ディスプレイ キャンペーンの入札機能について

広告をディスプレイ キャンペーンで掲載する場合は、入札単価をさまざまな方法で設定できます。広告オークションでは、広告の費用対効果の最大化につながる入札単価が使われます。

広告が掲載候補になると、個別の入札単価とデフォルトの入札単価のどちらを使うように指定されているか、入札単価調整が指定されているかどうかがチェックされます。

  • デフォルトの入札単価: ご指定のターゲティングに一致するプレースメントで広告が掲載候補になった場合、個別の入札単価が指定されていなければ、広告グループのデフォルトの入札単価が使われます。
  • 個別の入札単価: トピックなどの 1 つのターゲティング方法に個別の入札単価を指定している場合は、そのトピックに関連するウェブサイトで広告が掲載候補になると、その個別の入札単価が使われます。
  • 入札単価調整: 広告を表示する場所やタイミングを細かく管理したい場合は、キャンペーン単位や広告グループ単位で入札単価調整を設定できます。

この記事では、ディスプレイ キャンペーンで利用可能な入札機能の違いについて、また、広告の入札に使われる単価設定がどのように選ばれるかについて説明します。

入札機能の仕組み

デフォルトの入札単価

個別単価設定をご利用の場合は、広告グループごとに入札単価を設定します。ポートフォリオ戦略をご利用の場合は、ポートフォリオ単位で入札単価を設定します。個別の入札単価を有効にしていない場合(または広告掲載時に個別の入札単価が適用されない場合)は、デフォルトの入札単価が使われます。この場合、広告グループの入札単価またはポートフォリオの入札単価がデフォルトの入札単価となります。

たとえば、広告グループの入札単価を 100 円に設定し、個別の入札単価を有効にしていない場合、[デフォルトの上限クリック単価] 列には広告グループの入札単価が表示されます。この入札単価を表内で編集することはできません。

個別の入札単価

広告グループの特定のターゲティング方法に入札単価を設定したい場合は、個別の入札単価を有効にして、上限クリック単価(または視認範囲の上限インプレッション単価)を設定できます。

たとえば、プレースメントに対して個別の入札単価を有効にすると、各プレースメントにそれぞれ上限クリック単価を設定できます。いずれかのターゲティング方法で個別の入札単価を有効にすると、ディスプレイ ネットワークではその単価が優先的に使用されます。

重要: 個別の入札単価は、各広告グループにつき 1 種類のターゲティング方法でのみ設定できます。

入札単価調整

入札単価調整を使用すれば、状況に応じて入札単価を調整し、広告が表示されるタイミングや場所をより細かくコントロールすることができます。

入札単価調整とは、一定の割合で入札単価の引き上げや引き下げを行う機能で、広告が掲載候補として入札される際に、個別の入札単価または広告グループの入札単価(個別の入札単価が指定されていない場合)に対して適用されます。広告グループ単位のターゲティング方法の入札単価調整では、-90%~+900% の範囲で値を指定できます。

入札単価調整は、キャンペーン単位(時間帯、曜日、地域)で設定することも、広告グループ単位(個々のターゲティング方法や上位コンテンツ)で設定することもできます。ただし、同じターゲティング方法に対し、入札単価調整と個別の入札単価を同時に設定することはできません。デバイスの入札単価調整は、キャンペーン単位でも広告グループ単位でも設定できます。

あるプレースメントに 200 円の個別の入札単価を設定し、そのプレースメントが上位のコンテンツと評価されるとします。[上位のコンテンツへの入札単価調整] は 10% に指定しています。この場合、そのプレースメントに対する個別の入札単価が 200 円で、その額に [上位のコンテンツへの入札単価調整] の割合を掛けた値が 20 円となります。したがって、最終的な入札単価は個別の入札単価と入札単価調整額を足した 220 円になります。詳しくは、広告の入札時に参照される単価設定が決まる仕組みをご覧ください。

