CSV ファイルを使って、Google 広告エディターでショッピング キャンペーンを作成または編集することができます。CSV ファイルを使うと、ショッピング キャンペーンに多数の商品アイテムを追加したり、まとめて変更したりすることができます。また、キャンペーンや広告グループを複製したり、1 つのキャンペーンを複数のキャンペーンや広告グループに分割したり、キャンペーンを別の Google 広告アカウントに移動したりするのにも使用できます。
インポートを正しく行うための CSV ファイル フォーマットについてのガイドラインは次のとおりです。
CSV のフォーマットについてのガイドライン
CSV ファイルのインポートが正しく行われるために次の列を含めてください。
| 列名 | 説明 |
|---|---|
| Campaign | キャンペーンに指定した名前。 |
| Country of Sale | 2 文字の国コードまたは国の名前。 |
| Campaign Type | キャンペーンのタイプ、ここでは「Shopping」。 |
| Ad Group |
広告グループの名前。 |
| Max CPC | 商品グループに現在設定されている上限クリック単価。 |
| Inventory filter | Google Merchant Center アカウント内で、商品ショッピング広告の表示対象から除外する商品を指定するフィルタ（任意使用）。 |
| Product Group | 商品グループ階層での商品グループのフルパス。商品グループの編集方法をご覧ください。 |
| Product Group Type | 商品グループのタイプ。「Excluded」、「Biddable」「Subdivision」のいずれか。 |
| Merchant Identifier、Merchant ID、または Merchant | このキャンペーンで宣伝する商品が設定された Google Merchant Center アカウントの ID。 |
| Budget | キャンペーンの予算。 |
ショッピング キャンペーンのテンプレートの例（Shopping campaign template）
CSV ファイルのアップロード
CSV ファイルが用意できたら、次の手順に沿って Google 広告エディターでインポートします。
- [アカウント] > [インポート] の順に選択します（提案された変更内容が保留になっている場合は、このメニュー項目を選択できません。変更を承認または拒否すると選択できるようになります）。
- [ファイルから] を選択して、目的のファイルを指定します。または、[テキストを貼り付け] を選択し、CSV データをコピーして貼り付けます。
- 列見出しを確認します。列見出しが間違っている場合は、プルダウン メニューから適切な見出しを選択します。
- プレビューできる CSV ファイルのデータは 100 行目までです。ファイルが 100 行を超える場合は、プレビューには表示されませんが、すべての行がインポートされます。
- 複数の列に同じ見出しを指定することもできます。たとえば、キーワードが 2 つの列に含まれている場合、両方の列見出しに「キーワード」を指定します。なお、使用されるのは各行で最初に指定されている値のみです。注: Google Ads Editor のエクスポート設定で、CSV のエクスポート時に元の値を含める設定をオンにした場合、一部のアイテムについては識別用の列が複製され、一方の列の見出しは末尾に「#Original」と追記されます。アイテムに新しい値を適用する場合、もう一方の列（見出しがそのままのもの）に入力します。詳細
- [インポート] をクリックします。インポートは、必要に応じて後から取り消すこともできます。
- インポートした変更のリストを確認します。CSV ファイルに問題がある場合は、Google 広告エディターにエラーと警告のリストが表示されます。
- [インポートした変更内容の確認] をクリックします。
- CSV ファイルからインポートした変更は提案された変更としてアカウントに表示されます。
- すべての変更を承認するには、[提案された変更を承認] をクリックします。
- すべての変更を拒否するには、[提案された変更を拒否] をクリックします。
- 変更を確認して個別に承認または拒否する方法については、こちらをご覧ください。
商品グループのエラーを修正する
CSV ファイルをインポートした後や商品グループに変更を加えた後に表示される可能性のあるエラー メッセージとその解決方法は次のとおりです。
| エラー メッセージ | 問題点 | 解決方法 |
|---|---|---|
| 商品グループが同じ要素で複数回分類されています。 |
同じ要素で複数回分類されている商品グループを追加しました。ただし、カテゴリと商品タイプは複数回の使用が許可されています。 |
該当する商品グループを削除します。 |
|
商品グループが商品タイプで 6 回以上分類されています。 |
上記のエラーと似ていますが、このエラーは商品タイプの要素に関するものです。商品タイプの要素は 5 回まで使用が許可されています。 |
該当する商品グループを削除します。 |
|
「その他」の商品タイプを別の商品タイプで分類できません。 |
「その他」の商品タイプを別の商品タイプで分類できません。 |
該当する商品グループを削除します。 |
|
商品グループは、キャンペーンの販売先の国で無効なカテゴリを指定しています。 |
国によって、許可されていないカテゴリがあります。ターゲットに設定している販売先の国で許可されていないカテゴリの商品グループをキャンペーンに追加すると、このエラーが表示されます。 |
該当する商品グループを削除します。 |
| 商品グループは、無効なカテゴリ階層を指定しています。 |
カテゴリの要素は、商品グループに複数回使用できますが、後続のカテゴリは、その前のカテゴリのサブカテゴリにする必要があります。たとえば「*/ Category=sports / Category=soccer」は有効ですが、「*/ Category=sports / Category=ladies shoes」は無効です。 |
後続の要素がサブカテゴリになるようにカテゴリを変更します。 |
|
値に含めることのできない文字が商品グループに含まれています: == または &+ |
技術上の理由で、どの要素の値にもこのような文字列を含めることはできません。 |
該当する商品グループを削除します。 |
|
存在しない商品グループを分類できません。 |
存在する商品グループのみ分類できます。 | 存在する商品グループを分類します。 |
|
この商品グループには「その他」の分類がありません。 |
分類されたすべての商品グループには、「その他」の商品グループを含める必要があります。 |
商品グループの構造を修正します。 |
|
商品グループの「その他」の分類のみを削除しました。各商品グループには分類が 1 つだけ必要です。 |
「その他」商品グループに削除のマークを付けましたが、分類された各 商品グループには、「その他」の商品グループを含める必要があります。 |
商品グループの構造を修正します。 |
|
この要素の種類は他の分類と一致しません。各商品グループを同じ種類の要素で分類する必要があります。 |
各商品グループは同じ種類の要素で分類される必要があります。 |
商品グループの構造を修正します。 |
|
この商品グループの分類が重複しています。 |
この商品グループは同じ広告グループの別の商品グループと重複しています。 |
重複した商品グループを削除します。 |
|
この商品グループを削除するには、分類も削除する必要があります。 |
分類を削除せずに、この商品グループを削除しようとしました。 |
分類を削除します。 |
|
分類の商品グループを変更すると、その商品グループの構成要素はどこにも属さなくなります。 |
商品グループのタイプを「Subdivision」から「Biddable」や「Excluded」に変更するとこのエラーが発生します。 |
商品グループの構造を修正します。 |