ルーティンとは、スマートホーム デバイスで実行される一連のアクションです。ルーティンを利用することで、家族全員が一日のタスクを自動化できるようになります。
たとえば、次のようなルーティンを作成できます。
- Google アシスタントに「OK Google, おはよう」と話しかけると開始される個人のルーティン。対応するスマートライトをつけたり、天気予報、カレンダーの今日の予定、ニュースを聴いたりできます。
- 選択した Google Home デバイスで特定の時刻にお知らせを読み上げる個人のルーティン。
- 日の入りの時刻になると毎日開始される家族のルーティン。玄関の照明を点灯したり、サーモスタットを 24°C に設定したりできます。
- 誰かがリビングのテレビをつけたときに開始される家族のルーティン。Google アシスタントにカスタム コマンド(たとえば「アンプをオンにする」)を実行させることができます。
あなた自身のニーズに合わせて個人のルーティンを作成したり、家族全員用の家族のルーティンを作成したりできます。
ルーティンを利用できるのは、一部の地域と言語に限られます。
ルーティンを作成する
重要: Digital Wellbeing を設定している場合は、休息時間や、フィルタ、サイレント モードによってルーティンが制限されることがあります。自分専用のルーティンと家にいる全員用のルーティンを作成できます。
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします
追加アイコン
をタップ
[個人用] を選択します。
- ルーティンに名前を付けるには、[無題] をタップします。
- 名前を付ける前に音声の開始条件を追加すると、音声の開始条件がルーティン名になります。
- 開始条件とアクションを追加します。
自動的に開始するルーティンに音声関連のアクションが含まれる場合は、音声を再生するデバイスを指定します。画面下部の [次のデバイスで再生]デバイスを選択
[完了] をタップします。
- [保存] をタップします。
ルーティンを作成または実行できない場合、お住まいの地域でサポートされている言語に、スマートフォンの言語の変更が必要になる可能性があります。
「ただいま」や「いってきます」は個人用のデフォルト ルーティンで、在宅確認は使用していません。全員が外出したときや誰かが帰宅したときに開始する「家族のルーティン」を作成するには、在宅と外出のルーティンを設定してください。
個人のルーティンの例:
開始条件 |
アクション |
---|---|
「OK Google, 家に帰ろう」と話しかける。 |
アシスタントが交通情報を知らせ、テキスト メッセージを読み上げ、ポッドキャストを再生する。 |
「OK Google, おやすみ」と話しかける。 |
アシスタントがアラームを設定し、照明を消し、睡眠用サウンドを再生する。 |
朝のアラームを解除する。 |
アシスタントがカレンダーの予定、その日の天気、通勤経路の情報を知らせる。 |
特定の時刻 | アシスタントがお知らせを読み上げる。 |
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします
追加アイコン
をタップ
[家族] を選択します。
- ルーティンに名前を付けるには、[無題] をタップします。
- 名前を付ける前に音声の開始条件を追加すると、音声の開始条件がルーティン名になります。
- 開始条件とアクションを追加します。自動的に開始するルーティンに音声関連のアクションが含まれる場合は、音声を再生するデバイスを指定します。画面下部の [音声用デバイスなし] をタップし、デバイスを選択して、[保存] をタップします。
- [保存] をタップします。
家族のルーティンを作成すると、以下のようなことが行えます。
- 毎日決まった時刻に、照明、プラグ、カメラ、スイッチをオンまたはオフにする。
- テレビをつけたときに、スマートライトの明るさと色を調整する。
- モーション センサーが動きを検知したら玄関の照明を点灯し、10 分間動きが検知されなかったら消灯する。
- 夜間にドアホンが鳴ったとき、玄関の照明を点灯して明るさを 75% に調整する。
ヒント: 在宅と外出のルーティンは、それ以外の家族のルーティンとは設定手順が異なります。
スクリプト エディタで、開始条件、アクション、その他の条件を追加して、高度なスマートホームを作成、編集することができます。詳しくは、スクリプト エディタと高度なルーティンを作成する方法についての説明をご覧ください。詳しくは、在宅と外出のルーティンを設定する方法についての説明をご覧ください。
ルーティンを管理する
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします
編集するルーティンを選択します。
- ルーティンを編集します。
- 開始条件またはアクションを編集するには: 編集対象をタップします。
- 音声コマンドの開始条件を追加するには: [開始条件を追加]
[Google アシスタントに話しかけたとき] をタップします。
- 音声コマンド以外の開始条件を追加するには: [開始条件を追加]
[音声以外の開始条件] をタップします。
- アクションを追加するには: [アクションを追加] をタップします。
- [保存] をタップします。
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします。
- ショートカットを作成するルーティンを選択します。
- 右上にある「ホーム画面にショートカットを作成」アイコン
をタップします。
- [ホーム画面に追加] をタップします。
しばらくの間実行したくないルーティンは一時的にオフにできます。
