動的検索広告を使うと、見込み顧客をサイトの関連性の高いページに直接誘導できます。動的検索広告を作成する前に概要を把握しておきたい場合は、動的検索広告についてをご覧ください。
この記事では、動的検索広告を作成する方法（広告と広告グループの作成方法と、ターゲティングと入札単価のカスタマイズ方法）について説明します。フィードを使用してターゲティングを設定する場合は、フィードを使用して、動的検索広告をターゲット設定するをご覧ください。
はじめに
動的検索広告を最大限に活用するには、以下のヒントをご検討ください。
- 広告を作成する前に、ウェブサイトを改善する余地がないか検討します。ウェブサイトの品質は、広告の品質と同様に重要です。ウェブサイトの改善方法についてのヒントをご覧ください。
- 訴求力のある広告文を書きます。アピールしたいユーザーにとって魅力的な広告になるようにしましょう。詳しくは、広告作成のヒントをご覧ください。
- モバイルで表示されることも考慮します。動的検索広告は、外出中にウェブページを検索または閲覧しているモバイル ユーザーにも表示される可能性があります。効果的なモバイルサイトを作成するをご確認ください。
- サイトへのアクセスのしやすさについて考慮します。サイトのすべてのコンテンツを動的に生成すると、Google がコンテンツを理解して広告を作成するのが困難になる場合があります。詳しくは、サイトのアクセシビリティを改善する方法をご覧ください。
- キャンペーンは 1 つの言語で作成します。ウェブサイトのドメインに複数の言語のページが含まれており、各言語のページに基づいて検索広告を掲載したい場合は、言語ごとにキャンペーンを作成します。
キャンペーンを作成しながら最適化
キャンペーンを作成しているときに、設定内容に応じて通知が表示されることがあります。これらの通知では、パフォーマンスの低下につながる問題や、キャンペーンの公開を妨げる重大な問題などについての警告が表示されます。
キャンペーンの作成中に表示されるキャンペーン作成ナビゲーション メニューでは、作成に関する全体的な進捗状況を把握したり、対応が必要な項目について確認したりすることができます。ナビゲーション メニューでステップ間を移動しながら、容易にターゲティング、入札単価、予算などのキャンペーン設定を確認し、問題を解決できます。詳しくは、効果的なキャンペーンを設定する方法をご覧ください。
手順
検索キャンペーンで動的広告グループを使って新しい検索キャンペーンを作成する方法
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- キャンペーンに対して目標を選択します（複数選択可）。[目標を設定せずにキャンペーンを作成] をクリックして、目標を設定せずに続行することもできます。
- （省略可）[このキャンペーンで目標とする成果を選択してください] で、広告の表示後にユーザーに望む操作（ウェブサイトへのアクセス、電話による問い合わせ、アプリのダウンロードなど）について、それぞれの横にあるチェックボックスをオンにし、関連する情報を入力します。
- キャンペーン タイプとして [検索] を選択します。
- キャンペーンで目指す結果を選択します。
- [続行] をクリックします。
- キャンペーンに名前を付けて、ターゲットにする地域、使用する言語、予算を入力します。
- 自動的に入札単価を最適化したい場合は、[単価設定] で自動入札戦略を選択します。[目標コンバージョン単価] または [拡張 CPC] をおすすめします。
- 単価制限（省略可）と予算を入力します。
- [保存して次へ] をクリックして次のページに進みます。
- キャンペーン設定を確認し、問題がなければ [キャンペーンを公開] をクリックします。
- 新しい検索キャンペーンを作成したら、[キャンペーン] ページの [設定] タブをクリックします。
- [設定] ページで [動的検索広告の設定] を選択します。
- ウェブサイトのドメインを入力し、ウェブサイトの言語を選択します。
- [保存] をクリックします。
- 動的検索広告（DSA）で新しいドメインを有効にした場合は、より詳細な掲載結果を得られるように少なくとも 2 日間以上待つことをおすすめします。
- プロセスを簡素化するためのテストの一環として、新しいキャンペーンの作成時に [動的検索広告の設定] が表示されないことがあります。動的検索広告キャンペーンの作成を続行するには、上記の手順を行います。Google が Google 広告を改善する方法の詳細
動的広告グループを作成する方法
- [広告グループの種類] で、[動的広告] を選択します（デフォルト）。
- 動的広告グループに名前を付けます。
- 広告のターゲットの設定方法を決めます。動的広告ターゲットに慣れていらっしゃらない場合は、動的検索広告のターゲットについてをお読みください。以下から始めることをおすすめします。
- 現在お使いの広告グループのランディング ページ: 現在お使いのすべてのアカウントで検索広告の対象となっているウェブページがすべて、動的広告のターゲットとして使用されます。このターゲティングを使うと、既存の広告グループやキャンペーンのランディング ページとしてすでに使用しているウェブページのトラフィックを容易に増やすことができます。動的検索広告を初めて利用するユーザーには、このターゲットをおすすめします。
