家中で安定した Wi-Fi ネットワークを利用するには、Google Nest Wifi ルーター、Google Nest Wifi 拡張ポイント、Google Wifi ポイントを配置する場所が重要となります。配置すべき場所の判断は簡単な話ではありません。ルーターと拡張ポイントの最適な場所は、次のようなさまざまな要因によって異なります。
- 住宅の規模
- 住宅構造物のタイプ
- 日常的に Wi-Fi を使用する場所
- 自宅のレイアウト
- Wifi ポイントの配置場所
新しい Wifi ルーターまたは拡張ポイントを配置する
Google Nest Wifi デバイスのセットアップ場所
Google Nest Wifi デバイスのセットアップ場所Google Nest Wifi デバイスには、Google Nest Wifi ルーターと、Google アシスタント スピーカーを搭載した Google Nest Wifi 拡張ポイントが含まれます。Google Nest Wifi 拡張ポイントを追加する場合と同じ方法で、Google Wifi 拡張ポイントを Google Nest Wifi ネットワークに追加することもできます。
Google Nest Wifi ルーターを設置する
ルーターはモデムに接続する必要があります。そのため、モデムの場所や、イーサネット ケーブルと電源ケーブルの長さによって、配置場所が制限されることがあります。
可能であれば、棚や TV スタンドなど、床面よりも高く、見通しの良い場所にルーターを配置します。住居の中心で目線の高さに配置することをおすすめします。
Google Nest Wifi 拡張ポイントまたは Google Wifi 拡張ポイントを追加する
自宅の隅々まで Wi-Fi を利用できるようにするには、各 Wifi 拡張ポイント間を強力な電波で接続する必要があります。Google Nest Wifi ルーターと Wifi 拡張ポイントを均等に、かつお互いが離れすぎないように配置してください。
- まず、ルーターを配置します。
- 家の中で Wi-Fi の受信状態を良くしたい場所を検討します。その場所とルーターとの中間地点に Wifi 拡張ポイントを配置します。ただし、ルーターや別の Wifi 拡張ポイントから 2 部屋以上離れないようにしてください。
- Google Nest Wifi 拡張ポイントをセットアップする場合は、その配置場所で Google アシスタントを利用することになります。
- 見通しの良い場所に Wifi 拡張ポイントを配置します。障害物の付近は避け、電波が遮断されないようにしてください。
- 付近のコンセントを探します。電源アダプターが Wifi 拡張ポイントに接続されていることを確認してから、もう一方の端をコンセントに差し込みます。Google Nest Wifi 拡張ポイントをセットアップする場合は、電源が入ると、Wifi 拡張ポイントのライトが点滅します。
- ネットワークの設定が完了したら、メッシュテストを実施して、接続の状態が良好であることを確認し、必要に応じて Wifi 拡張ポイントの配置を再調整できます。Wifi デバイスの配置に関するヒントについては、既存のネットワークの受信可能範囲を広げる方法をご覧ください。
他にも追加する Wifi 拡張ポイントがあれば上記の手順を繰り返します。
Google Wifi デバイスのセットアップ場所
Google Wifi デバイスのセットアップ場所Google Wifi は Google Wifi ポイントで構成されています。Google Nest Wifi 拡張ポイントを追加ポイントとして使用することもできます。Google Nest Wifi 拡張ポイントをメインの Wifi ポイント（ルーター）として使用することはできません。
メインの Google Wifi ポイントを配置する
メインの Google Wifi ポイントはモデムに接続する必要があります。そのため、モデムの場所や、イーサネット ケーブルと電源ケーブルの長さによって、配置場所が制限されることがあります。
可能であれば、棚や TV スタンドなど、床面よりも高く、見通しの良い場所に Wifi ポイントを配置します。住居の中心で目線の高さに配置することをおすすめします。
Wifi 拡張ポイントを追加する
