職場または学校のアカウントにログインしている場合は、表示されるオプションが異なる場合があります。詳しくは、管理者の方にお問い合わせください。
権限の設定により、Google グループでコンテンツを閲覧、投稿、管理できるユーザーを指定できます。また、メンバーやその他のグループ設定を管理できるユーザーも指定できます。
デフォルトの役割
デフォルトでは、オーナーの役割を付与されたメンバーには、グループのすべての権限があります。グループの権限の多くはオーナー以外のユーザーにも割り当てることができます。メンバーとコンテンツを管理する権限の一覧をご確認ください。
オーナーのみ行える操作:
- グループを削除する
- 他のグループ メンバーをオーナーにする
- 他のオーナーの設定を変更する
- Google データ エクスポートを使用してグループのメッセージを書き出す
グループの設定を変更できるのは、グループのオーナーとマネージャーのみに限られています。
仕事用アカウントまたは学校用アカウントにログインしている場合、管理者は、所定のグループの一部のオーナー権限のみ取り消すことができます。
- 取り消し可能 - メッセージを投稿する権限、新しいメンバーを追加、招待、承認する権限
- 取り消し不可 - メンバーや会話を表示する権限、他のオーナーに連絡する権限
なお、グループを別のグループのオーナーにすることはできません。
おすすめの設定
誰かにオーナーの役割を割り当てると、そのユーザーにはグループに対する最高レベルの管理権限が付与されます。したがって、オーナーの人数はできるだけ少なくすることをおすすめします。
デフォルトでは、マネージャーは、以下の操作以外はオーナーができる操作をすべて行えます。
- グループを削除する。
- 他のメンバーをオーナーにする。
- オーナーの役割または登録設定を変更する。
グループのオーナーは、いずれの権限でもオーナー限定にして、マネージャーが行える操作を制限することができます。ただし、マネージャーは、必要に応じて権限の設定を変更して、その権限の割り当て先にマネージャーを含めるようにすることができます。
なお、グループを別のグループのマネージャーにすることはできません。
デフォルトでは、グループ メンバーには基本的な権限が付与されます。組織ならびにグループの設定によって、基本的な権限に含まれる権限(会話を閲覧する権限、会話に投稿する権限、メンバー一覧を表示する権限など)は異なります。グループのオーナーとマネージャーは、メンバーの役割に権限を追加することも、メンバーの権限を制限することもできます。メンバーの役割に付与されている権限は、マネージャーとオーナーにも自動的に付与されます。
一定の条件を満たす複数のユーザーの権限を表示または変更する
オーナーまたはマネージャーの役割が必要です。
権限を個別に表示し、その権限を特定の役割に割り当てることができます。また、ウェブ上のすべてのユーザー(グループのメンバーではないユーザーも含む)に対してその権限を割り当てることもできます。
権限によっては、他の権限で利用できるオプションが制限される場合があります。たとえば、ウェブ上のすべてのユーザーに対してメンバーの表示を許可できるのは、すでにウェブ上のすべてのユーザーに対してグループの表示を許可している場合のみに限られます。さらに、仕事用アカウントまたは学校用アカウントにログインしている場合は、管理者の方の設定で、権限の割り当て対象ユーザーが制限されている可能性があります。
従来の Google グループでは、グループ メンバーの一部を対象から除外することができました。たとえば、権限を付与するグループ メンバーを選択する際に、グループ マネージャーを除外することが可能でした。この機能は廃止されました。ただし、従来の Google グループで除外を設定していた場合は、新しい Google グループでもその除外が引き続き適用されます。この場合、スライダー上のその権限の名前の上の丸印が白色で表示されます。ただし、権限を変更すると除外設定のマークは表示されなくなり、これを元に戻すことはできません。
- Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- 左側の [グループ設定] をクリックします。
- 権限の設定は、スライダー付きのエントリとして表示されています。
- その権限を付与するユーザーを選択し、以下の操作を行います:
- デフォルトの役割、組織全体、ウェブ上のすべてのユーザーの場合 - 目的のユーザー オプションまでスライダーを移動します。
- カスタムの役割 - スライダーの横のリストをクリックし、役割を選択します。
カスタムの役割を選択すると、そのカスタムの役割が割り当てられているユーザーと、スライダーで選択したデフォルトの役割が割り当てられているユーザー全員に、選択したカスタムの役割の権限が割り当てられます。
- 権限ごとに手順 6 を繰り返します。
- [変更を保存] をクリックします。
