自動化ルールに関する問題の解決

エラー メッセージはよく把握しておく必要があります。この記事では、自動化ルールに関するよくある問題とその解決方法を紹介します。

1. ルールは実行されたがエラーが発生した

まれにですが、ルールが実行されてもエラーが発生することがあります。ログでエラーを確認するには、[自動化]、[ルールの管理] の順にクリックします。[完了(エラーあり)] というメッセージが表示され、[詳細を表示] をクリックすると具体的な原因を確認することができます。

2. ルールは実行されたが何も変更されなかった

ルールが実行されたものの変更が行われない場合、いくつかの理由が考えられます。たとえば、次のいずれかの制限により変更が実行されない場合があります。

  • ディスプレイ ネットワーク広告グループで変更できるのは、そのキャンペーン用にカスタマイズされた入札単価ディメンションのみです。たとえば、プレースメントに基づきターゲット設定をした広告グループがある場合、その広告グループのプレースメントに関連する入札単価のみを変更できます。この例では、性別、年齢、またはその他の指標に関連する入札単価を変更するようなルールを作成すると、そのルールは実行されますが、変更は行われません。
  • ディスプレイ ネットワーク キャンペーンの自動プレースメント、性別、年齢層を変更することはできません。 ただし、手動プレースメントは変更できます。
  • 検索広告向けのキーワードと検索に適したリマーケティング リストは、検索ネットワークとディスプレイ ネットワークの両方をターゲットにするキャンペーンで作成されたルールでは読み取り専用となります。 この方法でルールを設定すると、ルールを使って検索広告向けのキーワードとリマーケティング リストを監視できますが、それらを変更することはできません。ただし、[キーワード] タブを使用すれば、キーワードの監視と変更の両方を行えるルールを作成することができます。

作成したルールで意図したとおりの変更が行われず、その問題が上記の例外によるものでなければ、改めてルールをプレビューして、意図どおりに設定されているかどうか確認してください。また、ルールの一般的な使用法を紹介した記事でルールの設定方法の例を紹介していますので、参考にしてください。

3. ルールが「無効」と表示される(ルールを作成したユーザーがアカウントへのアクセス権を持たないため)

自動化ルールは、そのルールを設定したユーザーに属するものと見なされます。このため、ユーザーの Google 広告アカウントへのアクセス権が失われると、そのユーザーが作成したすべてのルールは実行されなくなります。ルールの実行が再開されるようにするには、該当するルールの [アクション] 列で [修正] をクリックしてルールを保存し、無効となったユーザー アカウントをお使いのアカウントに置き換えます。

2021 年 7 月より、これらの問題は有効なルールに影響しなくなります。 たとえば、アカウントへのアクセス権を持たないユーザーによって作成されたルールでも、エラーなしでそのまま実行されるようになります。

自動化ルールに関するメール通知を停止する方法

自動化ルールに関するメール通知を停止するには、そのルールのメール通知設定を変更するか、ルール自体を一時停止または削除します。詳細な手順についてはこちらをご覧ください。

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次のステップ

 

この記事で説明されている問題の詳細については、中小企業向け推奨トレーニングをご確認ください。
 

 

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