ウェブサイト用のリマーケティング リストにルールを使用する

Google 広告では通常のリマーケティング リスト以外に、ウェブサイトや特定のユーザー層向けにカスタマイズしたリストも作成できます。この記事では、ウェブサイトの URL に基づくルールの作成方法を解説します。

始める前に

リマーケティングに初めて取り組む場合は、まずリマーケティングの仕組みをご覧ください。ウェブサイトのコードに詳しくない場合は、デベロッパーなど技術的な知識のある人のサポートを受けることをおすすめします。

リニューアル版の Google 広告でリマーケティング用の Google 広告タグを設定している場合は、グローバル サイトタグとオプションのイベント スニペットで構成される新しい Google 広告タグが表示されます。JavaScript を使用してウェブサイトに従来の AdWords タグをインストールしている場合はそのまま使用できますが、新しい Google 広告タグを使用することをおすすめします。詳しくは、Google 広告 リマーケティング タグの変更点をご覧ください。

手順

  1. ウェブサイト用のリマーケティング リストを作成するの手順説明の 1~8 を行います。
  2. ページを特定する条件をダイアログで指定します。条件を追加する場合は、横にある [+] ボタンをクリックします。
  3. リストの作成に使用する情報を選択します。URL などの基本オプション、参照 URL などの詳細オプション、イベント スニペットによって渡されるパラメータGoogle Merchant Center の属性(動的リマーケティングの場合のみ)を選択できます。
  4. プルダウンの 2 つ目のメニューから [次を含む]、[次と等しい]、[次から始まる] などの項目を選択します。値については、作成するリストのタイプに応じて単語、数値、日付を入力できます。
  5. [完了] をクリックします。

特定のページのルール

ホームページやコンバージョン ページなどの特定のページを指定し、そのページにアクセスしたユーザーをリストに登録するルールを作成できます。

特定のページのルールを作成するには、プルダウンから [URL] と [次と等しい] を選択します。テキスト ボックスには、サイトのプロトコル(「http」または「https」)も含めて、ブラウザに表示される URL をそのまま入力します。プロトコルがわからない場合や、両方のプロトコル(http と https)を使用するページの場合は、[次を含む] を選択します。

航空会社で、春の特別プラン(spring deals)のページにアクセスしたユーザーのリマーケティング リストを作成する場合は、「URL [次を含む] https://example.com/flights/spring-deals」というルールを作成します。

複数の条件を持つルール

ルールには複数の条件を設定できます。

航空会社の例で、JFK 空港着ではなく、JFK 空港発の航空便を探しているユーザーのリマーケティング リストを作成する場合は、「URL [次を含む] origin=JFK」および「URL [次を含まない] dest=JFK」という条件でルールを作成します。

「AND」条件

ルールに複数の条件を設定した場合は、すべての条件に一致するページにアクセスしたユーザーのみがリストに登録されます。「AND」条件を指定すると、リストに登録されるユーザー数が少なくなる場合があります。

「URL [次を含む] category」と「URL [次を含む] flights」の 2 つの条件をルールに設定した場合は、「http://www.example.com/category/flights」にアクセスしたユーザーがリストに登録されます。「http://www.example.com/category/travel-deals」や「http://flights.example.com」にアクセスしたユーザーは、どちらもすべての条件を満たしているわけではないのでリストに登録されません。

指定する条件はすべて、同じページについての条件である必要があります。たとえば、ルールを使用して、「あるページを訪問し、かつ別のページを訪問しなかったユーザー」や「異なる 2 つのページを訪問したユーザー」といったリストを作成することはできません。そうしたリストを作成するには、組み合わせリストを使用します。

「OR」条件

テキスト ボックスに条件を入力した場合は、いずれかの条件に一致するページにアクセスしたユーザーがリストに登録されます。「OR」条件を指定すると、リストに登録されるユーザー数が多くなる場合があります。

「AND」条件と「OR」条件の併用

1 つのルールでこれら 2 種類の条件を組み合わせると、すべての「AND」条件といずれかの「OR」条件に一致するページにアクセスしたユーザーがリストに登録されます。

航空会社のルールで、「OR」条件として「URL [次を含む] purchase」をテキスト ボックスに入力し、「AND」条件として「URL [次を含む] category」、「URL [次を含む] flights」の 2 つを設定したとします。この場合は、購入(purchase)ページとフライト情報(flights)のカテゴリ(category)ページのいずれかにアクセスしたユーザーが、リマーケティング リストに登録されます。

カスタム パラメータ

動的リマーケティング タグにカスタム パラメータを設定すれば、より高度なリマーケティング リストを作成できます。

パラメータの名前と値は、大文字と小文字が区別されません。プルダウン メニューでパラメータが複数回表示される場合は、パラメータを 1 つ選択してください。たとえば、「firstname」と「FirstName」は同じ働きをするので、どちらのスペルでパラメータを作成しても構いません。

