統合に関する最新情報
データ統合機能は 2018 年から Looker Studio に加わっています。2022 年 2 月 17 日付で、以下の点が改善されます。
機能の改善
さまざまな結合条件を使用してテーブルを結合できます
統合するテーブルのペアの間で異なる結合条件を指定できるようになりました。以前は、統合するテーブルに同じ結合条件を含める必要がありました。
結合演算子が増えました
結合を設定する際に、次の結合演算子を使用できるようになりました。
- 内部結合 - 左右両方のテーブルの条件が一致した行のみを返します。
- 左外部結合 - 右側のテーブルの条件が一致した行と、左側のテーブルのすべての行を返します。
- 右外部結合 - 左側のテーブルの条件が一致した行と、右側のテーブルのすべての行を返します。
- 完全外部結合 - 左右両方のテーブルからすべての行を返します。
- クロス結合 - 左右両方のテーブルから考えられるすべての行の組み合わせを返します。
以前は、左外部結合のみを使用できました。結合条件と結合演算子について詳しくは、データの統合についてをご覧ください。
ユーザー エクスペリエンス
統合エディタの外観は多少異なります。結合の設定が表示されるようになりました。それをクリックすると、結合条件と結合演算子を編集して、統合の各テーブルを結合できます。
用語
統合に関する用語を改善しました。
以前の用語 |
新しい用語 |
備考 |
統合データソース |
統合 |
これまでも統合は、いくつかの点で標準のデータソースと異なっていました。違いの詳細 新しい用語を使用することで、混乱を防ぐことができます。 |
(統合する)データソース |
テーブル |
これまでも統合は、基になるデータソースから抽出したデータのテーブルに基づいて作成されていました。 インターフェースと用語が新しくなったことで、この点がより明確になりました。 |
結合キー |
結合条件 |
結合条件は、ペアになるテーブル内のどの行が一致するとみなされるかを決定します。 「結合条件」は業界標準の用語で、より正確に機能が表現されています。 |
(なし) |
結合演算子 |
結合演算子は、テーブルの一致する行と一致しない行をどのように組み合わせるかを指定します。 これは今回新たに導入された用語です。 |
(なし) |
結合の設定 |
結合の設定は、統合するテーブルのペアに適用する結合条件と結合演算子で構成されます。 これは今回新たに導入された用語です。 |