- アセットは順序不同で表示されるため、それぞれのアセットが単体でも組み合わされても意味を成すようにして、Google 広告のポリシーや地域の法律に違反しないようにしてください。
- 広告グループごとに 1 つのレスポンシブ検索広告（広告の有効性が少なくとも「良好」または「優良」）を設定することをおすすめします。有効なレスポンシブ検索広告の数は、広告グループごとに 3 個までに制限されています。
- すべての広告に表示したいテキストがある場合は、広告見出しの位置 1、広告見出しの位置 2、説明文の位置 1 のいずれかにそのテキストを固定してください。
- 検索広告の自動化機能に関するテクニカル ガイド（英語）で、Google が使用するシグナル、検索語句とキーワードを一致させる仕組み、Google AI によってキーワードのマッチタイプの効果を高める方法、パフォーマンスを向上させる方法についてご確認ください。
- 詳しくは、効果的な検索広告を作成するをご覧ください。
ご希望の言語の字幕を表示するには、YouTube の字幕をオンにしてください。動画プレーヤーの下部にある [設定] アイコン で [字幕] を選択し、言語を選択します。
メリット
レスポンシブ検索広告には、次のようなメリットがあります。
- デバイスの幅に適応した柔軟な広告が作成されるため、より広いスペースを使ってユーザーにメッセージを伝えることができます。
- 複数の広告見出しと説明文のオプションを入力すると、ユーザーに最も関連性の高い組み合わせの広告が自動的に表示されるため、時間を節約できます。
- 広告見出しと説明文は、ユーザーの所在地やよく訪れる場所、または関心を示した地域に合わせてカスタマイズできます。
- 広告見出しと説明文を複数入力することで、検索語句の一致率が高まり、オークションでの入札数が増えるため、より多くの潜在顧客にアプローチできます。
- レスポンシブ検索広告によってオークションでの競争力が高まるため、既存のテキスト広告で獲得できていないクリックやコンバージョンを獲得して、広告グループのパフォーマンスを改善することが可能です。
仕組み
広告見出しや説明文をできるだけ多く入力してください。それにより、ユーザーの検索語句に密接に関連した広告が配信される可能性が高まるため、広告のパフォーマンスの向上につながります。
入力した広告見出しや説明文は、冗長にならないようさまざまに組み合わせられます。拡張テキスト広告とは異なり、レスポンシブ検索広告では最大 15 の広告見出しと 4 つの説明文を使用できます。
広告ごとに少なくとも 1 つの広告見出しと 1 つの説明文が選ばれ、異なる組み合わせや順番で表示されます。広告文の中で、ユーザーの検索語句に一致しているか、または密接に関連している語句は、自動的に太字で表示されます。最も成果の見込める広告の組み合わせが時間とともにテストされ、検索語句に対して最も関連性の高い組み合わせが特定されます。
可能な限り広告全体を表示できるようにするため、レスポンシブ検索広告には文字数制限が設けられています。レスポンシブ検索広告の広告見出しの項目には、半角 30 文字まで入力できます。説明文の項目には半角 90 文字、パスの項目には半角 15 文字まで入力できます。日本語のほか、韓国語、中国語などの全角文字言語の場合、全角 1 文字はすべて半角 2 文字分としてカウントしてください。詳しくは、テキスト広告の要件をご覧ください。
高い柔軟性
レスポンシブ検索広告では、従来の広告見出しの位置（広告の上部や本文の上など）に最大 3 つの広告見出しが表示されますが、個々のユーザーの検索語句に対して最も効果的と予測される場合は、以下のように広告の他の部分にも表示される可能性があります。
- 最も高い成果が見込まれる場合は、広告見出しアセットのテキストが説明文の冒頭に表示されます。
- レスポンシブ検索広告の広告見出しが、広告内のリンクベースのアセットとして最大 2 つ配信される場合があります。このような場合、アセットのリンク先は広告のメインのランディング ページと同じドメインになります。ユーザーの検索語句との関連性が失われないよう、このような柔軟な配置が行われるのは同じ広告グループ内のアセットに限られます。
広告見出し 1、広告見出し 2、説明文 1 のいずれかの位置に固定されているアセットは、広告の配信時に指定された位置に引き続き表示されます。詳しくは、広告見出しと説明文を特定の位置に固定するをご覧ください。他のすべてのアセットの配置の最適化は、ユーザーの検索語句との関連性を維持しつつ行われます。
手順
レスポンシブ検索広告を作成する
- Google 広告の管理画面で、[
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [広告] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックし、[レスポンシブ検索広告] を選択します。
