レポートと同様に、データ探索でもデータを絞り込むことができます。フィルタは、エクスプローラの上部にあるフィルタバーに表示されます。
フィルタの種類
フィルタには、シンプルと高度の 2 種類があります。シンプルなフィルタは、レポートのフィルタ オプションと同じように機能します。高度なフィルタの作成は、フィルタ プロパティの場合と同様に行います。
シンプルなフィルタ
シンプルなフィルタを作成するには、フィルタバーの [+] をクリックし、フィルタするフィールドを選択します。フィールドを右側の [使用可能な項目] パネルからフィルタバーにドラッグすることもできます。
フィルタを設定するには、フィルタバーのフィールドをクリックします。
- ディメンション フィルタの場合は、チェックボックスを使用して、グラフに含める、または除外するディメンション値を選択します。
- 指標フィルタの場合は、その指標の最小値か最大値、またはその両方を入力します。
- 日付フィルタでは、カレンダーを使って期間を選択します(日付フィルタの設定を変更し、日付をリスト表示してチェックボックスで選択することもできます)。
高度なフィルタ
高度なフィルタでは、複数のフィールドと句を含めることができます(レポートのフィルタ プロパティと同様)。
高度なフィルタを作成するには:
- フィルタバーの [+] をクリックします。
- [アドバンス フィルタを追加] をクリックします。
- フィルタに [名前] を付けます。
- [一致条件] または [除外条件] を選択します。一致フィルタは、指定した式に一致するデータのみを含めます。除外フィルタは、式に一致するデータをすべて削除します。
- フィルタを適用するディメンションまたは指標を選択します。
- 比較演算子([次に等しい]、[含む]、[次の値より大きい] など)を選択します。
- 式の比較値を入力します。
- (省略可)OR 句を追加するには、指定した条件の右側にある [OR] をクリックします。
- (省略可)AND 句を追加するには、指定した条件の下にある [AND] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
フィルタの編集
高度なフィルタの条件を編集するには、フィルタバーのフィルタをクリックします。
シンプルなフィルタの条件を編集するには、フィルタのその他アイコン をクリックし、[設定] を選択します。
ディメンション フィルタを設定する
シンプルなディメンション フィルタは、レポートのフィルタ オプションと同じ要領で設定します。新しいディメンションを選択し、ディメンション値のリストを並べ替えるための指標を指定できます。
指標フィルタの設定
指標フィルタは、集計が行われた後のデータに対して適用されます。たとえば、データ探索に「国」ディメンションが含まれている状態で、「収益」の合計をフィルタする場合、このフィルタはデータ行すべてではなく、国ごとの合計額に適用されます。
指標フィルタの集計方法を変更するには(SUM から AVG など):
- フィルタのその他アイコン をクリックし、[設定] を選択します。
- 右側の [フィルタ設定] パネルで、フィールドの左側部分のデータタイプ アイコンをクリックします(指標の場合、「123」と表示されているのがデータタイプ アイコンです)。
- 新しい集計を選択します。
日付フィルタの設定
日付フィルタは自動的にカレンダー形式で表示されます。これを、チェックボックスで選択するリスト形式に変更するには、フィルタのその他アイコン をクリックし、[リスト表示] を選択します。
フィルタの削除と無効化
フィルタを一時的に無効にするには、フィルタのその他アイコン をクリックし、[無効にする] を選択します。
フィルタを完全に削除するには、フィルタのその他アイコン をクリックし、[削除] を選択します。