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Wi-Fi ネットワークとルーターの設定を更新する

一般的に、Wi-Fi ネットワークやルーターの設定に変更を加える必要はありません。接続に関するほとんどの問題は他の方法で解決されます。問題の解決には、まず Google Nest 製品の Wi-Fi と接続に関する問題のトラブルシューティングに記載されている手順をお試しください。

Wi-Fi ルーターの設定がよくわからない場合は、インターネット サービス プロバイダ(ISP)またはルーターのメーカーにお問い合わせください。

推奨設定の概要

以下は、Google Nest 製品を接続する Wi-Fi ネットワークとルーターにおいて最も重要な推奨設定です。詳細については、以降の説明を参照してください。

  • 802.11 ac ルーターを使用している場合は、802.11 b/g/n を有効にします。
  • Wi-Fi ルーターの DHCP リース時間を 2 時間以上に設定します。
  • Google Nest サーモスタットを使用している場合は、ルーターの省電力モード(PSM)をオンにします。
  • Google Nest Protect を使用している場合は、IPv6 を有効にします。
  • Google Nest デバイスを追加する場合は、Wi-Fi ルーターでマルチキャストをオンにします。

これらの設定を確認しても問題が解決しない場合は、下記の設定をご確認ください。

設定を変更する前に行っておくべき重要な作業

1. ルーターとネットワークが Google Nest 製品に対応していることを確認する

Wi-Fi の電波を受信できる場所であれば、Google Nest 製品は正常に動作します。ただし、特定の種類の Wi-Fi ネットワークやルーターに接続しようとしている場合は、以下の点に注意してください。

  • 標準的な Wi-Fi ルーターは、2.4 GHz 帯、5 GHz 帯、またはその両方(デュアルバンド)を使用します。一方、Google Nest 製品の一部(Google Nest Protect 煙警報、第 1 世代と第 2 世代の Google Nest Learning Thermostat など)は、2.4 GHz 帯でのみ機能します。詳しくは、Google Nest 製品でデュアルバンド Wi-Fi ネットワークを使用する方法についての説明をご覧ください。
  • Google Nest Protect を接続する場合は、ルーターが IPv6 に対応していることを確認してください。
  • Google Nest デバイスを追加する場合は、ルーターがマルチキャストに対応していることと、マルチキャストがオンになっていることを確認してください。Google Nest デバイスは他の Google Nest 製品との通信や接続の設定にマルチキャストを使用します。
  • モバイル アクセス ポイント、ゲスト ネットワーク、パブリック ネットワーク、オープン ネットワークを Google Nest 製品で使用することは推奨されていません。Google Nest 製品は、エンタープライズ ネットワーク(802.1x/RADIUS など)や、キャプティブ ポータル ネットワーク(カフェやホテルなど、利用規約に同意する必要があるネットワーク)には対応していません。詳しくは、ネットワークの種類についての説明をご覧ください。
  • DD-WRT、OpenWRT、Tomato などのオープンソース ファームウェアはサポートされていません。バージョンによって Google Nest 製品が問題なく機能することがありますが、互換性はリリースごとに異なる可能性があります。
  • ルーターのデバイス制限を確認してください。すべての Wi-Fi ルーターには、同時接続できるデバイスの合計数に上限があります。ネットワーク上に多数のデバイスを接続している場合は、いくつかのデバイスの接続を解除してから、Google Nest デバイスが接続できるかどうかを試してみてください。
  • ルーターのワイヤレス分離設定が有効になっているかどうかを確認してください。この設定は、ネットワークに接続されているデバイス同士が、相互に接続できないようにしたい場合に使用します。Google Nest 製品は、ペア設定時、セットアップ時、日常の使用時に相互に通信するため、この設定が有効になっていると正常に動作しない場合があります。

レンジ エクステンダーの設定

可能であれば、ルーターの近くでデバイスを設定してみて、正常に動作するかどうか、接続範囲に問題があるかどうかをテストします。

デバイスがルーターの近くでは動作するが、ルーターから離れた場所や希望する場所では動作しない場合は、Google Nest 製品との接続を確立できるよう Wi-Fi アクセス ポイントを追加して Wi-Fi ネットワークの範囲を拡大することが必要である可能性があります。

