ウェブサイト改善のヒント

  • ウェブサイトを設計したり改良したりする際は、ユーザーの立場で考えることによって、有意義なアイデアを思いついて実装できるようになります。
  • Google 検索のインデックス登録が効果的に行われるウェブサイトの設計に役立つ、ガイドラインを以下にまとめました。サイトのモニタリングおよびテストには、アナリティクスなどの Google のツールをご利用ください。

優れたウェブサイトに必要な要素

優れたウェブサイトの定義は、どういったユーザーを引き付けたいかによって異なります。たとえば、住宅所有者にオンラインで配管工事を予約してほしい場合と、ベーカリーのサイトでクロワッサンを販売したい場合とでは、ウェブサイトのデザインを変える必要があります。

サイトのコンテンツやレイアウトが、ユーザーにとって使いやすいように最適化されているかどうかをご確認ください。ユーザーの関心を引く、情報に富んだ操作性の高いサイトでは、収益率が高くなる傾向があります。

ウェブサイトのデザインや手直しを検討するにあたり、手始めとして下記のヒントをご参照ください。

  • ユーザーの立場で考える

ウェブサイトの計画、設計、評価を行う場合は、ユーザーの身になって、なんらかのタスクを遂行しようとしているつもりで考えてみます。たとえば、ユーザーはなぜサイトにアクセスしたのか(疑問を解決したいのか、または決まった目的があるのか)、お客様の商品やサービスについてどの程度の知識があるのか、などを考えてみましょう。これらは、ユーザーよりも商品やサイトを熟知している広告主様にとって想像しにくいことかもしれませんので、広告主様のビジネスやサイトについての知識が少ない同僚や友人、家族などの協力を得ることをおすすめします。

  • 必要なものだけに絞る

新規のユーザーにとって、使い慣れていないウェブサイトは混乱を招きやすいものです。リンク、画像、テキストなどが多すぎると、見込み顧客を混乱させてしまうおそれがあります。わかりやすく整然としたウェブサイトでは、ユーザーの利便性が高まり、購入やお問い合わせにつながりやすくなります。

  • ページの読み込み時間は短く抑える

すべてのユーザーにとって読み込みの早いサイトになるようにしましょう。ダイヤルアップ回線などの低速インターネット接続を使用する層が対象ユーザーにいる場合は、特に注意が必要です。多数の画像や大きな画像、複雑なウェブサイト ウィジェットなどの使用は避けるのが原則です。

  • コンテンツの鮮度を保つ

すでに終了したセールの告知や不正確な料金表示など、古い情報を掲載したままにしないようにしましょう。こういった問題があると、サイトや会社に対するユーザーの信頼度が低下します。

  • 連絡先情報を記載する

多くのユーザーは、連絡先情報や住所、営業時間などの情報を求めてウェブサイトにアクセスします。実店舗がある場合は特にその傾向が高くなります。こうした情報は、すべてのページの一番下に記載しておくと効果的です。

  • モバイルに対応する

多くのユーザーはモバイル デバイスでウェブサイトにアクセスしますが、これらのデバイスの多くは Flash や複雑でインタラクティブなグラフィックに対応していません。とはいえ、モバイル デバイスを利用する見込み顧客の獲得を諦める必要はありません。サイト全体をモバイル対応させるのが難しい場合は、重要な情報だけでも提供できるようにします。

適切なランディング ページを選択する

ウェブサイトの見直しが終わったら、サイト内のどのページをユーザーに見てもらいたいかについても検討します。広告で宣伝した情報、プロモーション、商品やサービスが掲載されているページにユーザーを呼び込みましょう。広告をクリックするきっかけとなった内容が見つけにくいと、せっかく訪れたユーザーがサイトから離れてしまう可能性が高くなります。

検索順位を上げる

無料のオーガニック検索でのサイトの掲載順位を上げる SEO(検索エンジン最適化)は、簡単な作業ではありません。しかし一方で、明確なページタイトルや情報の多いリンクテキストなど、検索エンジンでの評価を高める要素の多くは、ユーザーにとって役立つ要素でもあります。

Google 検索結果にページが表示されやすいようにする方法について詳しくは、ウェブ デベロッパー向けガイドラインをご覧ください。

ウェブサイトのモニタリングとテスト

ウェブサイトの準備が整ったら、掲載結果を確認して改善点を洗い出します。改善点の特定には、Google アナリティクスが便利です。Google アナリティクスでは、ウェブサイト訪問者をトラッキングし、サイトの各ページが閲覧された回数、ユーザーがページに滞在した時間、あるページを閲覧したユーザーが次にアクセスしたページなど、さまざまな情報を確認することができます。

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