COVID-19 に関する Ad Grants のリソース

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のために目標の達成が困難になっている非営利団体を Google が支援します。
非営利団体は前例のない困難な状況に直面しています。COVID-19 に対応する中で、Ad Grants のアカウントを活用して、支援の対象者や寄付にご協力いただく支援者など、より多くのユーザーに広告を表示し、積極的に働きかけることは、これまで以上に重要になっています。
 
そこで、Ad Grants 広告の内容をご自身で評価し、日々変化する市場の状況に合わせて調整していただくためのヒントとリソースをご紹介します。

今後の計画を立てる

以下の質問に答えて、今後の計画を立てましょう。

  1. ご自身の団体はどのような影響を受けているでしょうか?コントロールできることから始めましょう。下記のガイドラインに沿って、Ad Grants アカウントを管理可能な範囲で効果的に変更してください。
  2. 現在の最優先事項は何でしょうか?COVID-19 の対応結果として変更したことがありますか?こうした質問は、広告や行動を促すフレーズについて検討する際に役立ちます。
  3. 寄付にご協力いただく支援者や支援の対象者に合わせて、コミュニケーションやサービスをどのように切り替えていますか?一貫したオンライン アプローチを実現させるため、コミュニケーションやサービスにおける変更は広告にも反映させましょう。

最も大切なユーザーにリーチする

団体の支援を受けている人や支援をしてくれる人にリーチすることは、これまで以上に重要となっています。ユーザーが Google.com で団体の理念に関する情報を検索している場合、検索内容との関連性が高い広告ほど目立つように表示されます。

効果的なキーワードを中心にアカウントを構成する

キーワード プランナーを使用して、団体のサービスに関連する検索ネットワーク キャンペーンの新しいキーワード候補を見つけることができます。Ads のアカウントで、右上にある「ツールと設定」アイコン  をクリックし、[プランニング] で [キーワード プランナー] をクリックします。
  1. 広告表示の対象とするキーワードを選択し、テーマ別の広告グループに分類します。
  2. 対象の広告グループ内のキーワードに関連する魅力的な広告を、広告グループごとに 3~5 件作成します。
  3. 広告はローテーションで表示され、広告グループ内の掲載結果に応じて優先順位が付けられます。

キーワードと広告の関係性や、広告とランディング ページの関連性が高いほど、ユーザー エクスペリエンスは向上し、広告の品質も高くなります。

広告からメッセージが明確に伝わるかどうかを評価する

  • 地域社会の情勢と広告のトーンを考慮に入れる。言葉が与える印象をよく考えて、慎重に選びます。「保護」、「検査」、「予防」、「ウイルス」など、意味があいまいな文言には注意します。グローバルに展開するキャンペーンの場合は、COVID-19 およびそれに伴う地域での混乱を指す用語に関して、実際に現地で使用されている用語を選択するようにします。
  • 広告メッセージが実用的かどうか検討する。たとえば、非接触形式の食品寄付受け取りサービスなど、感染対策をしたサービスを提供している場合は、必要に応じてそうしたサービスを支援対象ユーザーに発信するよう広告を編集しましょう。

広告の掲載結果を分析し、ユーザーに最新情報を提供する

広告の有効性を示すクリック率などの主要な指標を確認して、この期間中も広告の掲載結果が維持されるようにしましょう。広告に必要な変更を加えて、団体の現在の状態を反映させてください。

現在の広告の掲載結果を把握する

クリック率(CTR): 広告の健全性を示す主な指標のひとつで、表示された広告がクリックされた割合を表します。目安として、検索ネットワークでの CTR が 1% に満たない広告は、関連性の高いユーザーに表示されていないと考えられます。このような広告は、広告作成のヒントを参考に改善することをおすすめします。
  • 広告の掲載結果の指標を確認し、状況に応じて切り替える。たとえば、クリック率やキーワードの掲載結果が大幅に変化した場合は、メッセージの調整が必要になる可能性があります。 
  • 社会情勢への順応に役立つツールの導入を検討する。たとえば、Google 広告のモバイルアプリiOSAndroid)を使うと、いつでもどこでもキャンペーンを管理できます。

活動内容の変更に合わせて広告を更新する

広告グループや広告を必要に応じて一時停止する。COVID-19 の影響を受けているサービスや活動を確認し、状況に応じて調整します。オンラインに移行したり延期したりしたイベントや活動がある場合は、古い広告の一時停止や更新を行ってユーザーに最新情報を確実に提供してください。

影響を見極めて決定内容を伝え、時間を無駄にしない

団体の状況は日々刻々と変化しているため、時間はますます貴重になります。自信をもって、最適なユーザーに広告が表示されるようにしましょう。

ユーザーがサイトで目的のアクションを完了しているかどうかを把握する

コンバージョン トラッキングを使用すると、広告が適切なアクションにつながっているかどうかを把握できます。
コンバージョン トラッキングは、ウェブサイトにアクセスしたユーザーが広告を操作した後に行うであろうと期待されるアクションに関してレポートする無料のツールです。クリック数はトラフィックを測定するのに対し、コンバージョン数は広告が組織にもたらす価値と影響を測定します。
寄付のトラッキングに第三者(PayPal、GiveLively など)を利用する場合は、第三者専用のガイドをご確認ください。
  1. Google 広告にログインします。
  2. 右上のツールアイコン をクリックし、[測定] で [コンバージョン] をクリックします。
  3. プラスボタン  をクリックします。
  4. [ウェブサイト] をクリックします。
  5. [コンバージョン名] の横に、トラッキングするコンバージョン アクションの名前を入力します。後でコンバージョン レポートに表示されたときに識別しやすい名前を付けてください(「ニュースレターの配信登録」や「ウェディング ブーケの購入」など)。
  6. [カテゴリ] で、トラッキングするコンバージョン アクションに当てはまるカテゴリを選択します。ここで指定したカテゴリを使ってレポートのコンバージョン データを分割すれば、同じカテゴリのコンバージョン データをまとめて確認できます。
    • コンバージョン カテゴリ

