クライアント センター(MCC)アカウント: アカウントと MCC アカウントのリンクについて – はじめに

MCC アカウントの使用を開始するには、既存の Google 広告アカウントか新しい Google 広告アカウント、または別の MCC アカウントにリンクする必要があります。そうすることで、MCC アカウントの管理者は、1 回ログインするだけで、リンクされたすべてのアカウントを切り替えながら、複数の Google 広告アカウントすべての情報を確認できるようになります。

この記事では、アカウントと MCC アカウントのリンクについての概要を説明します。リンク方法については、アカウントをクライアント センター(MCC)アカウントにリンクするをご覧ください。

仕組み

MCC アカウントはツリー構造になっており、最上位の各 MCC アカウントでは、個々のアカウントや他の MCC アカウントを管理できます。下位の MCC アカウントでも、個々のアカウントや他の MCC アカウントを管理することができます。

ただし、次のような制約もあります。

  • MCC アカウントに同時にリンクできる有効な子アカウントの最大数は、過去 12 か月におけるクライアント アカウントの月間費用によって決まります。詳しくは、MCC アカウントのアカウント数の上限が決まる仕組みをご覧ください。
  • 1 つの Google 広告アカウントを直接管理できる MCC アカウントは 5 つまでです。
  • MCC アカウントを複数の MCC アカウントから直接管理することはできません。
  • クライアント アカウントは最大 6 階層まで設定できます。
  • 1 つの Google 広告アカウントを同じ MCC 階層内の複数の MCC アカウントにリンクすることはできません。

クライアント センター(MCC)アカウントの階層

既存の Google 広告アカウントへのリンク

既存の Google 広告アカウントを MCC アカウントにリンクしても、元のクライアント アカウントに変化はなく、アカウント履歴はそのまま残ります。元のアカウントのユーザーにとっては、アカウントはこれまでと何ら変わりはありません。ユーザーは以前と同じログイン情報でアクセスでき、権限も変わりません。たとえば、統合請求を設定しない限り、クライアント アカウントの元のユーザーは引き続きアカウントの請求情報にアクセスでき、請求方法とお支払い方法は変更されません。

MCC アカウントを既存の Google 広告アカウントにリンクすると、デフォルトでは、クライアント アカウントの管理者としてのオーナー権限はありません。クライアント アカウントで、MCC アカウントに対して管理者としてのオーナー権限を有効にする必要があります。

また、MCC アカウントから新しい Google 広告アカウントを作成することも可能です。作成したアカウントは自動的に MCC アカウントにリンクされ、必要に応じてユーザーをアカウントに招待できます。詳しくは、クライアント センター(MCC)アカウントから新しいアカウントを作成する方法をご覧ください。

MCC アカウントへのリンク

MCC アカウントに別の MCC アカウントをリンクして、個々の Google 広告アカウントと同じように管理できます。また、その MCC アカウントにリンクされているすべての Google 広告アカウントのデータを表示し、管理することも可能です。ただし、前述のとおり MCC アカウントを直接管理できるのは、1 つの MCC アカウントのみとなっています。

MCC アカウントが別の MCC アカウントにリンクされると、MCC アカウントにアクセスできるユーザーの権限は次のようになります。

  • アカウント構造で他の MCC アカウントより上位の MCC アカウント(つまり、アカウントが他の MCC アカウントを管理している)の場合、上位のアカウントにアクセスできるユーザーは他の MCC アカウントに変更を加えることができます。
  • アカウント構造で他の MCC アカウントより下位の MCC アカウント(つまり、アカウントが他の MCC アカウントにより管理されている)の場合、下位のアカウントにアクセスできるユーザーは上位の MCC アカウントに変更を加えることができません。

MCC アカウントのサブマネージャーを作成する

MCC アカウントに別の MCC アカウントをリンクして、リンクされた MCC アカウント(クライアント)を MCC アカウント(親)の一部のクライアント アカウントの管理者にすることができます。つまり、MCC アカウント(クライアント)は MCC アカウント(親)のサブマネージャーになります。サブマネージャーの作成方法と使用方法については、以下の例をご覧ください。

ユーザー A の MCC アカウントには、直接販売 2 つ、チャネル販売 3 つ、合計 5 つのアカウントが紐づいています。そのうちの 3 つをユーザー B に管理してもらうとします。手順は次のとおりです。

  1. ユーザー B は自分の MCC アカウントを作成します。
  2. ユーザー B の MCC アカウントをユーザー A の MCC アカウントの下に紐付けます。これで、ユーザー B の MCC アカウントはユーザー A のアカウントによって管理されることになります。
  3. ユーザー A は、3 つのチャネル販売アカウントをユーザー B の MCC アカウントにリンクし直します。

これでユーザー B は 3 つのアカウントにアクセスできるようになります。一方、ユーザー A は引き続き、最上位の MCC アカウントから、5 つのアカウントを表示できます。

関連リンク

クライアント センター(MCC)アカウントのトピックページ

アカウントのリンク

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