- 最終ページ URL と表示 URL のパスのテキストを入力します。入力するとすぐに、広告のプレビューが右側に表示されます。
- 注: プレビューは、お客様のアセットを使って作成される広告の候補を示すもので、すべての組み合わせを示すものではありません。フォーマットによっては、一部が省略される場合もあります。
- 広告見出しを入力します。少なくとも 3 つ入力してください（最大 15 個まで入力できます）。
- 説明文を入力します。少なくとも 2 つ入力してください（最大 4 つまで入力できます）。
- [保存] をクリックします。
をクリックします。広告見出しを入力するためのヒント
- 広告見出しと説明文は順不同で表示されます。
- まずは、広告に一緒に表示されることを想定して、広告見出しを 3 個書いてみてください。
- 広告見出しに少なくとも 1 つのキーワードを含め、ターゲットとするキーワードに関連する広告見出しを作成してください。
- 独自性のある広告見出しを、できるだけ多く指定するようにしてください。広告見出しの数が多いほど、メッセージを組み合わせて的確な広告を自動生成するための選択肢が増え、パフォーマンスの向上につながります。
- 商品やサービスのその他のメリット、対応中の問題、配送や返品についての情報を強調するようにしてください。効果的な検索広告の作成についての詳細
- さらに多くの広告見出しを使用できる場合は、入力済みの広告見出しの類似パターンを作成してみましょう（行動を促すフレーズの変更など）。
キャンペーンを作成しながら最適化
キャンペーンを作成しているときに、設定内容に応じて通知が表示されることがあります。これらの通知では、パフォーマンスの低下につながる問題や、キャンペーンの公開を妨げる重大な問題などについての警告が表示されます。
キャンペーンの作成中に表示されるキャンペーン作成ナビゲーション メニューでは、作成に関する全体的な進捗状況を把握したり、対応が必要な項目について確認したりすることができます。ナビゲーション メニューでステップ間を移動しながら、容易にターゲティング、入札単価、予算などのキャンペーン設定を確認し、問題を解決できます。詳しくは、効果的なキャンペーンを設定する方法をご覧ください。
レスポンシブ検索広告を編集する
- Google 広告の管理画面で、[
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [広告] をクリックします。
- 結果の表の上にあるバーをクリックして、フィルタを追加します。
- 表示されるプルダウン メニューで [属性]、[広告の種類] の順にクリックします。
- [レスポンシブ検索広告] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 結果の表で、編集する広告にカーソルを合わせ、編集アイコン
をクリックします。
- [編集] を選択します。
- 広告の URL、最終ページ URL、広告見出し、説明文、URL オプションに必要な変更を加えます。
- [保存] をクリックします。
- 注: 広告見出しや説明文を削除または編集すると、掲載中の広告に変更が加えられ、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
をクリックします。広告が表示されるとき、レスポンシブ検索広告のテキストはすべて表示されますか？
通常、広告が配信される際は、広告見出し 1 と説明文 1 の各項目に入力したすべての広告文とともに表示されます。2 つ目の広告見出し、3 つ目の広告見出し、2 つ目の説明文の項目は、最も効果的と予測される内容に基づいて表示されるか、十分なスペースがある場合に表示されます。2 つ目の広告見出し、3 つ目の広告見出し、2 つ目の説明文の項目は、広告に必ず表示されるとは限りません。必要に応じて、テキストが自動的に短縮されることもあります（通常は省略記号（...）が使用されます）。たとえば、電話番号アセットを使用している場合、広告文の一部が省略されて [電話] ボタンが表示されることがあります。
- 広告文で幅が狭い文字（「i」など）よりも幅が広い文字（「m」など）を多く使用していると、ブラウザのサイズによっては使用できるスペースよりも広告見出しが長くなる場合があります。ほとんどのラテン文字の言語では、広告見出し 1 と広告見出し 2 を固定し、広告見出し全体の文字数を 33 文字に制限することで、テキストの表示方法が変更されるのを防ぐことができます。
- レスポンシブ検索広告が Google ディスプレイ ネットワークで表示される際、広告フォーマットによっては広告見出し 2 は表示されません。
