脈拍停止の検出をオンにするにはどうすればよいですか?
脈拍停止の検出を設定するには:
- スマートフォンで Google Pixel Watch アプリを開きます。
- [安全性と緊急情報]
[脈拍停止の検出] をタップします。
注: 脈拍停止の検出が利用可能な地域にお住まいで、[安全性と緊急情報] セクションにこの機能が表示されない場合は、スマートウォッチの緊急情報サービス アプリと、スマートフォンの Google Pixel Watch アプリを更新してください。 - 画面上の手順に沿って機能をオンにします。脈拍停止の検出をオンにすると、脈拍停止の可能性を検知するために、スマートウォッチの装着中は常に心拍数シグナルがモニタリングされます。
脈拍停止の検出をオンにするには、Google Pixel Watch で Google アカウントを使用して緊急情報サービスにログインする必要があります。緊急情報サービスにログインしていない場合は、セットアップ フロー中にログインするよう求められます。
脈拍停止の検出は一部の国と地域でのみご利用いただけます。旅行などで移動した先の地域で脈拍停止の検出がサポートされていない場合、この機能は一時的に停止します。一時的に停止している間は、脈拍停止を検出できず、緊急サービスに通報することもできません。サポート対象の地域に戻ると、脈拍停止の検出が自動的に再開されます。
脈拍停止とは何ですか?
脈拍停止とは、検出可能な脈拍が検出できない状態です。これは通常、意識の消失につながり、緊急の介入を要する事態です。
脈拍停止が生じる原因はさまざまで、心停止、呼吸器や循環器の機能障害、薬物の過剰摂取、中毒などが含まれますが、これらに限定されません。
脈拍停止の検出が脈拍を検出する仕組みを教えてください。
脈拍停止の検出の仕組みを教えてください。
Google Pixel Watch の装着中に脈拍が検出されなかった場合、スマートウォッチが振動し、チェックインが表示されて支援が必要かどうかの確認が行われます。動きや脈拍が検出されると、チェックインは自動的に解除されます。
約 15 秒後にスマートウォッチで大きな音が鳴り、カウントダウンが開始されます。支援が不要な場合は、[X] をタップしてカウントダウンを解除できます。
カウントダウン中に応答がなかった場合、スマートウォッチは緊急サービスへの通報を試みます1。通報がつながると、スマートウォッチから自動メッセージが再生され、位置情報が共有されます。また、脈拍が検出されず、ユーザーからの応答がなかったことが緊急通報オペレーターに伝えられます。
ユーザーまたは周囲の人が緊急サービスと直接通話できる場合は、下部にあるボタンをタップして自動メッセージを停止できます。
注意事項
- 脈拍停止の検出で、必ずしも脈拍停止のすべての事象を検出できるとは限りません。
- 脈拍センサーの読み取りがうまくいかない場合にチェックインが表示されることがあります(通常の日々のアクティビティの結果として起こることがあります)。
- 状況によっては、Google Pixel Watch から緊急サービスに発信できないこともあります(電波が弱いモバイル ネットワークに接続している場合や通話中の場合など)。2
- Google Pixel Watch Wi-Fi で緊急サービスに発信するには、スマートウォッチがスマートフォンとの通信圏内にあり、Bluetooth でスマートフォンに接続されている必要があります。スマートウォッチが Bluetooth でスマートフォンに接続されていない場合は、スマートウォッチから緊急サービスに発信できません。
- Google Pixel Watch LTE を使用して緊急サービスに発信するには、スマートウォッチの LTE 接続が有効になっている必要があります。
- 一部の地域では、Google Pixel Watch から緊急通報を発信するには、LTE 携帯通信会社の利用またはセーフティ シグナルのいずれかが必要です。
脈拍停止の検出は誰が利用できますか?
脈拍停止の検出は、以下の個人による使用を意図したものではありません。
- 22 歳未満の人
- 医療従事者により心臓突然死のリスクが高いと診断されたことがある人(冠動脈疾患のある人、心筋症による失神や原因不明の失神(気絶)を起こしたことがある人など)
この機能は、医療従事者の処方に基づいてリアルタイムまたは連続で心臓 / 脈拍をモニタリングする機器に代わるものではありません
誤って緊急通報を発信した場合の対処方法
誤って緊急サービスに発信した場合は、電話を切らないでください。発信が間違っていたことと、救援は必要ないことを緊急サービスのオペレーターに伝えます。
脈拍停止が検出されるとどうなりますか?
