Google Nest サーモスタットのオフモード

休暇などで長期間家を空ける場合は、Google Nest サーモスタットをオフモードに設定できます。

オフモードの特徴

• 通常の暖房と冷房のスケジュールがすべて無効になります。サーモスタットは暖房や冷房をオンにせず、エコ温度も維持しません。
• 安全温度は、家を極端な高温や低温から守るために引き続き使用されます。極端な温度になると、暖房または冷房が自動的に開始されます。サーモスタットは、家が影響を受けないようにすると同時に、節電にも貢献できます。安全温度に関するアラートは、スマートフォンにも送信されます。
• サーモスタットはエネルギー履歴を記録し続けます。履歴を確認すると、アプリにオフのアイコンが表示されます。
• サーモスタットはインターネットに接続されたままとなるため、アプリで操作したり、ソフトウェア アップデートを自動的にダウンロードしたりすることは引き続き可能です。
• オフモードに設定しても、Google Nest サーモスタットやシステムの電源はオフになりません。
• 極端に高いまたは低い温度になっても、Google Nest サーモスタットが家のシステムをまったく起動しないようにするには、安全温度をオフにする必要があります。手順については、この記事の最後のセクションをご覧ください。

オフモードとエコ温度の比較

• オフモードとエコモードはどちらも節電に役立ちます。オフモードの方が節電効果が高くなる可能性がありますが、家を快適な温度に戻すのに時間がかかります。
• サーモスタットがエコに設定されている場合は、エコ温度を維持するために暖房または冷房が稼働します。システムに独立したファン制御機能がある場合は、ファンもそのスケジュールに沿って稼働します。
• サーモスタットがオフに設定されている場合は、極端に低い温度または高い温度でのみ暖房と冷房をオンにして、安全温度を維持します。システムに独立したファン制御機能がある場合、ファンも設定したスケジュールで動作しなくなります。
  
  詳しくは、Google Nest サーモスタットの温度モードについての説明をご覧ください。

サーモスタットをオフモードに設定する

	Google Nest Learning Thermostat（第 4 世代） サーモスタットのディスプレイを壁側に押して、メニューを表示します。 ダイヤルを使って [モード] をハイライト表示し、ディスプレイを壁側に押して選択します。 ダイヤルを回して [オフ] に設定し、ディスプレイを壁側に押して選択します。
	Google Nest Thermostat 画面に [オフにする] が表示されるまで、タッチバーを長押しします。 タッチバーをスライドして [オフにする] をハイライト表示 タッチバーをタップして選択します。
	Google Nest Thermostat E、Google Nest Learning Thermostat（第 3 世代以前） サーモスタットのディスプレイを押してクイックビュー メニューを表示します。 リングをサーモスタットのアイコン まで回し、押して選択します。 リングを回して [オフ] をハイライト表示し、押して選択します。

Google Home アプリ

1. Google Home アプリ を開きます。
2. [お気に入り] または [デバイス] をタップします。 お使いのサーモスタットを選択します。
3. [温度モード] をタップします。
4. [オフ] を選択します。

Nest アプリ

注: Nest アプリは Google Nest Thermostat E と Google Nest Learning Thermostat（第 3 世代以前）でのみご利用いただけます。

1. ホーム画面で、お使いのサーモスタットを選択します。
2. モードのアイコン を選択します。
   • このアイコンの下に [Cool]、[Heat]、[Heat • Cool] のいずれが表示されます。
3. [Off] を選択します。

安全温度に達した場合のみ、サーモスタットは家の暖房または冷房をシステムに指示します。

安全温度をオフにする

重要: サーモスタットは安全温度を使用して、家の温度が危険なレベルに達するのを防ぎ、物的損害や安全上の問題（配管の凍結など）を引き起こすことがないようにします。安全温度を無効にすると、サーモスタットは家が危険な温度に達するのを防ぐことができません。

サーモスタットを使用する

注: 安全温度をサーモスタットで直接オフにできるのは、Google Nest Thermostat E と Google Nest Learning Thermostat（第 3 世代以前）のみです。Google Nest Thermostat と Google Nest Learning Thermostat（第 4 世代）で安全温度をオフにするには、Google Home アプリを使用してください。

1. サーモスタットのディスプレイを押してクイックビュー メニューを表示します。
2. リングを設定アイコン まで回し、押して選択します。
3. [機器] を選択します。
4. [検出された機器] の画面で、[続行] を選択します。
5. [システム] の画面で、もう一度 [続行] を選択します。
6. [安全温度] を選択します。
7. ダイヤルを回して、[暖房の設定温度] と [冷房の設定温度] を [オフ] に変更します。
8. [完了] を選択して終了します。

Google Home アプリ

注: Google Home アプリで安全温度の設定を変更できるのは、Google Nest Learning Thermostat（第 4 世代）と Google Nest Thermostat のみです。Google Nest Thermostat E または第 3 世代以前の Google Nest Learning Thermostat でこの設定を変更するには、サーモスタットのディスプレイまたは Nest アプリを使用してください。

1. Open the Home app .
2. [お気に入り] または [デバイス] をタップします。 お使いのサーモスタットを選択します。
3. 設定アイコン をタップします。
4. [温度設定] を選択します。
5. [安全温度] をタップします。
6. 両方が [オフ] と表示されるまで、プラス記号またはマイナス記号をタップして温度を上下します。暖房と冷房の両方がある場合は、温度を個別に変更できます。

Nest アプリ

注: Nest アプリは Google Nest Thermostat E と Google Nest Learning Thermostat（第 3 世代以前）でのみご利用いただけます。

1. ホーム画面で、お使いのサーモスタットを選択します。
2. 設定アイコン をタップします。
3. [Equipment] をタップします。
4. [Safety Temperatures] を選択します。
5. 両方のスライダーバーが [Off] になるまでドラッグします。

これで安全温度が無効になりました。サーモスタットをオフモードにすると、サーモスタットは暖房 / 冷房システムを起動しなくなります。