リマーケティング キャンペーンを管理する際は、具体的なオーディエンス グループを絞り込んで広告を表示すると効果的です。この記事では、アプリのオーディエンスごとにリマーケティング リストを作成する方法について説明します。以下の各セクションは、クリックすると展開されます。
特定のアクションを行ったユーザーを除くすべてのユーザー
このユースケースでは 3 つのステップに沿って、適切なユーザーをリストに追加し、他のすべてのユーザーを確実に除外するよう設定します。たとえば、小売業者の方であれば、まだ商品を購入していないユーザーをターゲットにすることができます。主な 3 つのステップは次のとおりです。
- アプリの全ユーザーのリストを作成します。
- 特定のアクションを行ったユーザーのリストを作成します。
- 全ユーザーのリストと特定のアクションを行ったユーザーのリストを組み合わせて、ターゲット ユーザーを 1 つにまとめたリストを作成します。
ステップ 1: 全ユーザーのリストを作成する
iOS の場合
- 左上にあるツールアイコン
をクリックして、[ツールと設定] を開きます。
- [共有ライブラリ] の下にある [オーディエンス マネージャー] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [アプリユーザー] を選択します。
- [オーディエンス名] 欄で、オーディエンス リストの名前を指定します。
- [リストのメンバー] 欄で [アプリの全ユーザー] を選択します。
- [アプリ] プルダウン メニューからアプリを選択します。
- [オーディエンスの初期サイズ] を選択します。
- [有効期間] はデフォルトで 540 日間に設定されます。
- 必要に応じて、オーディエンス欄にオーディエンスの説明を追加します。
- [オーディエンスを作成] をクリックして新しいオーディエンス リストを保存します。
Android の場合
Google Play アカウントを Google 広告アカウントにリンクします。これにより、「全ユーザー」のリストが自動的に作成されます。このリストはオーディエンス マネージャーに表示されます。Google Play アカウントと Google 広告アカウントのリンクに関する詳細
ステップ 2: 除外の対象となるアクションを行ったユーザーのリストを作成する
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [アプリユーザー] を選択します。
- [オーディエンス名] 欄で、オーディエンス リストの名前を指定します。
- [リストのメンバー] 欄で、[アプリ内で特定の操作を行った] がデフォルトで選択されます。このリストでは、このオプションを使用します。
- [アプリ] プルダウン メニューからアプリを選択します。
- [アプリ内で次の行動を取ったユーザーを含める] で、[いずれかのルールグループに一致する] を選択します。
- [アプリ内ユーザー行動] セレクタ メニューで、[イベント] と [次と等しい] を選択します。
- アクション欄でアクションを指定します(たとえば上記の例では、「イベント」は「shoppers_who_have_purchased」になります)。
- [オーディエンスの初期サイズ] を選択します。
- [有効期間] を日数で指定します。
- 必要に応じて、オーディエンス欄にオーディエンスの説明を追加します。
- [オーディエンスを作成] をクリックして新しいオーディエンス リストを保存します。
ステップ 3: ステップ 1 と 2 で作成した 2 つのリストの組み合わせリストを作成する
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [組み合わせリスト] を選択します。
- [組み合わせるオーディエンス] 表のプルダウン メニューで、[これらのオーディエンスのいずれか(OR)] がデフォルトとして設定されます。
- 右側の列で、[アプリユーザー] のプルダウン矢印をクリックして、アプリユーザーのオーディエンスを表示します。
- ステップ 1 で作成した「全ユーザー」のオーディエンス リストが表示されます。リストの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [完了] をクリックします。
- [AND] をクリックします。
- プルダウン メニューで [選択したオーディエンス以外] を選択します。
- 右側の列で、[アプリユーザー] のプルダウン矢印をクリックして、アプリユーザーのオーディエンスを表示します。
- ステップ 2 で作成したリストをクリックします(上記の例の場合は、「商品を購入したショッピング ユーザー」です)。
- [完了] をクリックします。
- [オーディエンスを作成] をクリックします。これが、このユースケースで使用するリストとなります。
複数のアクションを行ったユーザー