自宅の隅々まで Wi-Fi を利用できるようにするには、各 Wifi 拡張ポイント間を強力な電波で接続する必要があります。Wifi 拡張ポイントを均等に、かつお互いが離れすぎていないように配置してください。
- まず、メインの Google Wifi ポイントを配置します。
- 家の中で Wi-Fi の受信状態を良くしたい場所を検討します。その場所までの中間地点に拡張ポイントを設置します。ただし、メインポイントから 2 部屋以上離れないようにしてください。
- Google Nest Wifi 拡張ポイントをセットアップする場合は、その配置場所で Google アシスタントを利用することになります。
- 見通しの良い場所に Wifi 拡張ポイントを配置します。障害物の付近は避け、電波が遮断されないようにしてください。
- 近くのコンセントに Wifi 拡張ポイントの電源コードを差し込みます。
- ネットワークの設定が完了したら、メッシュテストを実施して、接続の状態が良好であることを確認し、必要に応じて Wifi 拡張ポイントの配置を調整できます。Wifi デバイスの配置に関するヒントについては、既存のネットワークの受信可能範囲を広げる方法をご覧ください。
他にも追加する Wifi 拡張ポイントがあれば上記の手順を繰り返します。
デバイスのセットアップが完了したら、メッシュテストを実施して、特定の Wifi 拡張ポイントからの電波が弱いかどうかを確認します。接続を改善するには、以下の方法をお試しください。
Wifi 拡張ポイントを同じ部屋で移動する
- 見通しが良いか確認する: Wifi 拡張ポイント間の見通しが良いと、パフォーマンスが向上します。壁やドア、水槽などに遮られない位置に Wifi 拡張ポイントを移動すると、パフォーマンスが向上することがあります。
- 床面よりも高い場所に配置する: 棚など、床面よりも高い場所に置くと、受信可能範囲が大きく広がることがあります。
Wifi 拡張ポイントを別の部屋に移動する
- 適度な距離を保つ: Wifi 拡張ポイント間の距離が 2 部屋以内であれば最適に動作します。たとえば、ご自宅の一番奥の部屋の Wi-Fi 電波が弱いからといって、その部屋に Wifi 拡張ポイントを設置することはおすすめしません。代わりに、奥の部屋までの中継となる場所に設置してください。
- 全体的なメッシュ ネットワークについて検討する: Wifi 拡張ポイントは、家の中での受信可能範囲を広げるために、お互いを利用しています。特定の Wifi 拡張ポイントからの電波が「弱い」場合は、別のポイントを移動すると問題が解決する場合があります。
家に適した数の Wifi 拡張ポイントがあることを確認する
- Wifi 拡張ポイントを移動しても、家の特定のエリアで引き続き問題が生じている場合は、Wifi 拡張ポイントをさらに追加して通信範囲を広げることをご検討ください。家の大きさに応じた必要な Wifi 拡張ポイントの数をご確認ください。
- Google Nest Wifi と Google Wifi は、1 つのネットワークあたり最大 5 台までのルーターと拡張ポイントを使用できるよう設計されています。また、集合住宅での使用は想定されていないため、集合住宅で Google Nest Wifi または Google Wifi を使用すると、Wi-Fi 速度が低下したり、接続が不安定になったりする場合があります。
Wifi 拡張ポイントを移動したら、もう一度メッシュテストを実施して、新しい配置場所での接続が良好であることを確認します。
この記事に関連する問題についての Wi-Fi ネットワーク分析情報が、Google Home のアクティビティ 
関連するネットワーク分析情報が表示された場合は、下の分析メッセージで詳細をご確認ください。
「[Wifi ルーターまたは Wifi 拡張ポイント] を移動して電波強度を安定させてください」
Google Nest Wifi や Google Wifi で、ネットワークに接続されている Wifi ポイントの Wi-Fi 電波強度が不安定であることが検出されると、この通知が表示されます。
「Wifi ポイントは接続されていますが、過去 24 時間の平均電波強度が弱く、-77dBm（デシベル ミリワット）を下回っていたことを示します。」
修正: 上記の手順に沿ってネットワークの受信可能範囲を広げてください。