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします。
- 一時停止するルーティンを選択します。
- 上部の [ルーティンを有効にする] をオフにします。
- 右下の [保存] をタップします。
ヒント: 在宅と外出のルーティンは一時停止できませんが、在宅確認をオフにして自動的に開始されないようにすることはできます。
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします。
- 削除するルーティンを選択します。
- 削除アイコン
[ルーティンを削除] をタップします。
ヒント: 在宅と外出のルーティンは削除できません。ただし、在宅確認をオフにして、すべてのデバイス アクションを削除することはできます。詳しくは、在宅と外出のルーティンを変更する方法についての説明をご覧ください。
ルーティンの種類
個人のルーティンは、毎日のタスクを自動化したい場合に便利です。たとえば、アラームを解除したら、Google アシスタントが朝のニュースを再生するように設定できます。
- 個人のルーティンを作成、編集、開始できるのは本人のみです。
- [マイ アクティビティ] で、個人のルーティンが実行された日時を確認できるのは本人のみです。
- 個人のルーティンでは、アカウントに基づく情報(カレンダーの予定やリマインダーなど)を受け取ることができます。
- 選択した Google Home デバイスで、特定の時刻にお知らせを受け取ります。
家族のルーティンを使用すると、共有のスマートホーム デバイスを自動化して家族の毎日を便利にできます。たとえば、スマートフォンで在宅確認をオンにしておくと、帰宅したときや、手動で家の状態を在宅に設定したときに、自動的にカメラをオフにすることができます。
- 家族のルーティンを作成、編集できるのは、家の管理者としてのアクセス権を持つメンバーのみです。
- ほとんどの家族のルーティンは、ゲストを含め家にいる人は誰でも開始できます。
- 家族のルーティンがいつ開始されるかは、家のメンバー全員が確認できます。この情報は、Google Home アプリの [家の履歴] に表示されます。
- デバイスの電源がオンまたはオフになったときに家族のルーティンを開始することもできます。
- 家のメンバーのカレンダーの予定やリマインダーなど、アカウントに基づく情報を家族のルーティンで提供することはできません。
- 家族のルーティンを、全員が外出したときや誰かが帰宅したときに開始することもできます。詳しくは、在宅と外出のルーティンについての説明をご覧ください。
対応するサードパーティ製アプリで作成された自動化が表示されることがあります。サードパーティによる自動化は Google Home アプリで確認、開始できますが、編集や削除はできません。詳しくは、Google Home アプリでのサードパーティ製アプリによる自動化についての説明をご覧ください。
ルーティンの開始条件とアクションについて
ルーティンで利用できる開始条件とアクションは、ルーティンの種類、接続されているデバイス、設定などによって異なります。
スクリプト エディタで、開始条件、アクション、その他の条件を追加して、高度なスマートホームを作成、編集することができます。詳しくは、スクリプト エディタと高度なルーティンを作成する方法についての説明をご覧ください。
「開始条件」を設定すると、その条件を満たしたときにルーティンが開始されます。例:
- 音声コマンド: 指定した音声コマンドを言うことでルーティンを開始できます。
- 時間: 指定した日時にルーティンを自動的に開始できます。
- 日の出または日の入り: 選択した日の日の出または日の入りの時刻に、ルーティンを自動的に開始できます。
- アラームを解除したとき: スピーカーや、スマートディスプレイ、時計アプリのアラームを解除したときに、個人のルーティンを開始できます。
- デバイスが何かを行ったとき: デバイスが何かを行ったとき(たとえば、照明が点灯したとき、モーション センサーが動きを検知したとき)に、家族のルーティンを開始できます。
- 在宅確認: 全員が外出したときや誰かが帰宅したときに在宅と外出のルーティンを開始したり、在宅と外出の状態を手動で管理したりできます。詳しくは、在宅確認についての説明をご覧ください。
- Google Home アプリまたは Google Home for web: Google Home アプリでルーティンの名前の横にある再生アイコン
をタップしてルーティンを開始します。
- スマートホーム デバイスの調整: スマートホーム デバイス(照明、プラグ、スイッチ、エアコンなど)のオン、オフ、調整を行えます。
- メディアの再生と操作: 音楽、ニュース、ラジオ、ポッドキャストなどのメディアを再生できます。
- 情報やリマインダーを受け取る: 天気、通勤情報、カレンダーの予定、リマインダーなどの情報を受け取ることができます。
- コミュニケーションと通知: メッセージのブロードキャスト、テキスト メッセージの送受信を行えます。
- Google アシスタントの音量の調節: Google アシスタント搭載デバイスの音量を変更できます。
- スマートフォンの設定の調整: Android デバイスであれば、スマートフォンの音量の調節、バッテリー残量の通知、サイレント モードのオンとオフの切り替えを行えます。
- カスタム アクション: Google アシスタントに対応しているコマンドを実行できます。
ヒント: 2 要素認証が必要になる場合、アクションとしては利用できません。
ご希望の開始条件やアクションが表示されない場合は、使用できない理由をご確認ください。
ルーティンに関する問題を解決する
ルーティンの作成や管理で問題が発生した場合は、Google Home の自動化のトラブルシューティングをご覧ください。