このユースケースでは 3 つ以上のステップに沿って、適切なユーザーをリストに追加し、他のすべてのユーザーを確実に除外するよう設定します。たとえば、飲食店を経営している方であれば、過去 60 日間にいずれかの店舗で出前を注文し、店内でも食事をしたことがあるユーザーをターゲットにすることができます。主な 3 つのステップは次のとおりです。
- アクション 1 を行ったユーザーのリストを作成します。
- アクション 2 を行ったユーザーのリストを作成します。ターゲットとするすべてのアクションについて、この作業を繰り返します。
- それぞれのアクションを行ったユーザーのリストを組み合わせて 1 つにまとめたリストを作成します。
ステップ 1: アクション 1 を行ったユーザーのリストを個別に作成する
- 左上にあるツールアイコン
をクリックして、[ツールと設定] を開きます。
- [共有ライブラリ] の下にある [オーディエンス マネージャー] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [アプリユーザー] を選択します。
- [オーディエンス名] 欄で、オーディエンス リストの名前を指定します。
- [リストのメンバー] 欄で、[アプリ内で特定の操作を行った] がデフォルトで選択されます。このリストでは、このオプションを使用します。
- [アプリ] プルダウン メニューからアプリを選択します。
- [アプリ内で次の行動を取ったユーザーを含める] で、[いずれかのルールグループに一致する] を選択します。
- [アプリ内ユーザー行動] セレクタ メニューで、[イベント] と [次と等しい] を選択します。
- アクション欄でアクションを指定します(上記の例では、「イベント」は「ordered_delivery」になります)。
- [オーディエンスの初期サイズ] を選択します。
- [有効期間] を日数で指定します(上記の例の場合は「60」と指定します)。
- 必要に応じて、オーディエンス欄にオーディエンスの説明を追加します。
- [オーディエンスを作成] をクリックして新しいオーディエンス リストを保存します。
ステップ 2: アクション 2 を行ったユーザーのリストを個別に作成する
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [アプリユーザー] を選択します。
- [オーディエンス名] 欄で、オーディエンス リストの名前を指定します。
- [リストのメンバー] 欄で、[アプリ内で特定の操作を行った] がデフォルトで選択されます。このリストでは、このオプションを使用します。
- [アプリ] プルダウン メニューからアプリを選択します。
- [アプリ内で次の行動を取ったユーザーを含める] で、[いずれかのルールグループに一致する] を選択します。
- [アプリ内ユーザー行動] セレクタ メニューで、[イベント] と [次と等しい] を選択します。
- アクション欄でアクションを指定します(上記の例では、アクション 2 は「dined_in」になります)。
- [オーディエンスの初期サイズ] を選択します。
- [有効期間] を日数で指定します(上記の例の場合は「60」と指定します)。
- 必要に応じて、オーディエンス欄にオーディエンスの説明を追加します。
- [オーディエンスを作成] をクリックして新しいオーディエンス リストを保存します。
ステップ 3: すべてのアクションについて組み合わせリストを作成する
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- [組み合わせリスト] を選択します。
- [組み合わせるオーディエンス] 表で、プルダウン矢印をクリックして [これらのオーディエンスのすべて(AND)] を選択します。
- 右側の列で、[アプリユーザー] のプルダウン矢印をクリックして、アプリユーザーのオーディエンスを表示します。
- 上記のステップで選択したアクション 1 と 2 の横にあるチェックボックス(「出前の注文」と「店内での食事」など)をオンにします。
- [完了] をクリックします。
- 必要に応じてオーディエンスの説明を追加します。
- [オーディエンスを作成] をクリックして、複数のアクションを組み合わせた新しいリストを保存します。これが、このユースケースで使用するリストとなります。
特定のアクションを行ったものの他のアクションは行わなかったユーザー
このユースケースでは 3 つのステップに沿って、適切なユーザーをリストに追加し、他のすべてのユーザーを確実に除外するよう設定します。たとえば、コンサルティング サービスを提供している方であれば、営業チームに問い合わせは行ったもののサービスを利用しなかったユーザーをターゲットにすることができます。主な 3 つのステップは次のとおりです。
- ターゲットとするアクションを行ったユーザーのリストを作成します。
- 除外の対象となるアクションを行ったユーザーのリストを作成します。
- 1 つ目のリストの全ユーザーから 2 つ目のリストの全ユーザーを除外した組み合わせリストを作成します。
