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この記事では、Looker Studio について説明します。Looker のドキュメントについては、https://cloud.google.com/looker/docs/intro をご覧ください。

フィルタの例

 

日本、中国、韓国のみを含める

たとえば、グラフに含める情報を日本、中国、韓国のデータに限定するには、グラフを選択して次のフィルタを追加します。

  1. 一致条件 / 除外条件: 一致条件
  2. ディメンション: 国
  3. マッチタイプ: 次に含まれる
  4. 値: Japan, China, South Korea

フィルタの例: 「国」「次に含まれる」「United States, Canada, Mexico」。

3 つの OR 句でフィルタを作成することもできますが、「次に含まれる」のリストを使用する方が簡単です。

「(not set)」を除外する

グラフから「(not set)」値を除外するには、除外条件フィルタを使用します。たとえば次のようにします。

  1. 一致条件 / 除外条件: 除外条件
  2. ディメンション: キャンペーン
  3. マッチタイプ: 等しい
  4. 値: (not set)

フィルタの例: キャンペーンから「(not set)」を除外。

文字「c」で終わるデータを取得する

演算子として [次と一致する正規表現] や [次を含む正規表現] を使用すると、複雑な一致条件を指定できます。たとえば、末尾に特定の値を含むデータを抽出するには、行末記号「$」を使用します。

  1. 一致条件 / 除外条件: 一致条件
  2. ディメンション: メディア
  3. マッチタイプ: 次と一致する正規表現
  4. 値: .*c$

フィルタの例: 次と一致する正規表現。

Google アナリティクスのディメンション「メディア」に適用すれば、「organic」や「cpc」といった値が抽出されます。

正規表現「.*c$」の意味:

.*」は「すべての文字に一致」を意味します(0 文字の場合を含む)

「c」は英字の「c」を意味します

$」は、「行末」を意味します(文字列の先頭と一致させる場合は、「^」を使用します)

別の例を次に示します。

^c.*k.*$」に一致するテキストは文字「c」で始まり、任意の文字が続いて文字「k」が出現した後、文字列の末尾まで任意の文字が続きます。これには「cook」「cookie」「cake」などが該当します。

 

最初の文字がアルファベットでないデータを除外する

正規表現の文字クラスを使用すると、簡単に文字の種類を指定できます。たとえば次のようにします。

  1. 一致条件 / 除外条件: 除外条件
  2. マッチタイプ: 次と一致する正規表現
  3. 値: ^[[:^alpha:]].*

The Edit Filter dialog for a filter called Exclude non-alpha characters, with the settings Exclude RegExp Match ^[["^alpha:]].* for the field 8 bit.

この条件では、アルファベット以外の文字(日本語の漢字、韓国語のハングルなど)で始まるデータを抽出して除外することができます。

正規表現「^[[:^alpha:]].*」の意味

^」は文字列の先頭を意味します

[[:alpha:]]」はアルファベットの [A-Za-z] 文字クラスです。「[[:^alpha:]]」はこのクラスの否定を意味します(「アルファベットでない」)

.*」は、「任意の文字と一致」を意味します

Google RE2 正規表現の構文

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