この記事では、サードパーティのクチコミを Google に送信する方法について説明します。デベロッパー ガイドは、各種の基本的な質問に回答するうえで役立ちます。また、クチコミを Google に統合する方法について説明しています。
始める前に
どのパートナー統合においても、問題を解決するために関係者間でのやり取りが必要となる可能性があります。ここでは、一般的な注意点とよくある問題についていくつかご紹介します。これにより、パートナーとの不必要なコミュニケーションや、エンジニアリング チームのデータのトラブルシューティングが不要となるかもしれません。
手順
- コンテンツ ライセンス契約(CLA)と、必要に応じて契約への署名。 契約状況を確認するには、営業担当者にお問い合わせください。
- リスティング フィードの更新(クチコミを Google に渡す)。
- ホテル パートナーは、Google と共有するホテルリストに、ホテルのクチコミとともにその他の情報を渡すことができます。詳しくは、デベロッパー ガイドをご覧ください。
よくある問題
- XML の値(許容される値と必須の値)
- クチコミの XML スキーマに基づいて、クチコミの構文に従う必要があります。
- 各値の注意点:
- <
author
> は、個人を特定できる情報を検出しないように適切に難読化する必要があります。 - <
date
> はクチコミが書かれた日付です。 - <
servicedate
> は、クチコミ投稿者がリスティング対象を訪問した時期(少なくとも年と月)です。 - <
title
> は「編集者」タイプのクチコミでのみ使用します。 - <
rating
> には数値のみを指定します。
- <
- クチコミの値がない場合 (rating の値や author の名前がない場合など)、ファイルが処理されなくなるため、「N/A」や「該当なし」などの代替値を送信することは避けてください。値を空のままにしておくだけで十分です。
- 評価のないリスティングやクチコミ、および有効なクチコミのないリスティングは表示されません。
- クチコミ用の別個の XML ファイル。
- クチコミとホテル ID のみを含む別個の XML ファイルを送信できます。そうすることで、ホテルの情報から大量のコンテンツを別個のファイルに分離できます。処理時間を短縮するために、XML ファイルのサイズは 100 MB 前後に維持することをおすすめします。これらのファイルは、XML ファイル内の一部の情報が不足しているため、リスティング用の XML スキーマに対して無効である可能性があるので注意してください。クチコミ用の XML 形式の詳細
- クチコミの URL(デフォルト、静的 URL、動的 URL、追加の動的パラメータ)。
- 静的 URL: 各クチコミには XML タグ内に独自の URL が含まれています。
- Google 側で簡単にアクセスできない個別のホテル ID などの情報が URL に必要な場合は、静的 URL を入力して、付加すべき動的パラメータのテンプレートを提供するよう求められる場合があります。
- 動的 URL: ランディング ページの動的 URL を共有し、ホテル ID などの動的変数に基づいてクチコミ URL を生成できます。詳しくは、ランディング ページの XML 形式についての記事をご覧ください。
- 静的 URL: 各クチコミには XML タグ内に独自の URL が含まれています。