ステップ 1: ターゲットとするアクションを行ったユーザーのリストを作成する
- 左上にあるツールアイコン
をクリックして、[ツールと設定] を開きます。
- [共有ライブラリ] の下にある [オーディエンス マネージャー] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [アプリユーザー] を選択します。
- [オーディエンス名] 欄で、オーディエンス リストの名前を指定します。
- [リストのメンバー] 欄で、[アプリ内で特定の操作を行った] がデフォルトで選択されます。このリストでは、このオプションを使用します。
- [アプリ] プルダウン メニューからアプリを選択します。
- [アプリ内で次の行動を取ったユーザーを含める] で、[いずれかのルールグループに一致する] を選択します。
- [アプリ内ユーザー行動] セレクタ メニューで、[イベント] と [次と等しい] を選択します。
- アクション欄でアクションを指定します(上記の例では、「イベント」は「contacted_us」になります)。
- [オーディエンスの初期サイズ] を選択します。
- [有効期間] を日数で指定します(上記の例の場合は「60」と指定します)。
- 必要に応じて、オーディエンス欄にオーディエンスの説明を追加します。
- [オーディエンスを作成] をクリックして新しいオーディエンス リストを保存します。
ステップ 2: 除外の対象となるアクションを行ったユーザーのリストを作成する
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [アプリユーザー] を選択します。
- [オーディエンス名] 欄で、オーディエンス リストの名前を指定します。
- [リストのメンバー] 欄で、[アプリ内で特定の操作を行った] がデフォルトで選択されます。このリストでは、このオプションを使用します。
- [アプリ] プルダウン メニューからアプリを選択します。
- [アプリ内で次の行動を取ったユーザーを含める] で、[いずれかのルールグループに一致する] を選択します。
- [アプリ内ユーザー行動] セレクタ メニューで、[イベント] と [次と等しい] を選択します。
- アクション欄でアクションを指定します(上記の例では、除外の対象となるユーザーのリストは「all_users_who_have_committed_to_services」になります)。
- [オーディエンスの初期サイズ] を選択します。
- [有効期間] を日数で指定します(上記の例の場合は「60」と指定します)。
- 必要に応じて、オーディエンス欄にオーディエンスの説明を追加します。
- [オーディエンスを作成] をクリックして新しいオーディエンス リストを保存します。
ステップ 3: 作成した 2 つのリストから組み合わせリストを作成する
- プラスボタン
をクリックして、オーディエンス リストを追加します。
- オプション メニューで [組み合わせリスト] を選択します。
- [組み合わせるオーディエンス] 表のプルダウン メニューで、[これらのオーディエンスのいずれか(OR)] がデフォルトとして設定されます。
- 右側の列で、[アプリユーザー] のプルダウン矢印をクリックして、アプリユーザーのアクションを表示します。
- ステップ 1 で指定したアクションを行ったユーザーのオーディエンス リストが表示されます。リストの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [完了] をクリックします。
- [AND] をクリックします。
- プルダウン メニューで [選択したオーディエンス以外] を選択します。
- 右側の列で、[アプリユーザー] のプルダウン矢印をクリックして、アプリユーザーのオーディエンスを表示します。
- ステップ 2 で除外の対象としたアクションを行ったユーザーのリストをクリックします。
- [オーディエンスを作成] をクリックして、複数のアクションを組み合わせた新しいリストを保存します。これが、このユースケースで使用するリストとなります。
お読みください: 上記の各ユースケースのステップ 2 に関するヒント
「アクション名」に基づくオーディエンス リストのルールは、[測定] タブに表示されるコンバージョン アクションと完全に一致している必要があります。
正確なコンバージョン アクション名を確認するには:
- [ツールと設定] のツールアイコンをクリックします。
- [測定] で [コンバージョン] をクリックします。
- [コンバージョン アクション] で、作成するリストに関連するアクションを見つけます。
- そのアクションをクリックして [設定] ビューに移動します。
- [第三者のアプリ分析イベント](第三者アプリ分析を使用している場合)または [Firebase イベント](Forebase を使用している場合)の横に、正確なアクション名が表示されます。
- オーディエンス リストを作成する際は、このアクション名を使用します。