ヒント: 以前のバージョンの Google グループで権限に除外が設定されていた場合、スライダー上では、ユーザーが設定したその権限の名前の上の丸印が白色で表示されます。ただし、権限を変更すると除外設定のマークは表示されなくなり、これを元に戻すことはできません。
権限設定のリファレンス
以下の表で、設定できる権限とその内容をご確認ください。
全般
設定 | 説明 |
---|---|
会話を閲覧できるユーザー | 有効になっている場合、Google グループで会話を表示できます。 |
投稿できるユーザー | グループの会話を開始して参加することができます。 |
メンバー一覧を表示できるユーザー | グループのメンバーリストを表示できます。 |
メンバーのプライバシー
設定 | 説明 |
---|---|
グループのオーナーに連絡できるユーザー | グループのオーナーにメッセージを送信できるユーザーを指定できます。 |
メンバーのメールアドレスを表示できるユーザー | Google グループの UI でメンバーのメールアドレスを表示できるユーザーを指定できます。他の Workspace アプリには、メールアドレスが引き続き表示される場合があります。 |
投稿ポリシー
設定 | 説明 |
---|---|
投稿者に非公開で返信できるユーザー | 投稿者に非公開でメールを送信できるユーザーを指定できます。 |
ファイルを添付できるユーザー | メッセージにファイルを添付して投稿できるユーザーを指定できます。 |
コンテンツを管理できるユーザー | メッセージと会話の承認、削除、ロックが含まれます。 |
メタデータを管理できるユーザー | コンテンツの分類とすべての共同トレイ機能が含まれます。 |
グループとして投稿できるユーザー | グループのメールアドレスからのメッセージの投稿が含まれます。 |
メンバー管理
設定 | 説明 |
---|---|
メンバーの管理 | グループ メンバーの追加と削除を行えるユーザーを指定できます。 |
カスタムの役割を変更できるユーザー | カスタムの役割の作成、削除と、名前および説明の更新ができるユーザーを指定できます。 |
メッセージの管理について詳しくは、新しいメッセージを承認またはブロックするをご覧ください。
カスタムの役割を作成または編集する
オーナーまたはマネージャーの役割が必要です。
デフォルトの役割とは異なる役割が必要な場合は、カスタムの役割を作成できます。ただし、権限の中にはオーナー、マネージャー、メンバーにのみ付与でき、カスタムの役割には付与できないものがあります。
カスタムの役割に権限を割り当てる方法については、役割の権限を表示または変更するをご覧ください。
- Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- ページ左側で [グループ設定] [メンバー管理] の順にクリックします。
- [カスタムの役割] で [カスタムの役割を作成] をクリックします。
- 新しい役割の名前と説明を入力します。
この役割には、一般公開で共有できる単数形の名前(たとえば「Contributors」ではなく「Contributor」)を付けてください。 - [役割を作成] をクリックします。
- 役割の名前または説明を編集するには:
- [カスタムの役割] セクションで、役割名の横にある編集アイコン をクリックします。
- 新しい名前または説明を入力します。
- [変更を保存] をクリックします。
個々のメンバーの役割を変更する
「メンバーの管理」権限が必要です。
- Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- ページ左側の [メンバー] をクリックします。
- 1 人のメンバーの役割を変更するには:目的のメンバーにカーソルを合わせ、[役割] 列で役割を選択します。
- 同じ役割を複数のメンバーに割り当てるには:
- 設定を変更するメンバーにカーソルを合わせ、名前の横のチェックボックスをオンにします(複数選択可)。
- 右側のリストの上にある役割変更アイコン をクリックします。
- 新しい役割を選択します。
「メンバーの管理」権限が必要です。
カスタムの役割には、すでにグループに参加しているメンバーのみ追加できます。カスタムの役割に追加したメンバーが後にグループから削除されると、その役割からも自動的に削除されます。
- Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- ページ左側で [グループ設定] [メンバー管理] の順にクリックします。
- [カスタムの役割] セクションで、役割名の横にある編集アイコン をクリックします。
- メンバーのメールアドレスを入力します。
- 表示されたそのメンバーのエントリを選択します。表示された最初のエントリを選択する場合は、Enter キーまたは Return キーを押します。
- (省略可)この役割にメンバーを追加するには、手順 5 と 6 を繰り返します。
- [メンバーを追加] をクリックします。