アプリの検出とランキング

Google Play は、豊富なラインアップの中からユーザーが希望するアプリやゲームを簡単に見つけられるようにすることを目指しています。

ユーザーは、スマートフォン、タブレット、テレビなど、さまざまな種類のデバイスを使って、Google Play でさまざまな方法を通してアプリを調べ、インストールすることができます。たとえば、ホームページやサブ ナビゲーション ページをブラウズしたり、アプリを検索したりできます。また、アプリの詳細ページを確認したり、エディターのおすすめを参照したりすることもできます。

ユーザーに関連性の高いコンテンツを表示し、ダウンロードしたアプリに満足してもらう必要があるため、一般に、高品質で、幅広いユーザーに適したアプリが優先されます。見つけてもらいやすくするには、誰でも楽しめて他のユーザーに推奨できるアプリを作成することをおすすめします。

Google は、新しいディスカバリー ページの追加、さまざまな表示形式や表示レイアウトでのテスト、ランキング アルゴリズムの強化などを通して、Google Play における見つけやすさを常にテストし、最適化しています。

アプリを理解する

Google Play は、ユーザーが適切なアプリを適切なタイミングで見つけられるよう、アプリのコンテンツと機能を把握する必要があります。

デベロッパーは、Google Play にアプリを送信する際、アプリやアプリの特性(タイトル、説明、カテゴリ、画像および映像など)に関する情報と、アプリのコンテンツや機能に関する情報を提供します。さらに、Google は、アプリのその他の特性(「マルチプレーヤー型」ゲームなど)を特定し、ユーザーのフィードバック(評価、レビュー、エンゲージメントなど)を分析します。この情報は、Google によるランキング決定の判断材料となります。また、Google はこの情報に基づいてアプリを整理し、ユーザーが何か新しいものを探しているか、特定のタイトルを検索しているかにかかわらず、ユーザーにアプリを提示することができます。

アプリを整理してランキングを付ける

ユーザーは、さまざまな方法を通して Google Play でアプリを見つけることができます。Play でアプリを整理するうえでの目標は、どのアプリを表示するか、アプリをいくつ表示するか、それらのアプリをユーザー フレンドリーな方法でどのように表示するかを判断することです。アプリを整理する際は、以下のような多くの要因が関与します。

  • ユーザーとの関連性: ユーザーにとって最も関連性の高いアプリは、ユーザーが閲覧している場所や検索で使用しているクエリによって異なります。
  • アプリのエクスペリエンスの品質: 一般に、技術的なパフォーマンスが高く、ユーザー エクスペリエンスに優れたアプリは、品質の低いアプリよりも優先されます。
  • エディターによる評価: Google Play は、厳選されたおすすめを提供することで、ユーザーが注目のコンテンツや面白いコンテンツを見つけられるようにしています。
  • 広告: デベロッパーは、他の Google サービスと同様に Google Play にも広告を掲載できます。これらの広告は、明示されたセクションに、他のコンテンツと一緒に表示されます。
  • ユーザー エクスペリエンス: Google Play は、ユーザーが利用可能な幅広いアプリを快適に探索できるよう取り組んでいます。

上記の主な要因がランキングに与える影響の大きさは、ユーザーが見ている Google Play 上の場所、ユーザーが使用しているデバイス、ユーザーの設定によって異なります。たとえば、「ランキング」に掲載されるアプリは人気度の影響を大きく受けるのに対し、検索結果に表示されるアプリはユーザーのクエリとの関連性の影響を大きく受けます。さらに、各種デバイスに合わせて最適化されているアプリもあります。たとえば、モバイルよりもテレビで検索した方がランキングが上がるアプリや、特定のデバイス(車など)でのみ利用できるアプリもあります。

ランキングに影響を与える主な要因についての詳細情報:

A. ユーザーとの関連性

ユーザーには、関連性の高いコンテンツを表示する必要があります。まず、ユーザーがアクセスしている Google Play のサーフェスを判断し、関連性が高く利用可能なアプリが表示されるようにします。たとえば、特定の国でのみ利用できるアプリや、Android TV など、特定のデバイス(特定のフォーム ファクタを含む)にのみ対応しているアプリがあります。

ユーザーに関連性の高いコンテンツを表示するためには、ユーザーが何を探しているかを理解することも必要です。Google は、ユーザーの意図を暗黙的または明示的なシグナルで判断する場合があります。たとえば、[子供] タブなど、特定の場所にアクセスしているユーザーは(詳しくは、教師承認済みプログラムをご覧ください)、子供向けのアプリのみを表示することに関心があることを示しています。また、[エディターのおすすめ] タブにアクセスしているユーザーは、Google Play のエディターが推奨しているアプリのみを表示することに関心があることを示しています。  