脈拍が検出されない場合、Google Pixel Watch が振動し、無事であることを確認するチェックインが全画面表示されます。通知を解除するには、[私は大丈夫です] をタップします。スマートウォッチが動きを検知すると、チェックインは自動的に解除され、緊急サービスへの通報は発信されません。この通知が約 15 秒間表示された後で、約 20 秒間の緊急通報のカウントダウンに切り替わります。 |
緊急通報のカウントダウン
カウントダウン中、スマートウォッチは振動し続け、大きな音が鳴り始めます。カウントダウンを解除するには、[X] ボタンをタップします。手首を動かしても、緊急通報のカウントダウンは解除されません。緊急通報のカウントダウンが解除されると、緊急サービスへの発信は行われません。 |
緊急サービスへの発信
緊急サービスへの通報が発信されて接続されると、スマートウォッチから自動メッセージが再生され、スマートウォッチで脈拍停止が検出されたこと、チェックインへの応答がなかったことが緊急サービスに伝えられます。位置情報も共有されます。このメッセージは、スマートウォッチのユーザーや周囲の人には聞こえません。緊急サービスと通話するには、画面下部のボタンをタップします。自動メッセージ以外は標準の電話通話であるため、マイクが使用できます。 |
緊急サービスとの対話を開始する(省略可)
ボタンをタップして自動メッセージを停止すると、スマートウォッチのマイクを使って緊急サービスと話すことができます。緊急サービスの人の声はスマートウォッチのスピーカーから聞くことができます。対話は、ユーザーまたは緊急通報オペレーターが通話を終了するまで継続します。 |
最適な結果を得るためのスマートウォッチの装着方法
データはどのように処理されますか?
脈拍停止の検出の使用中に収集されるデータは Google のサーバーに保存され、安全かつ効果的に使用されます。このデータには以下のものが含まれます。
- この機能の利用に関するデータ
- 脈拍停止が検知された際の心拍数と動きに関するデータ
脈拍停止の検出で収集されたデータが販売されたり、広告に使用されたりすることはありません。
脈拍停止の検出で収集されたデータを確認するには、カスタマー サポートにお問い合わせください。
この機能は Google Pixel Watch アプリでオフにできます。オフにしてもデータは自動的に削除されません。Google アカウントを削除することで、データを削除できます。脈拍停止の検出に関する重要な注意事項
- この機能で、脈拍停止を常に検出できるとは限りません。脈拍停止の予測や原因の特定はできません。
- 必ずしも緊急サービスに通報されるわけではありません。緊急通報にはモバイル ネットワーク接続が必要であり、緊急サービスが応答することは保証されません。通話がすべてつながるとは限りません。
- この機能はスマートウォッチの脈拍センサーとモーション センサーを使用して脈拍を検出するため、ユーザーがアプリを使用していないときでも脈拍が検出されます。脈拍センサーの読み取りがうまくいかない場合にチェックインが表示されることがあります(通常の日々のアクティビティの結果として起こることがあります)。
- 他にも PPG 信号の品質に影響を及ぼしたり、支援が必要でないにもかかわらずチェックインが表示されたりする要因はあります。たとえば、個人差、モーション アーティファクト、周囲光、皮膚への圧力などがこれに該当しますが、これらに限定されません。
- 健康に懸念がある場合は、必ず医療機関にご相談ください。この機能から発出されたチェックインは、なんらかの診断の役割を果たしたり、健康に関する問題の有無を示唆したり、医療措置の必要性を示したりするものではありません。薬を替えたり、医療機関の予約を変更したりする前に、必ず医師にご相談ください。
脈拍停止の検出と不整脈の通知の違いは何ですか?
チェックインに関するフィードバックを送信するにはどうすればよいですか?
脈拍停止の検出をオフにするにはどうすればよいですか?
脈拍停止の検出をオフにするには:
1. スマートフォンで Google Pixel Watch アプリを開きます。
2. [安全性と緊急情報] [脈拍停止の検出] をタップします。
1 Google Pixel Watch は無線通信を使用して動作するため、条件によっては接続できない場合があります。
2 緊急通報には、スマートフォンやスマートウォッチが充電されている、適切なモバイル接続があるなどの通話機能が必要です。国や地域によっては利用できない場合があります。