- 放射空調コントロールは、床下放射式システムやラジエーター暖房システムによくみられる温度の変動を減らし、家を快適な状態に保つのに役立ちます。
- 早めに暖房を起動し、スケジュールどおりに指定の室温に暖められます。また、暖房を早めに切って、設定温度を超えないようにすることもできます。
- 暖房をどのくらい前から起動させるかを設定でき、暖房の起動や停止を手動で行いたい場合には放射空調コントロールをオフにもできます。
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この記事は、以下の Google Nest サーモスタットを対象としています。 |
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Google Nest Thermostat E |
Google Nest Learning Thermostat |
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Heat Link を備えたサーモスタット |
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| お使いのサーモスタットのモデルがわからない場合 | |
従来の暖房システムの多くは、通気口から暖気を送り込む空気方式と呼ばれるシステムです。空気方式では、室温を変えるのにあまり時間を要しません。放射式システムは、家を暖めるにも、冷ますにも、通常は長い時間が必要です。
放射式システムは、空気を直接暖めるのではなく、液体で満たしたパイプや電気コイルを床下や天井に設置して家を暖めます。ラジエーター システムは、各部屋のラジエーターに温水を送り込みます。
こうしたシステムは温度を上げるのに時間がかかるため、希望どおりに快適な状態にする温度スケジュールが難しい場合があります。たとえば、朝 7 時に希望温度になるようにするには、朝 5 時に暖房を始める必要があるかもしれません。
また、温水パイプや電気コイルはシステムが停止した後でも熱が残っているため、放射式システムでは設定温度を超えてしまうことがあります。つまり、システムとしては暖房を停止しても、各部屋の電気コイルがその後も温度を上げてしまう場合があります。
| 放射式システムの仕組みは空気方式と大きく異なりますが、 ほとんどのサーモスタットは 2 つの方式を同じように扱います。放射空調コントロールは、放射 式システムを空気方式とは異なるものとして扱い、システムをオン / オフする タイミングを自動で調整します。希望の時間に希望の温度にするために、いつ 暖房をオンにすべきか推測する必要はありません。 |
放射空調コントロールにより、放射式システムが家を暖めるのに要する時間を、サーモスタットが学習します。スケジュールどおりに設定温度に到達するよう早めに暖房をオンにし、設定温度を超えないよう早めにオフにします。
たとえば、71ºF(21.5ºC)にするには、部屋が 69ºF(19ºC)になったらシステムをオフにするよう、サーモスタットは学習します。オフにした後も、熱を持ったラジエーターが 71ºF(21.5ºC)まで暖めるからです。サーモスタットは、温度が下がりすぎる前にシステムを再びオンにして、室温を保つようにもします。
学習アルゴリズムの改良により、現在の天候、今後数時間の予報、家の温度に応じて、システムを正確にコントロールできます。
これにより、温度スケジュールを守り、エネルギーを最大限節約し、設定温度を保ちます。これは高効率ながら暖めるのに時間がかかる床下放射式システムでも同じです。
Google Nest サーモスタットが、床下放射システムや、温水を循環させて暖房するラジエーター システムに接続されていれば、放射空調コントロールは自動的に有効になります。
放射空調コントロールを有効 / 無効にしたり、事前暖房の最大時間を「最長時間」で変更したりできます。
異なる方式のシステムを使用している場合は、放射空調コントロールのオプションではなく、早めモードが表示されます。詳しくは、早めモードについての記事をご覧ください。
まれに、冷房にヒートポンプを使い、暖房に床下放射式やラジエーターを使っている場合があります。その場合には、両方のオプションが表示され、事前冷房には早めモードを、事前暖房には放射空調コントロールを使います。
Google Home アプリ
- Google Home アプリ
を開きます。
- [家]
[空調]
お使いのサーモスタットをタップします。
- 設定アイコン
をタップします
[温度設定]
をタップします。
- [放射空調コントロール]
をタップし、設定を調整します。
Nest アプリ
- アプリのホーム画面で設定アイコン
をタップします。
- 下にスクロールして、お使いのサーモスタットを選択します。
- 放射空調コントロール アイコン
をタップします。
- スイッチをタップして、有効 / 無効を切り替えます。
- [Max Duration] を選択して、夜間に事前暖房を開始する時間を制限することもできます。
サーモスタットを使用する場合
- サーモスタットのリングを押してクイックビュー画面を表示します。
- 設定アイコン
[Nest Sense]
[放射空調コントロール] を選択します。
- 無効にするには [いいえ] を、有効にするには [はい] を選択します。
- [最長時間] を選択して、放射空調コントロールによる夜間の暖房開始時間を変更します。
最長時間
放射空調コントロールの「最長時間」の設定変更は、夜間(特に午後 8 時以降)の事前暖房にのみ影響します。システムの大きな作動音で目が覚めてしまうのを防ぐための機能だからです。サーモスタットは、おおよその起床時刻を学習し、その時刻以前にシステムが作動するのを制限するために「最長時間」を使います。
Google Nest サーモスタットが、放射空調コントロールにより早めにシステムをオンにするのは、家に誰かがいる場合だけです。家に誰もおらず、サーモスタットが「エコ温度」に自動設定されている場合は、誰かが家に戻ってくるまで暖房を始めません。
放射暖房システムは非常に効率的ですが、家を暖めるには時間がかかります。そのため、帰宅した時点で好みの温度になっているようにするためには、早めに暖房を開始することが重要です。これには 2 つの方法があります。
- 帰宅時に家が快適な温度になっているようにするためには、アプリを使って、サーモスタットをエコから暖房に切り替えます。これにより、Google Nest サーモスタットは、帰宅前に家を暖められるようになります。
- Google アシスタントのようなソリューションにより、帰宅途中に設定温度になるよう暖房を自動的に開始させることもできます。
Google Nest サーモスタットは、コネクタに接続されたワイヤーを検出して、使用している暖房換気空調システムの種類を判断します。
Google Nest サーモスタットやアプリで放射空調コントロールの設定が表示されない場合、次の原因が考えられます。
- 放射式システムではない、空気方式のようなシステムを使用している。
- サーモスタットのセットアップ時に、誤った方式を選択した。
- 配線の問題により、放射式のシステムではないと Google Nest サーモスタットが判断してしまっている。
トラブルシューティングにあたり、最初にお使いのシステムの方式を確認し、次にサーモスタットの配線を確認してください。
- システムの方式の確認
通気口から空気が出ていれば、空気方式のシステムです。放射空調コントロールは、空気方式のシステムでは機能しません。空気方式のシステムでは、早めモードが事前運転を管理します。 -
Google Nest サーモスタットの配線の確認
サーモスタットのディスプレイを取り外し、配線が正しいか確認します。Google Nest サーモスタットの配線図と、参考として古いサーモスタットの配線を撮影した写真を使用します。 -
暖房方式の確認
サーモスタットで、設定アイコン[機器]
[暖房方式] に移動します。空気方式、床下放射式、ラジエーターの中から正しい暖房方式を選んでいることを確認します。空気方式を選択していると、Nest Sense メニューのオプションとして放射空調コントロールは表示されず、代わりに「早めモード」が有効になります。
注: 放射式暖房システムと冷房システムの両方を使用している場合、Nest Sense メニューに放射空調コントロールと早めモードが表示される場合があります。放射空調コントロールは家の事前暖房の開始時間を制御し、早めモードは事前冷房の開始時間を制御します。 -
専門家に相談する
サーモスタットの配線や設定がわからない場合、地域の専門業者にご相談ください。