- すべての広告に表示しなければならないテキスト（法的免責条項など）は、広告見出し 1、広告見出し 2、または説明文 1 に含める必要があります。
なお、広告見出し 1、広告見出し 2、説明文 1 のいずれかの位置に固定されているアセットは、広告が配信されると、指定された位置に引き続き表示されます。
広告見出しと説明文を特定の位置に固定する
レスポンシブ検索広告を作成すると、デフォルトで、広告見出しと説明文は順不同で表示されます。広告見出しや説明文を特定の位置に固定すると、個々の広告見出しや説明文が広告内のどこに表示されるかを調整できます。
たとえば、すべての広告に免責条項を表示する必要がある場合は、免責条項をレスポンシブ検索広告の説明文として作成し、説明文の位置 1 に固定することができます。こうすることで、ユーザーが目にするすべての広告の説明文の最初の部分に免責条項が表示されるようになります。
- レスポンシブ検索広告を作成または編集します（前述の手順を参照）。
- 固定する広告見出しまたは説明文の右側にある固定アイコン
をクリックし、その広告見出しまたは説明文を固定する位置を選択します。
- 固定が解除された広告見出しまたは説明文を固定するには、固定アイコン
- [保存] をクリックします。
- 注: 広告見出しや説明文を削除または編集すると、掲載中の広告に変更が加えられ、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
をクリックし、その広告見出しまたは説明文を固定する位置を選択します。ヒント
- 広告見出しまたは説明文を固定すると、その特定の位置にのみ表示されるようになり、他の広告見出しと説明文はその場所に表示されなくなります。また、見込み顧客の検索に一致する広告見出しと説明文の総数が減り、広告の有効性にも影響が生じるため、ほとんどの場合推奨されません。
- 各位置に広告見出しまたは広告を 2、3 個固定すると、そのうちのいずれかがその位置に表示されます。こうすれば、どの広告見出しまたは説明文の成果が高いかを判断できるようになります。
- たとえば「公式ウェブサイト」という広告見出しを広告見出しの位置 1 に固定すると、すべての広告に最初の見出しとして「公式ウェブサイト」と表示されます。そこで、広告見出し位置 1 にもう 1 つの見出し「公式サイト」を固定すると、すべての広告の最初の見出し位置に「公式ウェブサイト」または「公式サイト」が表示されるようになります。
- 指定可能なすべての位置に広告見出しまたは説明文を固定すると、固定されていない広告見出しと説明文が表示されなくなります。
- 広告見出しの位置 1、広告見出しの位置 2、または説明文の位置 1 に固定された広告見出しと説明文は、常に表示されます。広告見出しの位置 3 と説明文の位置 2 に固定されているコンテンツは、表示されない場合があります。すべての広告に表示したいテキストがある場合は、広告見出しの位置 1、広告見出しの位置 2、説明文の位置 1 のいずれかにそのテキストを固定してください。
レスポンシブ検索広告のパフォーマンスに関するレポート
[広告] ページには、他のテキスト広告で使用されているものと同じパフォーマンスの指標が、レスポンシブ検索広告ごとに表示されます。パフォーマンス データの表には、レスポンシブ検索広告ごとに入力した広告見出しと説明文を使って表示された、すべての広告の組み合わせの合計が表示されます。
- Google 広告の管理画面で、[
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [広告] をクリックします。
- 表示されるプルダウン メニューで [属性]、[広告の種類] の順にクリックします。
- [レスポンシブ検索広告] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 省略可: レポートに表示する項目およびデータを調整するには、表示項目アイコン
をクリックして [表示項目の変更] を選択し、レポートに表示する項目を選択します。パフォーマンス データの表の列についての詳細
- 省略可: レポートに表示する項目およびデータを調整するには、表示項目アイコン
- [適用] をクリックします。
- ダウンロード アイコン
をクリックします。
- レポートの形式を選択します（.csv、.pdf など）。
- （省略可）レポート エディタでレポートを開くか、レポートのスケジュール設定をするか、メールで受信するかを選択できます。パフォーマンス データの表からレポートの作成、保存、スケジュール設定を行う方法の詳細
をクリックして [表示項目の変更] を選択し、レポートに表示する項目を選択します。
をクリックします。また、個別のアセットおよびアセットの組み合わせについてのレポートを確認することもできます。
