Google 広告では、オンライン広告を活用して見込み顧客にアプローチすることが可能です。Google 広告の広告主様は、Looker Studio の Google 広告コネクタを使って、Looker Studio 内のパフォーマンス レポートデータにアクセスできます。
この記事の内容:Google 広告に接続する方法
Looker Studio のデータソースは、ご自分がアクセス権を持つ 1 つの Google 広告アカウントに接続できます。Google 広告のクライアント センター(MCC)アカウントを持っている場合は、データソースにつき最大 50 個のサブアカウントに接続して、レポートを作成できます。
個人アカウントを選択する
- Looker Studio にログインします。
- Looker Studio のホームページで、左上にある [作成] をクリックして、[データソース] を選択します。
- Google 広告コネクタを選択します。
- Looker Studio からアカウントへのアクセスを許可するよう求められたら、[承認] をクリックします。
付与したアクセス権の取り消しはいつでも可能です。
- [すべてのアカウント] をクリックします。
- アカウントを選択します。アカウント ID またはアカウント名で検索できます。
- [アカウント包括フィールド] を選択します。
[アカウント包括フィールド] を選択すると、Google 広告のすべてのフィールドが、選択した顧客アカウント用の 1 つのリストにまとめられます。そのため、Google 広告レポートのディメンションと指標を自由に組み合わせて Looker Studio のレポートで使用することが可能になります。 - 右上の [接続] をクリックします。
- データソースのフィールド パネルが表示されます。
- データソースがデータセットに接続されます。
クライアント センター(MCC)アカウントを選択する
Google 広告 MCC アカウントへのアクセス権がある場合は、[アカウント] パネルで [クライアント センター(MCC)アカウント] を選択できます。このデータソースに含めるアカウントとサブアカウント(ある場合)を選択します。サブアカウントは最大 50 個選択できます。
右側の [通貨] のプルダウン メニューを使用して、通貨の種類に応じたフィルタをアカウントに適用します。
[すべての通貨] を指定して、通貨が異なる複数のアカウントを選択すると、収益関連のすべてのフィールドが最上位の MCC アカウントの通貨に換算されます。通貨の換算について詳しくは、費用データが現地通貨から換算される仕組みをご覧ください。
データソースを設定する
データソースのフィールド パネルで、フィールド名の変更や説明の追加、計算フィールドの追加、データの型と集約の変更など、データソースの設定を行うことができます。詳しくはデータソースのフィールドに関する記事をご覧ください。
データを表示できるユーザーを管理する
フィールド パネルの上部で、データの認証情報を変更できます。認証情報を使って、このデータソースによって提供されるデータを表示できるユーザーを管理します。
「オーナーの認証情報」を使用すると、データセットへのアクセス権のないユーザーでも、このデータセットを使用するレポートを表示したり作成したりすることができます。
「閲覧者の認証情報」を使用する場合は、データセットにアクセスするために、データソースの各ユーザーが認証情報を提供する必要があります。
詳しくはデータの認証情報をご覧ください。
データソースから新しいレポートを作成する
- 右上の [レポートを作成] をクリックします。
- レポート エディタが開きます。
- [レポートに追加] をクリックします。
- データソースがレポートに追加されます。
- グラフの作成と、データをデータソースから取得するためのデータ管理オプションの設定ができるようになります。
Looker Studio を初めてご利用の場合
レポート作成のチュートリアル、またはレポート エディタに関する記事をご覧ください。
複数のアカウントでこのデータソースを使用する場合は、データ管理オプションを追加してみてください。
データ管理オプションは、どのアカウントのデータをレポートに表示するかをレポート閲覧者が選択できる機能です。アカウントごとにレポートやデータソースを作成する必要はありません。詳細
備考
表示回数がゼロのエンティティ
表示回数がゼロのエンティティ(広告グループやキャンペーンなど)は、Google 広告のデータソースに表示されません。
クリエイティブ アセット レポート
Looker Studio 用の Google 広告コネクタは、クリエイティブ アセット レポートの公開 Google Ads API と連携しています。[クリック数] や [表示回数] の指標をクリエイティブ アセットのディメンションと組み合わせて使用する際には、正確な結果が得られるよう、[広告タイプ] と [アセット ID] ディメンションも必ず含めてください。そうしなかった場合、グラフに不正確な結果が表示されることがあります。グラフが正しく設定されていないと、ディメンションと指標の無効な組み合わせについて警告するメッセージが表示されます。
オークション分析データ
2024 年 8 月 24 日より、オークション分析フィールドは Looker Studio の新しいデータソースでご利用いただけなくなります。既存のデータソースは、2024 年 9 月 23 日よりオークション分析フィールドにアクセスできなくなります。レポートが破損しないようにするには、レポートとグラフから次のフィールドを削除することをおすすめします。
- オークション分析 - ドメイン
- オークション分析 - 平均掲載順位
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- 重複率
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- オークション分析 - ショップの表示名
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