      非営利団体のコンバージョン目標
      購入 / 販売
      • 寄付
      • 購入
      • 会費
      • チケット販売
      登録
      • ボランティアの登録
      • メールマガジン / ニュースレターの登録
      • 入会フォームへの記入
      • 無料アカウントの登録
      • イベントの登録
      販売促進
      • 情報のダウンロード
      • 通話ボタンのクリック
      • メールボタンのクリック
      • ソーシャル アカウント ボタンのクリック
      • 「お問い合わせ」フォームの送信
      • 「お問い合わせ」ボタンのクリック
      主要なページの閲覧
      • 「お問い合わせ」ページへのアクセス(「お問い合わせ」フォームや「お問い合わせ」ボタンがない場合)
      • サイト滞在時間
      • セッションあたりの閲覧ページ数
      • 動画の再生
      その他
      • その他
  7. [値] の欄で、各コンバージョンの値をトラッキングする方法を選択します。
    • すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる: 1 回のコンバージョンがもたらす価値(金額に換算したもの)を入力します。
    • コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる: 価格の異なる複数の商品の購入をトラッキングする場合などに選択します。後でコンバージョン トラッキング タグを追加する際に、トランザクション別に値をトラッキングするようにタグをカスタマイズする必要があります。
    • コンバージョンの価値を指定しない:
  8. [カウント方法] の横で、このコンバージョンのカウント方法を選択します。
    • 初回のみ: このオプションは、広告のクリックにつき 1 回のみのコンバージョン達成がビジネスにとって意味を持つような場合に選択します。サイトでのメンバー登録など、見込み顧客の獲得に該当するコンバージョンに最適です。
    • 全件: このオプションは、すべてのコンバージョンがビジネスに価値をもたらすような場合に選択します。購入に該当するコンバージョンに最適です。
  9. [計測期間] をクリックします。広告とユーザーとの接点が発生した後にコンバージョンをトラッキングする期間をプルダウンから選択します。選択できる期間は 1~90 日間です。詳しくは、計測期間についてをご覧ください。
  10. [ビュースルー コンバージョン計測期間] をクリックします。ビュースルー コンバージョンをトラッキングする期間をプルダウンから選択します。選択できる期間は 1~30 日です。
  11. [コンバージョン列に含める] をオンにします。このコンバージョン アクションのデータをレポートの [コンバージョン] 列に含めない場合は、このチェックボックスをオフにします(デフォルトではオンです)。このチェックボックスをオフにしても、[すべてのコンバージョン] 列にはデータが含まれます。スマート自動入札を使用していて、このコンバージョン アクションを入札戦略に含めない場合も、このチェックボックスをオフにします。詳しくは、「コンバージョン列に含める」設定についてをご覧ください。
  12. [作成して続行] をクリックします。

コンバージョン アクションが作成されたことを示す画面が表示されます。タグを自分でインストールするか、Google タグ マネージャーを使用して、手順に沿ってタグを設定します。

自動入札機能を活用してアカウントを管理する時間を節約する

毎日の業務やマーケティング戦略で変更が必要になるため、これまで以上に非営利団体は時間に追われています。

Google 広告の自動入札機能を活用すれば、手間のかかる作業に煩わされたり推測に頼ったりすることなく、掲載結果の目標に合わせて入札単価を設定できます。アカウントを管理するうえで貴重な時間を無駄にすることなく、広告から最適な結果が得られるようキャンペーンを自動的に最適化できます。

「コンバージョン数の最大化」はスマート自動入札戦略の 1 つで、指定した予算内でキャンペーンのコンバージョン数を最大化できるように入札単価を自動的に調整します。
目標 入札戦略

目標コンバージョン単価でコンバージョンを増やす

目標コンバージョン単価」では、指定した目標コンバージョン単価(CPA)でコンバージョンを最大限に獲得できるように検索入札単価が自動的に設定されます。実際の入札単価は、コンバージョンによって目標を上回ったり下回ったりすることがあります。

目標コンバージョン単価制は、1 つのキャンペーンの標準戦略、または複数のキャンペーンや広告グループにまたがるポートフォリオ入札戦略として使用できます。

詳しくは、目標コンバージョン単価についての説明をご覧ください。

各コンバージョンの価値が異なる場合に、目標広告費用対効果(ROAS)を達成する

目標広告費用対効果」では、指定した目標広告費用対効果でコンバージョン値を最大化できるように入札単価が自動的に調整されます。実際の広告費用対効果は、コンバージョンによって目標を上回ったり下回ったりすることがあります。

目標広告費用対効果は、ポートフォリオ入札戦略や、個々のキャンペーンの標準の入札戦略として使用できます。

詳しくは、目標広告費用対効果についての説明をご覧ください。

指定した予算内でコンバージョン数を増やす


「コンバージョン数の最大化」を使用すると、指定した予算内でキャンペーンのコンバージョン数を最大化できるように入札単価が自動的に調整されます。

詳しくは、コンバージョン数の最大化についての説明をご覧ください。

指定した予算内でコンバージョン値を大きくする

コンバージョン値の最大化」を使用すると、指定した予算内でキャンペーンのコンバージョン値を最大化できるように入札単価が自動的に設定されます。

詳しくは、コンバージョン値の最大化についての説明をご覧ください。

 

Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラムでの COVID-19 の対応に役立つその他のヒントやリソースをご確認ください。

また、COVID-19 に対する Google 全体の対応についてもこちらでご確認ください。

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