ポリシーに関するお知らせ: 2023 年 4 月 5 日

新しいポリシー

• ユーザーが自身のデータをより細かくコントロールできるよう、ユーザーデータに関するポリシーにアカウントの削除に関する新しい要件を導入します。ユーザーがアプリを通してアカウントを作成できる場合、アプリおよびウェブからユーザーがアカウントの削除をリクエストできるようにすることが求められます。また、デベロッパーは Google Play Console のデータ セーフティ フォームも必ず更新する必要があります。この情報は、Google Play に表示されるアプリのデータ セーフティ セクションに一部が掲載されることもあります。詳しくは、ヘルプセンターとブログをご覧ください。

• デバイスやネットワークでの不正行為に関するポリシーに、以下のとおり新しいガイドラインを追加します。
  • Android 14 以降を対象とするアプリの場合、フォアグラウンド サービス（FGS）の使用に対して新しい一連のポリシー制限が適用されます。アプリは、適切なユースケースにおいてのみフォアグラウンド サービス（FGS）を宣言できます。デベロッパーは、アプリで使用されるフォアグラウンド サービス（FGS）ごとに有効なタイプを指定し、そのタイプに適したフォアグラウンド サービス権限を宣言する必要があります。詳細
  • ユーザーが開始したデータ転送を簡単にし、透明性を高められるよう、新たな JobScheduler API と要件を導入します。詳細

ポリシーの最新情報

• ファミリー ポリシー要件内のアプリの機能に関するポリシーを更新し、ウェブベースのコンテンツをアプリ内で使用できるようにします。
• パキスタンのユーザーを対象とする個人ローンアプリについて追加要件を導入します。パキスタンで個人ローンアプリをリリースする場合、個人ローンの提供または斡旋を行う能力を有することを証明する、同国固有のライセンス ドキュメントを提出する必要があります。
• 個人ローンに関するポリシーを更新し、個人ローンの提供または斡旋を目的とするアプリはユーザーの連絡先情報および写真にアクセスできないことを明記します。
• ユーザーの評価、レビュー、インストールに関するポリシーを更新し、他のアプリをインストールするようユーザーに促すことを主な目的とするアプリ、および、報酬を与えることによってアプリの評価またはレビューをユーザーに促すことは認められないことを明記します。

また、一部の既存のポリシーに説明を追加しました。このポリシーは、新たに作成または更新されたものではないため、Google の違反措置の基準や実施方法に変更はありません。

• 既存の SDK 要件の一部を 1 か所にまとめ、情報を見つけやすくします。アプリに統合しても問題ない SDK を判別しやすくなるよう、SDK に起因するよくある違反の例をいくつか追加します。詳しくは、ヘルプセンターと、Google Play アカデミーの SDK に関するおすすめの方法のトレーニングをご覧ください。
• 性的なコンテンツと冒とく的な表現に関するポリシーを更新し、同意のない性的なコンテンツ、性的搾取行為、報酬を見返りとした性行為勧誘を含む、または行うアプリおよびアプリ内コンテンツは認められないことをより明確にします。

その他のお知らせ

• 新規アプリとアプリ アップデートの対象 API レベルの期限をわかりやすくするため、期日を毎年 8 月 31 日に統一します。API レベル 31 以降を対象にするためのアプリの更新にさらに時間が必要な場合は、2023 年 11 月 1 日までの期限延長をリクエストできます。詳細
• VpnService を必要とするアプリは 2023 年 1 月までに申告フォームを提出するよう、以前にお知らせしました。Google では、VPN に関するポリシー要件すべてにアプリが準拠するための準備にさらに時間が必要と判断し、期限を延長することにしました。2023 年 8 月 31 日までに、Google の VPN サービス ポリシーに準拠してください。詳細
• 対象となる現金賭博アプリのパッケージの公開設定権限に準拠するための猶予期間を 2024 年 5 月 1 日まで延長しました。詳細
• なお、2023 年 5 月 31 日より、ファミリー向けプログラムのアプリで子供や年齢が不明なユーザーに広告を配信する際は、ファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムにおける自己認定バージョンの SDK のみを使用することが義務付けられます。Fyber SDK の追加など、自己認定 SDK リストの最新情報については、こちらをご覧ください。
• なお、インドでの規制の進展に対応するため、今年初めにお支払いに関するポリシーを更新しました。今回の変更により、スマートフォンやタブレット上の Google Play 配信アプリ内でアプリ内購入を行うインドのユーザーに対し、デベロッパーは Google Play の課金システムと合わせて代替の課金システムを提供できます。この更新されたポリシーに準拠するための期間は 2023 年 4 月 26 日までとなります。詳細

アプリが影響を受ける場合は、これらのポリシーの更新内容を入念に確認することをおすすめします。今回の変更に準拠する方法について詳しくは、以下をご覧ください。

• PolicyBytes の動画をご覧ください。
• さまざま地域向けにポリシー ウェブセミナーも開催しておりますので（グローバル、ブラジル、インド、日本、韓国、東南アジア、インドネシア）、ぜひご参加ください。皆様からのご質問を事前にお受けいたします。
• Google Play アカデミーで、これらのポリシーに関するトレーニングを受けることができます。
• ご不明な点や他のデベロッパーと共有したいおすすめの方法がございましたら、Google Play デベロッパー ヘルプ コミュニティをご利用ください。
• Android と Google Play の安全性を守る主要な 2023 年の取り組みについてのブログをご覧ください。