ユーザーが検索機能を使用している場合は、そのクエリの裏にあるユーザーの意図を理解する必要があります。このために、Google は入力されたキーワードを解読したり、ユーザーが特定のアプリを(アプリの名前として検出された情報を入力して)探しているのか、アプリのカテゴリ(レーシング ゲームなど)を探しているのかを判断することを試みたりしています。また、適切な検索結果を検討するために、類義語など、他の単語を識別することもあります。意図がわかったら、メタデータ(タイトル、説明、カテゴリなど)とその他のシグナルを使用して、ユーザーのクエリに最も適したアプリを判断します。意図の幅が狭い場合は(タイトルの完全一致検索など)、そのタイトルを返すようにしていますが、意図の幅が広くなると(「フォト編集」の検索など)、関連するアプリが多くなる可能性があります。Google Play は、ユーザー エクスペリエンスがより高いアプリをユーザーが見つけられるようにするのに役立つと思われる他のシグナルを考慮に入れることもあります。たとえば、下記のその他の要因(アプリの品質など)や特定のクエリの検索結果に対するユーザーの反応などが考慮の対象になります。また、ユーザーが検索機能を使用して Play ムービーや Play ブックスのコンテンツを検索していると思われる場合は、それらのコンテンツを含めることもあります。

Google は、さまざまな年齢層に及ぶ、190 か国を超える何十億ものユーザーに対応する必要があります。そのため、Google Play 全体で、アプリが幅広いユーザーに関連し、適切なものであるかどうかも検討しています。アプリについてその関連性やユーザー層が限定されている際は、関連性やユーザー層が限定されたそうした種類のアプリをユーザーが具体的に探していると確実に判断できる(検索クエリや閲覧状況などを通じて)場合にのみ、アプリが表示されるようにしています。また、ユーザーに合わせてカスタマイズされたおすすめを表示することもあります。たとえば、収集した情報(ユーザーが以前インストールしたアプリなど)に基づいて「おすすめ」クラスタにアプリのおすすめを生成する場合があります。Google がどのようにサービスをカスタマイズしているか、およびユーザーによるプライバシー管理について詳しくは、Google プライバシー ポリシーをご覧ください。

カスタマイズ設定を管理する

注文履歴と Google でのアクティビティを使用してカスタマイズを無効にするには、以下の操作を行います。

  1. Google アカウントにログインします。
  2. アクティビティ管理に移動します。
  3. [ウェブとアプリのアクティビティ] をオフにします。

過去のアクティビティを確認、削除する、またはカスタマイズから削除するには、以下の操作を行います。

  1. Google アカウントにログインします。
  2. アクティビティ管理に移動します。
  3. [アクティビティを管理] に移動します。

詳しくは、アクティビティを削除するをご覧ください。

ヒント: 過去のアクティビティを削除した場合、Google 検索や Google アシスタントなどの他の Google サービスのエクスペリエンスに影響を与える可能性があります。[ウェブとアプリのアクティビティ] の設定は、account.google.com でいつでもオンに戻す、削除する、または変更することができます。

詳しくは、ウェブとアプリのアクティビティに関する記事をご覧ください。

 

B. アプリのエクスペリエンスの品質

Android ユーザーは質の高いアプリを期待しています。つまり、全体的にユーザー エクスペリエンスに優れ、基本的なデバイス機能を上回る価値を提供するアプリです。Google もまた、質の高いアプリを重視しています。自身がインストールしたアプリをユーザーが快適に利用できた場合、Google Play のアプリの品質に対する信頼が高まり、ひいてはエコシステム全体のメリットにつながると考えられるためです。

Google は、手動のシグナルとアルゴリズムの手法の両方を組み合わせることで、ユーザーにおすすめするアプリが質の高いものになるようにしています。「アプリの品質」は、アプリそのもののエクスペリエンスと相関しているだけでなく、アプリのアイコン、タイトル、スクリーンショット、動画、説明、リンクなど、インストール前のエクスペリエンスの重要な要素でもあります。これらは、ユーザーの意思決定のエクスペリエンスをサポートしつつ、アプリやアプリの特性を適切に表現するものにする必要があります。また、デベロッパーが提供するカスタマー サポートのエクスペリエンスも関連する可能性があります。アプリの質の高さを判断する目安となるその他の要因を以下に示します。

