NARY_MAX 関数は、入力引数の最大値を返します。
NARY_MAX は MAX と似ていますが、複数の値を比較できる点で異なります。
この記事の内容:構文
NARY_MAX(X, Y, [,Z]*)
出力タイプ
デフォルトでは、NARY_MAX は未集計のディメンションを返します。
例
例 1
NARY 関数でフィールド、計算、リテラルを組み合わせる方法について、次に例を示します。
NARY_MAX(REVENUE, (COST * 2), 10, SESSIONS))
例 2
次のデータがある場合に、3 つの販売地域について日付別の最大販売数を特定するとします。
日付 | 地域 1 での販売数 | 地域 2 での販売数 | 地域 3 での販売数 |
Apr 17, 2018 | 100 | 200 | 150 |
Apr 18, 2018 | 75 | 130 | 150 |
Apr 19, 2018 | 225 | 185 | 230 |
指定された日付について最大販売数を特定するには、NARY_MAX 関数を次のように使用します。
NARY_MAX(Region 1 Sales, Region 2 Sales,Region 3 Sales,)
日付 | NARY_MAX の計算フィールド |
Apr 17, 2018 | 200 |
Apr 18, 2018 | 150 |
Apr 19, 2018 | 230 |
備考
NARY_MAX では 2 つ以上の引数が必要です。
少なくとも 1 つの引数は、フィールドか、1 つのフィールドを含む式である必要があります。
引数はすべて同じ型のもの(すべて数値など)である必要があります。たとえば、NARY 関数を、数値とテキスト フィールドおよび日付で実行することはできません。
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