ユーザー グループについて
ユーザー グループを使用すると、ユーザーや組織構造、権限を一元管理するプロセスを簡素化できます。
ユーザー グループには、ユーザーや他のユーザー グループをメンバーとして含めることができます。
ユーザー グループ権限は、組織と、組織内の個々のサービス アカウントに対して割り当てることができます。グループのメンバーはそのグループの権限を継承し、個別の権限を保持します。
次の権限をグループに割り当てることはできません。
- Google タグ マネージャー: 管理(アカウント)、承認、公開(コンテナ)
- Google オプティマイズ: 管理(アカウント)、編集、公開(コンテナ)
これらの権限は、個々のサービスでユーザーに割り当てる必要があります。
グループ管理
グループを作成すると、作成者がそのグループのオーナーになります。オーナーは、他のオーナーを指定することができます。
グループは、作成した組織内でのみ表示されます。組織管理者とサービス管理者は、それぞれの組織のすべてのユーザー グループを表示できます。
ユーザー グループは他のグループの中にネストすることができます。これは、「北米社員」グループ、「ヨーロッパ社員」グループ、「アジア社員」グループを含む「全社員」グループなど、複雑な階層的構造をモデル化する場合に役に立ちます。
ユーザー グループを作成できるのは、組織のユーザー管理者とアナリティクス サービスのユーザー管理者です。
組織のユーザー管理者は、組織内のグループにユーザーを追加したり、グループ内のユーザーを削除したりできます。グループ オーナーは、自分がオーナーになっているグループにユーザーを追加したり、グループからユーザーを削除することができます。
グループにユーザーを追加すると、ユーザーがまだメンバーでない場合は、ユーザーが組織のメンバーになります。
推奨事項
ユーザー グループは柔軟性の高い機能ですが、タイプは次の 2 つのみを使用することをおすすめします。
- 人指向(誰が誰の上司または部下なのか)
- 役割指向(役割を務めるのは誰か、役割に必要な権限はどれか)
また、重複を避け、区別を簡単にするために、簡単な命名基準を使用することをおすすめします。
たとえば、人指向のグループの場合、次のような命名基準を使用できます。
- 直属の部下: 山田花子(山田花子の直属の部下全員)
- 直属の部下: 山田太郎(山田太郎に報告するすべての人)
役割指向のグループでは、次のような命名基準を使用できます。
- データ アナリスト: EMEA(EMEA のデータ アナリスト全員と必要な権限)
- データ アナリスト: 北米(北米のデータ アナリスト全員と必要な権限)
ユーザー グループを作成する
ユーザー グループの作成には、次の手順が含まれます。
- グループの名前と説明を入力する(ステップ 5)
- 必要に応じて組織管理者の役割をグループに追加する(ステップ 7~8)
- ユーザーまたは既存のグループを新しいグループに追加する(ステップ 9~12)
- 必要に応じて新しいグループを他の既存グループに追加する(ステップ 13~14)
- 新しいグループにサービス アカウントの権限を追加する(ステップ 15~17)
ユーザー グループを作成するには:
- Google マーケティング プラットフォームにログインします。
- [管理] > [組織] をクリックし、目的の組織を選択します。
- [ユーザー グループ] をクリックします。
- [+] をクリックします。
- 名前と説明を入力し、[作成] をクリックします。
- [グループの詳細] で、[編集] をクリックします。
- [組織の権限] で、[編集] をクリックします。
- 組織管理者の役割を追加します。 [保存] をクリックします。
- ユーザーや他のグループを新しいグループに追加するには、[メンバー] をクリックします。
- [+] をクリックします。
- カンマまたはスペースで区切ったメールアドレスのリストを入力します。
必要に応じて、他のグループを現在のグループに追加します([グループを追加] をクリックします)。
必要に応じて、これらのユーザーまたはグループを現在のグループのオーナーにします([権限] > [オーナー] スイッチをオンにします)。 - [追加] をクリックし、グループパネルを閉じます。
- 現在のグループを他のグループに追加するには、[グループ メンバー] をクリックします。
- [+] をクリックします。 次のパネルで追加するグループを選択し、[保存] をクリックします。
- サービス アカウントの権限を追加するには、サービス アカウントのいずれかをクリックします。
次の権限をグループに割り当てることはできません。
- Google タグ マネージャー: 管理(アカウント)、承認、公開(コンテナ)
- Google オプティマイズ: 管理(アカウント)、編集、公開(コンテナ)
これらの権限は、個々のサービスでユーザーに割り当てる必要があります。
- [+] をクリックして権限を追加するアカウントを選択した後、[完了] をクリックします。
- 追加したアカウントの [編集] をクリックし、目的の権限を選択してから [保存] をクリックします。
ユーザー グループを編集する
- Google マーケティング プラットフォームにログインします。
- [管理] > [組織] をクリックし、目的の組織を選択します。
- [ユーザー グループ] をクリックします。
- 関連するグループをクリックします。
- 上記の「ユーザー グループを作成する」の手順に従ってグループの設定を行い、必要に応じて設定を編集します。
ユーザー グループを削除する
- Google マーケティング プラットフォームにログインします。
- [管理] > [組織] をクリックし、目的の組織を選択します。
- [ユーザー グループ] をクリックします。
- 削除するグループの行で をクリックし、[グループを削除] をクリックします。
- 複数のグループを削除するには、各グループのチェックボックスをオンにして、グループリストの上にある をクリックし、[選択したグループを削除] をクリックします。