各設定を適用するには、代替の課金システムの API を使用して移行を完了している必要があります。代替の課金システムの API を統合する準備がまだできていない場合は、引き続き、Google Play Console ではなく登録フォームから登録のステータスを変更してください。
代替の課金システムを引き続き拡大、展開するなかで、Google はユーザーに対して代替の課金システムを有効にするためのいくつかのプログラムをデベロッパーに提供し始めました。デベロッパーは、オンボーディング手続きの一環として、Google Play Console を介してアプリを登録する必要があります。その際には、アプリ、代替の課金システムを提供する対象となる国 / 地域、使用するプログラムの種類を指定してください。
概要
Google Play Console の [代替の課金システム] ページ（[設定] > [代替の課金システム]）で、アプリの代替の課金システムへの登録とそのオプションを使用するためのオプトインを管理し、アプリごと、対象となる市場ごとに利用可能なプログラムから選択します。
詳しくは、Google Play の代替の課金システムについての説明をご覧ください。
アプリを登録する
アプリを登録するには、まず、必要な代替の課金システムのオンボーディング手順を完了する必要があります。この手順は、対応する各プログラムに記載されています。
始める前に:
- こちらの記事をよくお読みのうえ、ユーザー選択型決済プログラムをしっかりと理解してください。
- 代替の課金システムで定期購入を販売する前に、アプリごとに連絡先情報が最新の状態であることをご確認ください。
- 一部のレポート指標は Google Play の課金システムによる取引でのみ利用できます。代替の課金システムのデータを使用している場合は一部の機能や指標をご利用いただけないことがあります。
アプリを登録するには:
- Google Play Console を開き、[代替の課金システム] ページ（[設定] > [代替の課金システム]）に移動します。
- 登録するアプリを探し、表内で [管理] をクリックします。そのアプリに対する [収益化のセットアップ] ページが表示されます。
- [代替の課金システム] セクションまで下にスクロールし、[代替の課金システムを追加] をクリックします。
- 課金システムのオプションを選択します。
- ユーザー選択型決済: Google Play の課金システムと合わせて代替の課金システムをユーザーに提供する場合は、このオプションを選択します。
- 代替の課金システムのみ: 代替の課金システムを単独で提供し、Google Play の課金システムは提供しない場合は、このオプションを選択します。
- [+ 国 / 地域] をクリックし、この課金システムのオプションを適用する対象となる国 / 地域を選択します。
- 選択できる国 / 地域のリストは、ステップ 5 で選択した課金システムのオプションと、アプリを利用できる国 / 地域によって異なります。
- 国 / 地域を選択し終えたら、[適用] をクリックします。
- [定期購入の管理 URL] の横に、定期購入の管理リンクを入力します。このリンクは、リクエストに応じてユーザーに提供できます。このリンク先で、ユーザーは、定期購入の設定を変更するなど、定期購入のライフサイクルを管理できます。定期購入を販売する予定がない場合は、「なし」と入力します。
- 重要: 定期購入の管理リンクが国 / 地域ごとに異なる場合は、国 / 地域ごとに個別にオプションにアプリを登録する必要があります。
- ユーザー選択型決済のみ: [お支払い方法のバナー] セクションに、代替の課金システムでサポートされているお支払い方法を表すロゴのバナーを指定します。すでにバナーがある場合は、クリックしてファイルをアップロードするかドロップします。バナーがない場合は、[お支払い方法のバナー テンプレートをダウンロード] をクリックします。
- ヒント: [画像の要件] をクリックすると、お支払い方法の画像に関するガイドラインが表示されます。
- ユーザー選択型決済のみ: バナー画像の後に「その他」というラベルを表示するには、[その他のお支払い方法] チェックボックスをオンにします。これは、バナーに表示されているもの以外に、6 つ以上のお支払い方法をサポートしていることを示します。
- [適用] をクリックします。
情報を表示し、代替の課金システムの設定を管理する
代替の課金システムの設定（アプリレベルの登録、プロフィール情報など）は、[代替の課金システム] ページ（[設定] > [代替の課金システム]）で管理できます。
下のセクションをクリックすると、詳細を開いたり閉じたりできます。
地域ごとの代替の課金システムの請求書情報を表示する
地域ごとの代替の課金システムの請求書情報を表示するには:
- Google Play Console を開き、[代替の課金システム] ページ（[設定] > [代替の課金システム]）に移動します。
- タブを選択すると、そのタブに関連付けられているお支払い情報（請求額、取引、請求書とドキュメント、設定など）が表示されます。
代替の課金システムの設定を管理する
代替の課金システムの設定を管理するには:
- Google Play Console を開き、[代替の課金システム] ページ（[設定] > [代替の課金システム]）に移動します。
- 登録するアプリを探し、表内で [管理] をクリックします。そのアプリに対する [収益化のセットアップ] ページが表示されます。
- 課金システムのオプションを選択します。
- ユーザー選択型決済: Google Play の課金システムと合わせて代替の課金システムをユーザーに提供する場合は、このオプションを選択します。
- 代替の課金システムのみ: Google Play の課金システムではなく、ユーザー選択型ではない代替的決済を提供する場合は、このオプションを選択します。
- 代替の課金システムは対象外: これらの特定の国では Google Play 請求サービスに戻るか、アプリの収益化を停止する場合は、このオプションを選択します。
- [+ 国 / 地域] をクリックし、この課金システムのオプションを更新する対象となる国 / 地域を選択します。
- 選択できる国 / 地域のリストは、選択した課金システムのオプションと、アプリを利用できる国 / 地域によって異なります。
- 国 / 地域を選択し終えたら、[適用] をクリックします。
- [定期購入の管理 URL] の横で、必要に応じて定期購入の管理リンクを更新します。このリンクは、リクエストに応じてユーザーに提供できます。定期購入を販売する予定がない場合は、「なし」と入力します。
- 重要: 定期購入の管理リンクが国 / 地域ごとに異なる場合は、国 / 地域ごとに個別にオプションにアプリを登録する必要があります。
- ユーザー選択型決済のみ: [お支払い方法のバナー] セクションに、代替の課金システムでサポートされているお支払い方法を表すロゴの新しいバナーを必要に応じて指定します。
- ヒント: [画像の要件] をクリックすると、お支払い方法の画像に関するガイドラインが表示されます。
- ユーザー選択型決済のみ: バナー画像の後に「その他」というラベルを表示するには、[その他のお支払い方法] チェックボックスをオンにします。これは、バナーに表示されているもの以外のお支払い方法もサポートしていることを示しています。
- [適用] をクリックします。