イベント スニペットでは、ユーザーが閲覧した商品の金額を Google 広告に渡すことができます(この例では「value」というカスタム パラメータを使用します)。この情報を使って、100 ドル未満、100~500 ドル、500 ドル以上の商品を閲覧したユーザーのリストをそれぞれ作成できます。

参照 URL

広告主様のウェブサイトを訪問する直前にアクセスしていた URL に基づいてリマーケティング リストを作成するには、「参照 URL [次を含む]」条件を選択します。

Google の検索結果ページからウェブサイトにアクセスしたユーザーのリマーケティング リストを作成するには、「参照元 URL [次を含む] www.google.com」というルールを定義します。

ユーザーがウェブサイト A にアクセスし、その後、アドレスバーにウェブサイト B の URL を入力してウェブサイト B にアクセスした場合、ウェブサイト A の URL はウェブサイト B の参照 URL となりません。ウェブサイト A を参照元として使用するには、A から B へ直接移動する必要があります。通常は、リンクやボタンをクリックして移動することで、元のページが参照元になります。

高度なルール

高度なルールでは、ページを特定する条件をより柔軟に設定できます([ページを訪問したユーザー] から [詳細オプションを表示] を選択)。高度なルールは、共通の要素がある複数の条件に当てはまるルールを作成する場合に使用できます。

航空会社で、SFO から JFK、LAX、または IAH までのフライト情報を自社サイトで探しているユーザーのリストを作成します。

「OR」関係

新しい条件を追加し、URL に特定の文字列を含むページにアクセスしたユーザーをリストに登録するには、[+ 新しい組合せ条件] をクリックします。追加した条件はまとめて角かっこで括られ、その中のいずれかの文字列を URL に含むページにアクセスしたユーザーがリストに登録されます。

航空会社で [次のいずれかの条件に一致: URL [次を含む] arrivals、URL [次を含む] departures] というルールを設定すると、URL に「arrivals」と「departures」のいずれかを含むページにアクセスしたユーザーがリマーケティング リストに登録されます。

「AND」関係

新しい条件群を追加し、すべての文字列を URL に含むページにアクセスしたユーザーをリマーケティング リストに登録するには、[+ 新しい掛合せ条件] をクリックします。追加した条件はまとめて角かっこで括られ、そのすべての文字列を URL に含むページにアクセスしたユーザーがリストに登録されます。

航空会社で AND 条件を使用し「URL [次を含む] arrivals」および「URL [次を含む] departures」というルールを設定すると、URL に「arrivals」と「departures」を両方とも含むページにアクセスしたユーザーがリマーケティング リストに登録されます。

AND 条件を使って複数のページを組み合わせることはできませんが、「次のいずれかの条件」(OR 条件)なら複数のページを組み合わせることが可能です。また、掛合せ条件(AND 条件)をルールに追加して、複数のページにアクセスしたユーザーのリストを作成することもできません。

航空会社の場合、AND 条件を使用しても、「到着案内ページ」と「出発案内ページ」を両方とも閲覧したユーザーをリマーケティング リストに追加するルールは作成できません。複数のページを組み合わせる場合は、カスタムの組み合わせを使用する必要があります。

ルールの形式

ルールを設定する際には、URL 全体ではなく主要部分だけを入力することもできます。

注: ユーザーのプライバシーを保護するため、URL の「#」の後に続くコンテンツは、リストルールの評価には使用されません。
説明的な URL

ウェブサイトで説明的な URL を使用している場合は、重要な部分だけを切り出してルールの条件を作成します。

航空会社で、フライト情報のページとその下位ページ(米ワシントン州の空港に関するページなど)にアクセスしたユーザーのリマーケティング リストを作成するとします。

  • "www.example.com/flights"
  • "www.example.com/flights/washington"
  • "www.example.com/flights/washington/seattle"
  • "www.example.com/flights/washington"
  • "www.example.com/flights/washington/tacoma"

目的のリストを作成するには、「URL [次を含む] flights」という条件を作成します。

説明的でない URL

ウェブサイトで説明的でない URL を使用している場合は、上記のような URL ではリマーケティング リストを作成できません。代わりにカスタム パラメータを使用します。ただし、説明的でない URL であっても例外的にリストを作成できる場合もあります。たとえば、ID を使用してカテゴリや商品を識別している場合は、ID でリストを作成できます。

航空会社で「category_id=23」という ID を持つフライト情報ページ(例: www.example.com/?category_id=23&product_id=456)にアクセスしたユーザーのリストを作成する場合は、「URL [次を含む] category_id=23」という条件を作成します。

ホームページの URL

ホームページに www.example-site.com/index.html のような URL を使っている場合は、そのホームページの URL をテキスト ボックスに入力します。URL に「index.html」がない場合は、ルールを使用する必要があります。リストを作成する際は、[次と等しい] より [次を含む] のほうが便利なケースが多いかもしれません。[次と等しい] の場合、ページの URL が入力内容と完全に一致する必要があるため、「www」や「https」の有無についても注意が必要となります。

 

Google 広告では、ポリシーで制限された特典に関連するページにタグを実装することはできません。パーソナライズド広告ポリシーの詳細

 

この情報は役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。