  • お使いのルーターと同じメーカーの製品を使用することをおすすめします。ほとんどの場合、同じブランドの製品は正常に連携します。
  • 使いやすいよう、ネットワーク名(SSID)、パスワード、暗号化などの設定は既存のルーターと同じにします。
  • すでにレンジ エクステンダーや 2 台目のワイヤレス アクセス ポイントを使用している場合は、それが原因で接続の問題が発生している可能性もあります。一時的にデバイスを電源から外すかデバイスの電源を切ってから、Google Nest 製品をルーターに直接接続してください。
2. ルーターの取扱説明書をダウンロードする

ルーターの設定を変更する方法については、ルーターの取扱説明書をご覧いただくか、ISP にお問い合わせください。通常、取扱説明書はメーカーのウェブサイトからダウンロードできます。ルーターのモデル番号と一致する取扱説明書をダウンロードしてください。

3. ルーターの現在の設定をバックアップする

設定の変更内容によっては、インターネットに接続できなくなることがあります。ルーターを元の設定に戻す必要がある場合に備え、現在の設定をバックアップしておくことが重要です。

取扱説明書に記載されている手順に沿って、ルーターの現在の設定をバックアップしてください。ルーターにバックアップ機能がない場合は、現在の設定を印刷するか書き留めておきます。

4. ルーターのファームウェアやソフトウェアを更新する

最適なパフォーマンスと互換性を確保するため、ルーターのメーカーのウェブサイトからルーターの最新のソフトウェア アップデートをインストールしてください。手順については、ルーターの取扱説明書をご覧ください。

設定を変更する

「設定を変更する前に行っておくべき重要な作業」に記載されている前述の手順を完了したら、ルーターの設定の確認と変更を開始します。接続の設定に関する問題は、ほとんどの場合、以下のいずれかの操作を行うことで解決します。

  • Google Nest サーモスタットを使用している場合は、ルーターの省電力モード(PSM)をオンにします。
  • 802.11 ac ルーターを使用している場合は、802.11 b/g/n を有効にします。
  • Wi-Fi ルーターの DHCP リース時間を 2 時間以上に設定します。
  • Google Nest Protect の場合は、IPv6 またはマルチキャストをオンにします。

なお、Wi-Fi の詳細設定を変更する前に、下記の Wi-Fi ルーターの基本的な設定を確認することをおすすめします。

注: Wi-Fi 設定の変更後に Google Nest 製品を Wi-Fi ネットワークに接続するために、アプリでの Wi-Fi 情報の更新が必要になることがあります。

Wi-Fi ルーターの基本的な設定

注: ネットワーク上で複数のアクセス ポイント(2 台目のルーター、レンジ エクステンダーなど)を使用する場合は、すべてのアクセス ポイントで同じ設定を使用する必要があります。これらの設定が同じでない場合、アクセス ポイント間または Google Nest 製品との接続を確立できないことがあります。

ネットワーク名(SSID)とパスワード

新しいルーターを使用する場合や、ルーターを出荷時の設定にリセットした場合は、ネットワーク名(SSID)やパスワードなどの設定が以前の設定と一致していないと、Google Nest 製品との接続が解除されてしまうことがあります。

ホーム ネットワークを新しくする場合は、新しいルーターのメーカー設定が同じであれば、以前と同じ SSID とパスワードを指定することで Google Nest 製品が自動的に再接続されます。

Google Nest 製品が新しいネットワークに自動的に再接続されない場合や、別のネットワーク名やパスワードを使用したい場合は、アプリで各 Google Nest 製品の Wi-Fi 情報を更新する必要があります。

Wi-Fi チャンネル

通常は、特定のチャンネルを指定するのではなく、Wi-Fi チャンネルの選択を [自動] に設定することをおすすめします。チャンネルがルーターによって自動的に切り替えられるため、周辺の Wi-Fi ネットワークやワイヤレス デバイスからの干渉を回避でき、Wi-Fi の通信速度が遅くなったり電波がブロックされたりするのを防ぐことができます。

暗号化のタイプ

Google Nest 製品を使用する場合は、ルーターで WPA2 暗号化を使用することをおすすめします。

Google Nest 製品は、WEP-ASCII には対応していません。

デュアルバンド ネットワーク(2.4 GHz / 5 GHz)

