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この記事では、Looker Studio について説明します。Looker のドキュメントについては、https://cloud.google.com/looker/docs/intro をご覧ください。

コンポーネントの配置、グループ化、配分

[配置] メニューを使用して、レポート内のコンポーネントの配置を調整することができます。各オプションを使用するには、コンポーネントを 1 つ以上選択して、メニューから必要な配置オプションを選択します。

すべてのオプションは、コンポーネントまたはコンポーネントのグループを右クリック(または Ctrl キーを押しながらクリック)して選択できます。

この記事の内容:

順序オプション

順序オプションを使うと、オブジェクト同士の重なり方を指定できます。

手前に移動 - 選択したコンポーネントの表示順序を 1 つ手前に移動します。

奥に移動 - 選択したコンポーネントの表示順序を 1 つ奥に移動します。

最も手前に移動 - ページの他のすべてのコンポーネントの手前に、選択したコンポーネントを表示します。

最も奥に移動 - ページの他のすべてのコンポーネントの後ろに、選択したコンポーネントを表示します。

配置オプションと配分オプション

配置オプションを使うと、コンポーネントを垂直または水平に整列できます。2 つ以上のコンポーネントを選択して、水平または垂直の配置軸(最上部、最下部、右、左、中心など)を選択します。

配分オプションを使うと、3 つ以上のコンポーネントの垂直または水平方向のスペース量を調整できます。このオプションでは、左端と右端のコンポーネント(水平配分の場合)、最上部と最下部のコンポーネント(垂直配分の場合)の位置を「アンカー ポイント」として使います。選択したコンポーネントは、指定の方向に均等に配分されます。

はじめに、配置オプションを使ってコンポーネントを水平または垂直に配置します。次に、オブジェクトを選択したまま、対応する配分オプションを使って均等なスペースを挿入します。

レポートレベルに変更 / ページレベルに変更

作成したコンポーネント(グラフ、テキスト ボックス、図形、画像)は、初めは作成したページにのみ表示されます。コンポーネントは、レポートレベルに変更することで、レポートのすべてのページに表示されます。

元に戻すには、[ページレベルに変更] を使います(このオプションは、レポートレベルのコンポーネントにのみ表示されます)。これにより、レポートレベルのコンポーネントが、現在のページにのみ表示されるようになります。

たとえば、レポート タイトルと期間設定をレポートのすべてのページに表示するには、レポートの 1 ページ目にコンポーネントを追加してから、すべてのコンポーネントを選択して、[配置] > [レポートレベルに変更] をクリックします。

: デフォルトでは、レポートレベルのコンポーネントは、ページ上の他のすべてのコンポーネントの背後に表示されます。レポートレベルのコンポーネントを他のコンポーネントの手前に表示するには、[テーマとレイアウト] > [レイアウト] タブで [レポートレベルのコンポーネントの位置] の設定を編集します。

グループ / グループ解除

コンポーネントをグループ化すると次のようなメリットが得られます。

  1. コンポーネントをまとめて移動しやすくなり、簡単に配置を維持できます。たとえば、特定の方法で配置したい複数のスコアカードがあるとします。このコンポーネントのグループを作成すると、不意に配置を乱してしまうのを防ぐことが可能で、全体の調和を保つことができます。
  2. コンポーネントのグループは、[データ] タブのオプションでまとめて編集できます。たとえば、複数のグラフをグループ化して、データソースを変更できます。また、コンポーネントのグループには、デフォルトの期間を設定したり、フィルタを適用したりできます。
  3. 期間設定やディメンション フィルタなどのレポート機能をグラフのグループに設定した場合、設定した機能はそのグループ内のグラフにのみ適用されます。

グループを解除するには、グループを右クリックして [グループ解除] をクリックします。

ページレベルのコンポーネントをレポートレベルのコンポーネントとグループ化することはできません。

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