニカル PTZ | Logitech | Logitech PTZ Pro 2 |
メカニカル PTZ | Logitech | Logitech Rally Camera* |
メカニカル PTZ | AVer | AVer CAM520** |
メカニカル PTZ | AVer | AVer CAM540 *** |
* 報告されている問題をご参照ください
** Chrome 70 以降でサポート
*** Chrome 84 以降でサポート
音声
デバイスの種類 | メーカー | デバイス名 |
---|---|---|
音声入力、音声出力 | Google Meet ハードウェア スピーカー マイク | |
音声入力、音声出力 | Logitech | Logitech Rally システム* |
* 報告されている問題をご参照ください
オールインワン
デバイスの種類 | メーカー | デバイス名 |
---|---|---|
音声入出力とメカニカル PTZ カメラ | Logitech | Logitech Meetup* |
* Chrome 69 以降でサポート
統合用のオーディオ プロセッサ
カスタム統合プロジェクト用のプロフェッショナル向けオーディオ プロセッサです。具体的な実装方法について詳しくは、メーカーにお問い合わせください。
デバイスの種類 | メーカー | デバイス名 |
---|---|---|
オーディオ DSP | QSC | Core 110f |
オーディオ DSP | Biamp | TesiraFORTE |
USB ハブとケーブル
デバイスの種類 | メーカー | デバイス名 |
---|---|---|
ハブケーブル(A[M] / B[M]) | Lindy | USB 3.0 延長ケーブル(5 m) |
ハブケーブル(A[M] / B[M]) | Newnex | USB 3.0 延長ケーブル(5 m) |
ハブケーブル(A[M] / B[M]) | Newnex | USB 3.0 延長ケーブル(10 m) |
ハブケーブル(A[M] / B[M]) | Newnex | USB 3.0 延長ケーブル(20 m) |
ハブケーブル(A[M] / B[M]) | Startech | USB 3.0 延長ケーブル(10 m) |
カメラケーブル(C[M] / A[M]) | Elka | USB 3.1 Gen 1 Type-C から Type-A への変換ケーブル(2 m、L 字型) |
カメラケーブル(A[M] / A[F]) | Lindy | USB 3.0 延長ケーブル(5 m) |
カメラケーブル(A[M] / A[F]) | Lindy | USB 3.0 延長ケーブル(50 m) |
カメラケーブル(A[M] / A[F]) | Newnex | USB 3.0 延長ケーブル(5 m) |
カメラケーブル(A[M] / A[F]) | Newnex | USB 3.0 延長ケーブル(10 m) |
カメラケーブル(A[M] / A[F]) | Newnex | USB 3.0 延長ケーブル(16 m) |
カメラケーブル(A[M] / A[F]) | Telycam | USB 3.0 延長ケーブル(30 m) |
カメラケーブル(A[M] / A[F]) | Telycam | USB 3.0 延長ケーブル(50 m) |
ハブ | Lindy | USB 3.0 7 ポート産業用ハブ |
ハブ | Newnex | USB 3.0 2 ポート産業用ハブ |
ハブ | Newnex | USB 3.0 4 ポート産業用ハブ |
ハブ | Startech | USB 3.0 4 ポート産業用ハブ |
ハブとハブケーブル | Lindy | USB 3.0 アクティブ長距離 4 ポートハブ(10 m) |
USB-C - HDMI アダプター - 出力
CN65 Chromebox を使用して、2 画面ディスプレイで Google Meet を設定する場合に推奨されます。
デバイスの種類 | メーカー | デバイス名 |
---|---|---|
USB-C - HDMI 2.0 アダプター | Accell | USB-C - HDMI 2.0 アダプター - CEC 対応 |
USB-C - HDMI アダプター - 入力
Mimo または Tap のタッチスクリーン コントローラの HDMI 入力に USB-C ノートパソコンを接続する際に使用します。
デバイスの種類 | メーカー | デバイス名 |
---|---|---|
USB-C - HDMI アダプター | Moshi | USB-C - HDMI アダプター |
USB-C - HDMI 2.0 アダプター | USB-C - HDMI 2.0 アダプター |
サポートされていないデバイス
ここに記載されていないサードパーティ製デバイスおよび周辺機器も Google Meet ハードウェアで使用できますが、サポート対象外であるためアップデートは提供されません。
会議室でプレゼンテーションを表示する場合の HDMI 切り替え器との互換性について詳しくは、既知の問題をご覧ください。
これらの周辺機器は、従来の環境でサポートされています。
オーディオ
メーカー | デバイス名 |
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Jabra | SPEAK 410 |
Jabra | SPEAK 510 |
Jabra | SPEAK 810 |
RevoLabs | FLX UC 500 |
ClearOne | Chat 150 |
カメラ
メーカー | デバイス名 |
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Logicool | HD Pro ウェブカメラ C920 |
Logitech | ウェブカメラ C920 |
Logitech | ウェブカメラ C930e |
Logitech | ConferenceCam |
Logitech | PTZ プロカメラ |
Vaddio | RoboSHOT 12 USB |
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