リマーケティング リストの共有を設定する

クライアント センター(MCC)アカウントでは、ご自分で作成したタグやリマーケティング リストを、Google 広告アカウントやサブマネージャー アカウント(他の MCC アカウント)の一部またはすべてと共有できます。この記事では、クライアント センターと Google 広告アカウントを使ってリマーケティング リストの共有を設定する方法について説明します。

はじめに

MCC アカウントで、個々の子アカウント(Google 広告アカウント)が作成し所有するリマーケティング リストを共有する場合は、これらの子アカウントから許可を得る必要があります(以下でその手順を詳しく説明します)。このプロセスを完了するには、MCC アカウントへの管理者権限が必要です。

重要: 複数のアカウントでリマーケティング リストを共有すると、機密データや独自のデータも共有される可能性がありますのでご注意ください。他のアカウントとのリマーケティング リストの共有は、リストを所有するアカウントから許可を得ている場合、および対象のアカウントとの契約に違反していない場合にのみ行ってください。検索広告向けリマーケティング リストについての要件や詳細については、検索広告向けリマーケティング リストのポリシーをご覧ください。なお、YouTube リマーケティング リストの共有はサポートされていませんのでご注意ください。

ほぼすべてのお客様は、新しい Google 広告でのみアカウントを管理できます。AdWords の従来版をご使用の場合は、下記で「従来版」を選択します。詳細

クライアント センターを使ってオーディエンス リストを共有する

手順 1: MCC アカウントで、共有するアカウントを選択します

注: タグ付けが MCC 単位で設定されている場合、手順 2 と 3 は必要ありません。
  1. クライアント センター(MCC)の Google 広告アカウントにログインします。
  2. 左側のページメニューで [アカウント] をクリックし、上部の [管理] をクリックします。
  3. 選択するアカウントの横にあるチェックボックスをオンにします。すべての子アカウントを選択するには、[アカウント] 列ヘッダー付近のチェックボックスをオンにします。
  4. [編集] をクリックして [タグとリストの共有ステータスを変更] を選択し、続いて [アカウント] のプルダウン メニューから [リマーケティング アカウント] を選びます。
  5. [次のように変更] プルダウン メニューで [この MCC 内で共有] を選択すると、選択した子アカウントで、MCC アカウント内で共有しているリマーケティング リストを使用できるようになります。クロスアカウント コンバージョン トラッキングを使用している子アカウントでは、[コンバージョン アカウント] と [リマーケティング アカウント] の両方を同じ MCC アカウントに設定してください。
    注: [コンバージョン アカウント] と [リマーケティング アカウント] を別々の MCC アカウントに設定することはできません。これらは、MCC アカウントと Google 広告の子アカウントの組み合わせか、同じ MCC アカウントでのみ使用できます。

手順 2: Google 広告でリストを共有できるようにする

MCC アカウントのクライアント アカウントで管理しているリマーケティング リストは、各クライアント アカウントでリスト共有を有効にすれば、MCC アカウントからアクセスして共有できるようになります。

以下の手順は、個々のクライアント アカウントごとに行う必要があります。MCC アカウントにこのクライアント アカウントの管理者権限がある場合は、クライアント アカウントに直接ログインする代わりに、MCC アカウントからそのクライアント アカウントに移動してこれらの手順を行うことができます。

  1. クライアント アカウントにログインします。
  2. 管理画面の右上にあるツールアイコン をクリックします。
  3. [共有ライブラリ] の下にある [オーディエンス マネージャー] をクリックします。
  4. 左側のページメニューで [設定] を選択します。
    注: このクライアント アカウントで上記の手順 1 が完了していない場合、[設定] リンクは表示されません。MCC アカウントでは、このクライアントの [リマーケティング アカウント] を [この MCC 内で共有] に設定する必要があります。
  5. [オーディエンスのアクセス] で切り替えボタンをクリックして、リマーケティング リストを共有します。このボタンは、リストが共有されているときは青色に、共有されていないときは灰色に表示されます。

    MCC アカウントでは、クライアント アカウントでリストの共有が有効にされた瞬間から、そのクライアントのリマーケティング リストを使えるようになり、共有が無効にされた瞬間から使えなくなります。共有したリマーケティング リストが他のクライアント アカウントに表示されるまでに、数時間かかることがあります。

