「クリック数の最大化」入札戦略について

「クリック数の最大化」は自動入札戦略の一種で、指定した予算内でクリック数を最大化できるように入札単価が自動的に調整されます。この記事では、自動入札戦略「クリック数の最大化」の仕組みと設定をご説明します。

はじめに

どの自動入札戦略を使えばよいかわからない場合は、まず自動入札戦略についての説明をご覧ください。

注: 「自動入札機能」は「クリック数の最大化」に改称されました

これまで「自動入札機能」と呼んでいた入札戦略は、AdWords で入札単価が自動設定される複数の入札戦略の 1 つにすぎないため、具体的に「クリック数の最大化」と改称することになりました。「クリック数の最大化」入札戦略の仕組みは従来の「自動入札機能」の仕組みと変わらず、ポートフォリオ入札戦略としても設定できるようになりました。ポートフォリオ入札戦略の詳細 

仕組み

AdWords では、目標予算の範囲内でキャンペーンのクリック数を増やすことを目指します。目標予算を特に指定しなければ、この入札戦略を使うキャンペーンの 1 日の予算の残高が目標予算として使われます。

特定の曜日や時間帯に広告を表示するように広告のスケジュール設定を行ったうえで、「クリック数の最大化」戦略を使えば、指定した曜日や時間帯に的を絞ってクリック数の増加を図ることができます。

「クリック数の最大化」は、1 つのキャンペーンで使うことも、ポートフォリオ戦略として設定することもできます。ポートフォリオ戦略では、複数のキャンペーンをグループにまとめて 1 つの戦略を適用します。詳細

設定

上限 CPC による入札の上限

ポートフォリオ戦略として「クリック数の最大化」入札戦略を使っている場合は、キーワードや広告グループ、キャンペーンの単位で入札単価の上限を設定し、1 回のクリックに対してお支払い可能な料金の上限を設定できます。上限 CPC による入札の上限を指定しない場合は、目標予算の範囲内でクリックを最大限に獲得できるように入札単価が自動的に調整されます。

目標予算

目標予算は、特定の入札戦略を共有するすべてのキーワード、広告グループ、キャンペーンでお支払い可能な 1 日あたりの金額です。AdWords では、指定された目標予算を超えないよう努めますが、予算の残高やクリック費用の変動次第で費用が増減することもあります。目標予算は入札戦略を共有するすべてのキーワード、広告グループ、キャンペーンに分配され、その枠の中には複数のキャンペーンの 1 日の予算が含まれることもあります。

目標予算を指定しない場合は、1 日の予算の範囲内で、自動入札の目標を達成できるよう目指します(異なる予算を使用する複数のキャンペーンに戦略が適用される場合は、それぞれの予算額が考慮されます)。

1 日の予算を超える目標予算を設定しても、各キャンペーンの目標予算は通常どおり 1 日の予算の制約を受けます(超過分も加味されます)。

たとえば、1 日の予算を 10,000 円に設定したとします。一部のキャンペーンでは個別単価設定を使い、残りのキャンペーンでは「クリック数の最大化」入札戦略を使っていて、目標予算を設定しない場合、AdWords ではまず個別単価設定のキャンペーンで必要な分だけ予算を使います。その後、1 日の予算 10,000 円の残高の範囲内で、最大限のクリック数を獲得することを目指します。

つまり、特定の目標予算を設定しているかどうかにかかわらず、この入札戦略の費用には、常に他の入札戦略が消費した予算の残高が当てられるのです。ここで、先ほどと同様 1 日の予算 10,000 円の例を使用して、他のケースについても考えてみます。たとえば、個別単価設定と目標予算 5,000 円の入札戦略ツールを適用したキャンペーンを運用しているとします。個別単価設定のキャンペーンで通常 8,000 円が消費される場合、実質的な目標予算は 2,000 円に制限されます(ただし、アカウントには目標予算 5,000 円と表示されます)。

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