Android Performance Tuner の統合、使用、分析に問題がある場合は、次の情報をご覧ください。
開始時の一般的な問題
Android Performance Tuner がまだ完全に統合されていません。[パフォーマンスの分析情報] ページに [Android Performance Tuner でパフォーマンスの分析情報を入手する] という見出しの紹介メッセージが表示されている場合、統合は完了していません。
Android デベロッパー サイトの説明に沿って、統合を完了してから、ゲームを Play Console にアップロードしてください。
[パフォーマンスの分析情報] ページでリリースの作成を求めるメッセージが表示される場合、Android Performance Tuner は完全に統合されていますが、アプリを公開する必要があります。
アプリをテストトラックにリリースするか、Google Play で公開します。リリースについて詳しくは、リリースの準備と公開をご覧ください。
アプリを Play にアップロードすると、設定を検証するために最終チェックが実行されます。警告メッセージが表示された場合は、詳細を確認し、関連する統合パスのチェックリストを完了していることを確認してください。
収集されるデータの量が最小しきい値に到達するまで、データは Google Play Console に表示されません。ただし、Android App Bundle を内部テストトラックにリリースする場合、この最小しきい値は適用されません。つまり、Google Play でアプリを公開する前に社内で設定を検証できます。
よくある質問
Android Performance Tuner はフレームレートの配信にどのように影響を与えますか?速度を低下させる可能性はありますか?プラグインによって速度が変わったようです。Google のテストによると、Android Performance Tuner がフレーム時間のパフォーマンスに与える影響はごくわずか(1% 未満)です。Frame Pacing API を使用して Android Performance Tuner のフレーム タイミングを提供する場合、フレーム時間の一貫性がさらに高まります。この方法には、マイクロスタッタリングを減少させるというメリットがあります。遅いフレームの数はほとんど変わりません。
はい。内部テストトラック(最大 100 人のユーザーをサポート)でアプリをリリースすると、Android Vitals でパフォーマンス データを利用できるようになります。アプリが内部テストトラックにある場合は、セッション数に関係なくすべてのデータが表示されます。一方、アプリをクローズド テスト、オープンテスト、または製品版に昇格した場合は、統計的に有意なセッション数に達した後にのみデータが表示されます。つまり、テストから製品版にアプリを昇格する場合、製品版のアプリが必要な稼働レベルに到達するまで、データが表示されない短い期間が生じることになります。
遅いフレームと速いフレームの指標は目標フレームレートに関連付けられています。目標フレームレートが変わると、問題と改善案も変わります。フレーム時間の基礎データ自体は変わりません。
いいえ、Google Play Console でデータ収集を無効にすることはできません。
データの表示は、実行時に品質設定が正確に報告され、統合時に定義した品質レベルと適合していることに依存しています。該当しない場合、セッションは「不明」の品質レベルに分類されます。
現時点では、ユーザー主導の変更はトラッキングしていませんが、将来的には行う予定です。それまでは、ユーザーが選択する設定が事前に設定された品質レベルに含まれているかどうかに応じて、ユーザー主導の変更は 2 つの方法で表示される可能性があります。該当する場合、セッションは適切な品質レベルで報告されます。該当しない場合は、「不明」と表示されます。その結果、1 つのデバイスモデルが複数の品質レベルで報告されることもあります。
デバイスモデルのセッションが複数の品質レベルで報告されている場合、1 つのデバイスモデルがグラフや表に何度も表示されることがあります。
これは次のような場合に発生します。
- ユーザーが品質レベルを変更した。
- 1 つのデバイスモデルだけでなく、より粒度の高いレベルへ、品質レベルが動的に設定された。
- 新しいリリースのない状態で、品質レベルがリモートで変更された。