    クライアントのリマーケティング リストが共有されているかどうかを確認するには、クライアント アカウントに移動して、左側のページメニューから [オーディエンス リスト] をクリックします。[リマーケティング] タブの各オーディエンス リスト名の下に、そのリストが他のアカウントと共有されているかどうかが表示されます。

手順 3: MCC 共有プールにリストを追加する

MCC アカウントで子アカウントのリマーケティング リストを共有するには、子アカウントがその MCC アカウントと関連付けられており、さらにリストの共有を許可していなければいけません(上記の手順 2 を参照)。

  1. クライアント センター(MCC)の Google 広告アカウントにログインします。
  2. 管理画面の右上にあるツールアイコン をクリックします。
  3. [共有ライブラリ] の下にある [オーディエンス マネージャー] をクリックします。
  4. 左側のページメニューにある [オーディエンス リスト] をクリックします。
  5. プラスボタン をクリックし、[アカウントからリストを追加] を選択します。
  6. [アカウントを選択] をクリックすると、子アカウントが表示されます。
    注: リスト共有を許可していない子アカウントのリストは、共有できないようロックされている場合があります。有効にするには、上記の手順 2 を行います。
  7. 特定の子アカウントを選択します。
  8. 選択したアカウントからすべてのリマーケティング リストを追加するには [すべてのオーディエンス リスト] を選択します。一部のリストのみを選択するには、[特定のリストを選択] を選択します。
  9. [保存] をクリックします。[リマーケティング アカウント] が [この MCC 内で共有] に設定されたすべてのアカウントで、追加されたリマーケティング リストを数時間以内に利用できるようになります。

一般的なシナリオ

  • MCC アカウントが子アカウントにタグとリストを共有している場合、その子アカウントでは、MCC で作成したすべてのリスト(これから作成するリストも含む)を利用できます。
  • 子アカウントが MCC アカウントにリストを共有している場合、MCC アカウントはそのリストを他の子アカウントに共有することができます。
  • リマーケティング タグが正しく実装されていないと、ウェブサイトを訪れたユーザーはリマーケティング リストに追加されません。その結果、広告の表示が制限されたり停止されたりする場合があります。また、このリストが適用されている子アカウントにも影響を与える可能性があります。タグの実装に関する問題の解決方法
  • 子アカウントがリストの共有を無効にすると、共有リストを使用している他の子アカウントのキャンペーンや広告グループは停止し、オーディエンス マネージャーに表示されなくなります。
  • 子アカウントの [リマーケティング] 設定が別の MCC アカウントに変更された場合、その子アカウントでは、これまで関連付けられていた MCC タグやリストにアクセスできなくなります。このリストが適用されていた広告グループやキャンペーンでは広告掲載が止まります。
  • 管理者がリストの共有から子アカウントを削除すると、その子アカウントは MCC アカウントのタグとリストを利用できなくなります。その子アカウントのリストが他のアカウントに共有されていた場合、共有先アカウントのキャンペーンや広告グループ(そのリストをターゲットとしていたもの)にも影響があります。

留意点

  • 特定の MCC アカウントで管理されているか、その MCC アカウントと共有されているリマーケティング リストは、同一の [リマーケティング アカウント] の下にあり [この MCC 内で共有] に設定されているすべての子アカウントに共有され、利用可能になります。
  • 共有リストの所有者のみがリストを編集できます。
  • 共有リストに加えた変更は、アカウントをまたいで適用されます。
  • 動画リマーケティング リスト、DoubleClick(DFA)リスト、ライセンス付与済みユーザーのリストの共有は現在サポートされていません。
  • Google アナリティクスのリストを共有する際には、セットアップ時にそのリストがリンクされた Google 広告アカウントが考慮されます。Google アナリティクスのステータスは、オーディエンス マネージャーの [オーディエンス ソース] タブで確認できます。
    • 注: リストは他の Google 広告アカウント 1 件としか共有できないため、Google 広告から Google アナリティクスへのインポート時にリストを共有する場合は、MCC アカウントを共有先アカウントとして設定してください。
  • 動的リマーケティングの動的属性(カスタム パラメータ)では、リストの共有が自動的に行われます。
  • リスト所有者は、[共有ライブラリ] の [ユーザーリスト] でリストへのアクセス権が付与されているアカウントを確認できます。
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