メールのセキュリティを確認する

Gmail では、メールを保護するため、転送中のメールを暗号化しています。また、メールのセキュリティは随時確認できます。

暗号化アイコンの意味

Gmail でメールを送受信する際は、鍵アイコンによって暗号化のレベルを確認できます。Gmail でのメールの暗号化についての説明をご覧ください。

• 標準の暗号化 : Transport Layer Security（TLS）によってメールが保護されます。これは多くのメールに適用される標準レベルの暗号化であり、送信中のメールの傍受を防ぎます。TLS が機能するためには、送信者と受信者の両方のメール プロバイダで TLS を使用する必要があります。
• 暗号化なし : メールは保護されません。パスワードや財務情報などの機密情報は、暗号化されていないメールで送信しないでください。

職場や学校のアカウントで Gmail を使用している場合は、次の機能を使用してメールを送受信できます。

• 高度な暗号化 : Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions（S/MIME）により、送信者と受信者が提供する鍵を使用してメールを暗号化することで、保護を強化します。これらの鍵は Google によってホストされ、メールの暗号化と復号を行います。
• 追加の暗号化 : クライアントサイド暗号化（CSE）を使用して、組織がメールの暗号化と復号に使用する鍵を管理します。Google が秘密鍵や復号されたメールのコンテンツにアクセスすることはありません。

受信メールの暗号化を確認する

1. Gmail でメールを開きます。
2. 画面上部の宛先の横にある詳細を表示 をクリックします。
3. ウィンドウの [セキュリティ] の横で、暗号化の種類を確認します。
   • 標準的な暗号化（TLS）
   • 高度な暗号化（S/MIME）
   • 暗号化未対応

一部のメールが暗号化されない理由

• 送信者のメール プロバイダが TLS をサポートしていない場合、メールが暗号化されないことがあります。
  • 機密性の高い情報が含まれていて、かつ暗号化されていないメールを受信した場合は、送信者にその旨を伝えてください。
• メールが暗号化されていても、次のような場合には警告が表示されることがあります。
  • 以前、特定のメール プロバイダに対して暗号化が機能しなかった場合
  • @gmail.com ではなく、カスタム ドメイン名（例: [e-mail]）からメールを送信した場合

関連資料

• Gmail のセキュリティに関する推奨
• 情報保護モードのメールを送信する、開く
• フィッシング メールを報告する、回避する