同じキャンペーンに複数の入札単価調整を指定すると、その値をすべて掛け合わせた比率が適用されます。詳しくは、キャンペーン単位で入札単価調整を設定する方法をご覧ください。

キャンペーンのタイプに関わらず、キーワードに入札単価調整を設定することはできません。キーワードでは個別の入札単価を設定するか、デフォルトの入札単価を使用します。

Smart pricing

個別単価設定による拡張クリック単価を使用している場合は、Smart Pricing でディスプレイ キャンペーンや検索キャンペーン(ディスプレイ ネットワーク対応)のクリック単価が調整される場合があります。これにより、クリックの価値を推測して入札単価が自動的に調整されるため、時間と手間が軽減され、目標達成に向けてパフォーマンスが改善されます。

Smart Pricing では、ウェブページでのクリックが具体的な行動につながるビジネス成果(オンラインでの売り上げ、登録、電話での問い合わせ、ニュースレターの購読申し込みなど)につながる可能性が低いと、Google 広告データから判断された場合は、そのページでの入札単価が引き下げられます。単価の調整においては、広告の表示につながったキーワードやサイトのテーマ、広告が配信されたウェブページやアプリの種類など、さまざまな要素が考慮されます。

Google ディスプレイ ネットワークの「クリック数の最大化」と「個別クリック単価制」の入札戦略では、2020 年 10 月中旬から 11 月中旬にかけて Smart Pricing が段階的に廃止されます。代わりに、クリックの促進を主な目標とするこれらの戦略では、お客様のウェブサイトへのトラフィックの獲得に重点が置かれます。

コンバージョンを重視する場合は、入札単価を設定する際の手間のかかる作業と推測に頼った作業の大部分を排除するために、スマート自動入札を活用することをおすすめします。目標に合わせた入札戦略の選択に関する詳細

広告の入札時に参照される単価設定が決まる仕組み

広告がディスプレイ ネットワークで掲載候補になると、まず個別の入札単価がチェックされます。いずれかのターゲティング方法で個別の入札単価を設定している場合は、広告オークションでその入札単価が使われます。関連する個別の入札単価が指定されていなければ、デフォルトの入札単価として、広告グループの入札単価が使われます。

基準となる入札単価が決まったら、入札単価調整の計算が行われます。たとえば、モバイル デバイスに対して入札単価調整を設定している場合、モバイル デバイスでコンテンツを見ているユーザーに対しては、基準となる入札単価(個別の入札単価またはデフォルトの入札単価)に加えて、この調整が適用されます。

キャンペーン単位の入札単価調整に加え、モバイル デバイス、上位のコンテンツ、また広告グループ内のトピックやプレースメントなどのターゲティング方法でも入札単価調整を設定できます。デフォルトの入札単価や個別の入札単価に、これらの調整比およびキャンペーン単位で設定されている調整比がすべて掛け合わされます。

たとえば、ディスプレイ キャンペーンで「サッカーファン」のアフィニティ カテゴリに個別の入札単価 100 円を、「男性」のユーザー属性に入札単価調整 +20% を、アルゼンチンのユーザーに対して地域に基づく入札単価調整 +10% を設定しているとします。この場合、「サッカーファン」カテゴリに該当するユーザーへの広告表示では個別の入札単価 100 円が適用されます。また、そのユーザーの属性が「男性」の場合は、その額の 20% が加算され、上限クリック単価は 120 円になります。そのユーザーがアルゼンチンからアクセスしている場合はさらに 10% が加算され、上限クリック単価は 132 円となります。

計算式: 個別の入札単価: 100 円 年齢や性別の入札単価調整: 100 円×(+20%) = 120 円 地域に基づく入札単価調整: 120 円×(+10%) = 132 円 アルゼンチンの男性サッカーファンに表示する広告の最終的な入札単価: 132 円

広告グループでデフォルトの入札単価、個別の入札単価、入札単価調整を有効にする方法

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