  • アプリが標準のビジュアル デザインとユーザー インタラクション パターンを提供し、一貫性のある直感的ユーザー エクスペリエンスを実現しているかどうか。
  • アプリが広告対応の場合、アプリ内の広告エクスペリエンスが優れているかどうか。
  • 想定どおりの機能の動作、コンテンツ、機能を提供するかどうか。
  • ユーザーが期待する互換性、パフォーマンス、安定性、反応を提供するかどうか。

アプリの品質が高いか低いかの判断は、ユーザーにとって価値が低いアプリや、期待どおりのパフォーマンスをもたらさないアプリが、おすすめの新しいアプリを見つけるためのサーフェスや検索結果の上位に表示されないようにする際に重要となります。アプリの品質は Google Play でのアプリの掲載場所の判断に役立つため、Google は、アプリの品質を向上させるためのガイダンスやツールをデベロッパーに提供するよう努めています。デベロッパー向けのテストのガイドラインは、アプリの品質を左右する要素の評価に役立ちます。また、デベロッパーが優れたユーザー エクスペリエンスを提供し、Wear OS、TV、Auto 向けのアプリを目立たせることができるようにするためのガイドラインや、Google Play Games サービスを使用しているデベロッパー向けのチェックリストもあります。内部トラック、クローズド トラック、オープン トラックのテスターからフィードバックを収集することで、リリース前に検討を重ね、アプリの品質を向上させることができるようにしています。また、アプリの品質を高めるためのおすすめの方法アプリ アカデミーのリソースもデベロッパーに提供しています。Google Play Console 内では、アプリの統計情報、技術的なパフォーマンス分析向けの Android Vitals評価とレビューの分析などのツールを利用できます。Play Console を利用することで、デベロッパーはアプリのパフォーマンスを類似アプリと比較し、アプリのパフォーマンスについて改善できる部分を適切に把握することができます。また、デベロッパーは、一般公開されている評価やレビューでユーザーのフィードバックにアクセスすることもできます。これは、品質やサポートについてのユーザーの懸念事項を特定するのに役立ちます。

C. エディターによる評価

ユーザーは、Google Play の視点で選ばれた注目のコンテンツや面白いコンテンツも確認できます。Google はユーザーが見つけやすいよう、Google Play チームが厳選したおすすめを提供しています。

これには、注目のコンテンツやプロモーション コンテンツの手動での選択や、Google Play のエディターやマーケティング担当者のチームによる手動での掲載順位のカスタマイズが含まれます。これらの掲載順位には、継続的(記事、ラベル、説明など)なものと期間が限られたもの(季節など)があり、さまざまなビジュアル レイアウトを使用して表示されます。

コンテンツを選定する際、エディターとマーケティング担当者のチームは、アプリ エクスペリエンスの品質(上記)のほか、目新しさ、デザイン、コンテンツの有用性、訴求力などの基準も重視します。Google は、「エディターのおすすめ」ラベルを使用して、特定のトピックに最も適したアプリと思われるものをハイライト表示します。また、コンテンツが面白いと思う理由についての説明(「おすすめポイント」など)を追記することもあります。

マーケティング キャンペーンを実施することもあります。キャンペーンを作成する際に、適切なタイミングと地域との関連性をチームで検討する場合があります。プロモーション(ブラック フライデー セールなど)、地域のイベント(ハロウィーンなど)、コンテンツの節目(新規リリース、メジャー アップデートなど)などのキャンペーンが対象になります。キャンペーンによっては、コンテンツを選択する際に収益化の可能性が検討されることもあります。

D. 広告

デベロッパーは広告費を支払うことで、Google Play の明示されたセクションに広告を掲載できます。広告には必ず「広告」や「スポンサー」などのラベルが付けられます。詳しくは、アプリの Google 広告キャンペーンを作成するをご覧ください。

E. Google Play におけるユーザー エクスペリエンス

Google は、ユーザーが Google Play を快適に利用でき、希望するアプリや、新しいタイトルや無名のタイトル、それらのアプリに関する役立つ情報を見つけられるようにすることを目指しています。そのため、アプリをグループにまとめる方法、検索結果に表示する広告の数、ユーザーにアプリを提示する場合の形式など、Google Play のあらゆる面をデザインする際にユーザー エクスペリエンスを考慮しています。Google Play でのユーザー エクスペリエンスが有益で、魅力的であるほど、新しいアプリを探し、インストールするためにユーザーが戻る頻度は高くなります。

この情報は役に立ちましたか?

改善できる点がありましたらお聞かせください。

さらにサポートが必要な場合

次の手順をお試しください。

検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
13840578998381997867
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
92637
false
false