- その他のカテゴリ: テーマ別に分類されたランディング ページ。ターゲットにするカテゴリやサブカテゴリは自由に設定し、選択することができます。サイトで初めて動的検索広告を使用する場合は、カテゴリが表示されるまでに最大で 24 時間ほどかかる場合があります。
URL_Equals: 特定の URL をターゲットに設定できます。この方法では、個々のページを簡単にターゲットに設定できますが、トラフィックを増やしたい場合にリーチが制限されることがあります。
- 自動入札を使用していない場合、ビジネスにとっての価値に基づいて、ターゲットごとに入札単価を調整します。入札単価調整を設定すると、広告が表示されるタイミングや場所をより細かく管理できるようになります。また、指定した割合で動的広告ターゲットの入札単価を調整することができます。詳しくは、入札単価調整についてをご覧ください。
- [保存して次へ] をクリックします。
広告を作成する方法
複数の動的検索広告を作成すると、データを比較して最も効果的な広告を特定することができます。動的広告グループに動的検索広告を追加する方法は、以下のとおりです。
- [新しい広告を作成] をクリックします。
- [動的検索広告] を選択します。
- 動的検索広告の広告見出し、最終ページ URL、表示 URL は動的に生成されるため、説明文のみ入力します。
- [保存して次へ] をクリックします。
入札単価調整の使用方法
入札単価調整を使用すると、広告が表示されるタイミングと場所を調整できます。また、指定した割合で動的広告ターゲットの入札単価を調整することも可能になります。
検索ネットワークの入札単価調整を追加または削除する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
- [高度な入札単価調整] をクリックすると、[インタラクション] ページが開き、通話、オーディエンス、ユーザー属性の入札単価調整を設定できます。
- 編集する行を選択し、[入札単価調整比] 列の鉛筆アイコン
をクリックします。[デバイス] の入札単価調整を設定する場合は、広告グループを選ぶこともできます。
- プルダウン メニューで [引き上げ] か [引き下げ] を選択し、割合をパーセントで入力します。入札単価調整を削除するには、この項目の値を削除します。
- [保存] をクリックします。
をクリックします。[デバイス] の入札単価調整を設定する場合は、広告グループを選ぶこともできます。ディスプレイ ネットワークの入札単価調整を追加または削除する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
- [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] をクリックします。
- 特定のユーザー層の入札単価を調整するには、[ユーザー属性] をクリックして対象のユーザー層をクリックしてから、ステップ 3 に進みます。
- プレースメントの入札単価を調整するには、[プレースメント]、[手動] の順にクリックしてから、ステップ 3 に進みます。
- 編集するキャンペーンか広告グループをクリックします。
- 編集する行を選択し、[入札単価調整比] 列の鉛筆アイコン
- プルダウン メニューで [引き上げ] か [引き下げ] を選択し、割合をパーセントで入力します。入札単価調整を削除するには、この項目の値を削除します。
- [保存] をクリックします。
入札単価調整を表示する方法
入札単価調整は、Google 広告アカウントにログインした後、左側のページメニューから確認できます。
検索ネットワークの入札単価調整の場合:
- 表示する広告の種類をクリックします。
- 表示される一覧で、[入札単価調整] というタイトルの列を探すか、広告の横にあるチェックボックスをオンにし、表示される青いリボンの [編集] をクリックします。
入札単価調整が表示されない場合、この記事で入札単価調整の要件をご確認ください。
ディスプレイ ネットワークの入札単価調整の場合:
入札単価調整が表示されない場合、この記事で入札単価調整の要件をご確認ください。
入札単価がより最適化されるように、自動入札機能のご利用もおすすめします。詳しくは、入札単価調整についてをご覧ください。
動的広告ターゲット数の制限
1 つの Google 広告アカウントにつき最大 25,000 個の動的広告ターゲットを設定できます。動的広告ターゲットを最大限に活用するには、次の操作を行います。
- 広告グループ単位の除外動的広告ターゲットを、キャンペーン単位の除外動的広告ターゲットに変換します。
- ページフィードを使用して、対象ページをリストで指定します。25,000 個のターゲット制限は、これらのフィードの値には適用されません。
詳しくは、Google 広告アカウントの制限と動的検索広告のターゲットに関する記事をご覧ください。
