ショッピング キャンペーンに拡張クリック単価を設定する

拡張クリック単価(eCPC)は、費用の合計はそのままでコンバージョンを増やすことができる、スマート自動入札戦略です。

eCPC を使用すると、これまでと同様に単価を制御することができるうえに、クリックがコンバージョンにつながる可能性に応じてそれぞれの単価を調整することができます。クリックがコンバージョンにつながる可能性が高い場合は、入札単価が引き上げられます。

eCPC では、一部のトラフィックには通常の上限クリック単価を適用して、eCPC による調整が有効であったかテストしています。また、eCPC を適用した場合としなかった場合の結果を比較して、その後の処理を適宜調整します。このため eCPC を使用すれば、そうでない場合と比べ、少なくとも同等以上のコンバージョンが得られます。

この記事では、ショッピング キャンペーンに eCPC を設定する方法について説明します。

ショッピング キャンペーンでの eCPC は、来店データには対応していません。

はじめに

ショッピング キャンペーンのコンバージョン トラッキングを有効にする必要があります。コンバージョン トラッキングを設定すると、eCPC は既存の、および新しいコンバージョン率と値を基に最適な入札単価を決定できます。最大限の効果を引き出すには、キャンペーンごとに月に最低 20 回コンバージョンを達成する必要があります。

どのタイプのスマート自動入札戦略をショッピング キャンペーンに使用したらよいかわからない場合は、ショッピング キャンペーンの自動入札の詳細をご覧ください。

留意点

Google 検索ネットワーク以外では、ショッピング広告で eCPC をご利用いただけません。また、検索パートナー サイトに掲載されるショッピング広告の入札単価でも、eCPC はご利用いただけません。検索パートナー サイトでは、Smart Pricing が適用されます。

利用可能な最適化

コンバージョン重視での最適化

eCPC は、コンバージョンにつながる可能性が高い場合、(広告主様が設定した入札単価調整を適用した後)その広告オークションで使用する上限 CPC を引き上げ、クリック獲得の競争力を高めることができます。クリックがコンバージョンにつながる可能性が低い場合、入札単価が引き下げられます。eCPC は、平均 CPC を上限 CPC(入札単価調整を含む)より低く抑えるようにしますが、一時的に上限 CPC を超える場合があります。

サイトで靴を販売していて、上限 CPC を 100 円に設定して eCPC を有効にしているとします。コンバージョン トラッキングに基づいて、サイトで靴が購入される可能性の高いオークションがあると、そのオークションでの入札単価は 170 円に引き上げられます。一方、サイトで靴が購入される可能性の低いオークションに対しては、入札単価を 30 円に引き下げます。

コンバージョン値重視での最適化

eCPC は、価値の高いコンバージョンにつながる可能性が高い場合、その広告オークションで使用する上限 CPC を引き上げ、クリック獲得の競争力を高めることができます。コンバージョン トラッキングに基づいて、クリックがコンバージョンにつながる可能性が低い場合や、コンバージョンの価値が他のコンバージョンに比べて低い場合は、入札単価が引き下げられます。eCPC は、平均 CPC を上限 CPC より低く抑えるようにしますが、一時的に上限 CPC を超える場合があります。詳しくは、コンバージョン値についてをご覧ください。

特定のデザイナーによるシャツの広告を出稿していて、上限 CPC を 100 円に設定して eCPC を有効にしているとします。ショッピング カート値の総計をコンバージョン値として設定し、そのシャツだけが購入される可能性の高いオークションがあると、入札単価は 40 円に引き下げられます。一方、より高い総計で複数の服やアクセサリーが購入される可能性が高いオークションに対しては、入札単価を 110 円に引き上げます。

注: この戦略を使用するには、コンバージョンに含まれる値を含むコンバージョン アクションを設定している必要があります。最適な結果を得るためには、トランザクション固有のコンバージョン値の使用をおすすめします。

手順

  1. Google 広告アカウントにログインします。
  2. ページメニューで [キャンペーン] をクリックして、キャンペーン ページを開きます。
  3. 編集するキャンペーンをクリックします。
  4. ページメニューで [設定] をクリックして、選択したキャンペーンの設定ページを開きます。
  5. [単価設定] をクリックして展開します。
  6. [入札戦略を変更] をクリックします。
  7. プルダウン メニューで [個別クリック単価] を選択します。
  8. [拡張 CPC] チェックボックスをオンにします。
  9. [保存] をクリックします。

ヒント: 入札するコンバージョンを選択する

[コンバージョン列に含める] 設定では、各コンバージョン アクションをレポートの [コンバージョン] 列と [コンバージョン値] 列に含めるかどうかを指定できます。目標コンバージョン単価、目標広告費用対効果、eCPC などの入札戦略では、これらの列のデータが使用されます。つまり、お客様の入札戦略は、「含める」ように設定したコンバージョンのみに基づいて最適化されます。

ディスプレイ ネットワーク、動画キャンペーン、検索キャンペーン、ショッピング キャンペーンのデバイスをまたいだコンバージョンは、デフォルトで含まれます。

eCPC による入札単価調整

eCPC では、すべてのタイプのトラフィックでのさまざまなコンバージョン率が考慮されます(モバイル デバイス向けの入札単価は別途設定されます)。これにより、eCPC の入札単価調整を設定してコンバージョン数を最大化を図る必要がなくなります(モバイルを除く)。ただし、特定のタイプのトラフィックでは、より積極的に入札単価を設定したい場合、入札単価調整を設定することもできます。入札単価調整は、eCPC の自動調整よりも優先されます。

モバイルの入札単価調整では、Google 広告 コンバージョン トラッキング タグでトラッキングの対象とならない他のコンバージョン(実店舗への来店など)を反映することができます。なお、パソコンでのトラフィックとタブレットでのトラフィックについては、コンバージョン率の差異に基づいて、eCPC で入札単価調整が自動的に設定されます。

詳しくは、入札単価調整についてをご覧ください。

掲載結果を確認する

キャンペーンでの eCPC の掲載結果を確認する際のおすすめの方法:

  • 入札戦略を適用してから 15 日後に掲載結果を評価します。この期間に入札戦略の効果が現れてきます。
  • 入札戦略の掲載結果を評価するのに十分なデータを収集します。トラフィックが少ない場合は特に、日ごとではなく週ごとに確認します。
  • 時間が経過する中で、多くの要因が結果に影響を与えることを考慮に入れます。休日、週末、特別なイベント、フィードの変更、オークションでの競合他社などの要因によって影響を受けます。
  • CPC が上昇し、クリック数が減少する場合がありますが、これはコンバージョンがあまり見込めないクリックに対して入札単価が低く設定されるためです。これにより、コンバージョンや、より価値の高いコンバージョンに至る可能性が高い場合に、より高い入札単価が使用されます。
  • コンバージョン達成までの所要時間を考慮します。他のコンバージョンと比べて時間のかかるコンバージョンがあります。場合によってはコンバージョンに至るまでに数日さらに数週間かかるものもあります。最近の掲載結果と過去の掲載結果を比較する場合、コンバージョンの時間差によって最近の掲載結果が実際よりも悪く表示されている可能性があります。詳しくは、コンバージョン達成までの所要時間を確認する方法をご覧ください。
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