Wi-Fi ルーターがデュアルバンド(2.4 GHz と 5 GHz の両方の周波数帯)に対応している場合、周囲の状況によっては、どちらか一方の周波数帯のほうが Google Nest 製品との接続が良好な場合があります。ほとんどの Google Nest 製品は 5 GHz のネットワークに対応していますが、対応していない製品もあります。

Google Nest Learning Thermostat(第 1 世代、第 2 世代)、Google Nest Protect(第 1 世代、第 2 世代)、Google Nest Connect は 2.4 GHz Wi-Fi でのみ動作します。これらの製品のいずれかを家で使用する場合は、ルーターで 2.4 GHz を有効にして接続する必要があります。

ヒント: 2.4 GHz ネットワーク接続は、5 GHz 接続よりも低速になるとは限りません。2.4 GHz の信号は 5 GHz より遠くまで届くため、広い範囲をカバーできます。また、壁などの固体も通過しやすくなります。

  • Google Nest 製品がルーターから離れた場所に設置されている場合、または 5 GHz ネットワークの電波が弱い場合は、2.4 GHz ネットワークに切り替えてみてください。
  • 2.4 GHz 家庭用デバイス(コードレス電話、ベビーモニター、電子レンジ、ワイヤレス スピーカーなど)からの干渉により、接続が弱くなる場合は、5 GHz ネットワークに切り替えてみてください。

省電力モード(PSM)

一部のルーターは、省電力モード(PSM)機能を備えています。機能の有無については、ルーターの取扱説明書でご確認ください。この機能を有効にすると、接続している製品(Google Nest サーモスタットなど)のバッテリーの電力を節約できます。

Wi-Fi ルーターの詳細設定

Wi-Fi ネットワーク、ファイアウォール、MAC アドレス フィルタリング オプションの設定に精通している場合は、以下に挙げる詳細設定も試すことができます。これらのネットワーク設定に精通しておらず、設定の確認や変更が必要な場合は ISP にご相談ください。

ファイアウォール設定

ファイアウォールの制限が厳しく設定されていると、Google Nest デバイスがインターネットに接続できない場合があります。これらの設定を一時的に緩めて、問題が解決するかどうかを確認できます。確認が終わったら、ファイアウォールの設定を元のセキュリティ レベルに戻してください。

警告: ルーターのファイアウォール設定を緩めると、インターネットからの脅威が高まる恐れがあります。詳細については、お使いのルーターまたはファイアウォールのメーカーにお問い合わせください。

DHCP リース時間

Wi-Fi ルーターの DHCP リース時間を 2 時間以上に設定します。これにより、Google Nest 製品をネットワークに接続できる場合があります。DHCP リース時間が 2 時間未満に設定されていると、0.5 秒以内の切断が発生しただけでも、Google Nest 製品がネットワークに再接続できなくなることがあります。

ネットワーク ポート

一部の Google Nest 製品は、セットアップ時のアプリとの接続にポート 11095 を使用します。Google Nest 製品の接続に問題がある場合は、Wi-Fi ルーターの設定でポート 11095 のブロックを一時的に解除すると、セットアップを正常に完了できることがあります。Google Nest 製品がアプリに表示されたら、ポート 11095 を元どおり閉じてかまいません。

Google Nest 製品の日常的な使用においては、受信トラフィック用に TCP や UDP の特定のネットワーク ポートを開いておく必要はありません。ブラウザでメールを確認したりオンライン バンキングを利用したりできる場合は、必要なポートがすでに開かれています。

MAC アドレス フィルタリング

MAC アドレス フィルタリングを有効にしてネットワーク セキュリティを高めている場合は、Google Nest 製品の MAC アドレスを承認済みデバイスのリストに追加する必要があります。ネットワーク上のすべてのデバイスの MAC アドレスは、ルーターのソフトウェアを使用して確認できます。手順については、お使いのルーターの取扱説明書をご覧ください。

Google Nest 製品の MAC アドレスを確認してルーターの許可リストに追加する

802.11 ワイヤレス ネットワーク

802.11 ac ルーターまたはレンジ エクステンダーを使用している場合は、802.11 b/g/n も有効になっていることを確認します。802.11 ac は、一部の Google Nest 製品でのみサポートされています。

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