通話レポートは、Google 広告専用転送電話番号を使って電話番号表示オプションや住所表示オプション、電話専用広告の掲載結果を測定する機能です。通話時間、開始時間、15 秒を超える通話の発信者の電話番号(インドを除く)、着信応答の有無などの詳細を分析できます。また、一定期間の通話数をコンバージョンとしてカウントし、自動入札機能を使用してコンバージョンにつながる可能性を高めることもできます。
電話番号表示オプション、住所表示オプション、電話専用広告など、通話レポートの全面的な管理はアカウント単位で行うことができます。
仕組み
通話レポートは、検索ネットワークでのみご利用いただくことができ、Google 広告専用転送電話番号を使って電話番号表示オプションや電話専用広告の掲載結果を測定します。通話レポートを有効にすると、広告に Google 広告専用転送電話番号が割り当てられます。これにより、通話の詳細を表示して、コンバージョンとしてカウントすることができるようになります。詳細: キャンペーンの通話レポートの管理方法
通話レポートを有効にして広告を掲載した場合:
- 顧客がお客様の広告をタップして電話をかけます。この場合、広告をクリックしてお客様のサイトにアクセスした場合と同じクリック単価が発生します。
- お客様の会社や店舗に電話がかかります。顧客の通話は Google 広告専用転送電話番号を経由するため、通話に関するデータを収集して発信者を識別できます。インド以外の国では、Google 広告専用転送電話番号を経由した通話に対して発信者番号が機能します。
- 広告から発生したすべての通話に関するデータを確認し、その情報に基づいて広告を見直すことができます。
例
旅行代理店の経営者が、電話番号表示オプションを使用し始めてから電話による問い合わせが増えたことに気づき、電話のトラフィックの詳細を確認したいと思うようになりました。そこで通話レポートを有効にしてデータを確認したところ、通話が 2 分を超えると高い確率で販売につながることがわかったので、そうした通話をコンバージョンとしてカウントすることにしました。その後、特定の市外局番からの通話が多くのコンバージョンにつながっていることがわかり、その地域をターゲットに設定することにしました。
電話番号について
可能な場合には、Google 広告専用転送電話番号にはお客様の電話番号と同じ市内局番が使用されます。それ以外の場合は、お客様の地域の市外局番が使用されます。市外局番を Google 広告専用転送電話番号に利用できない場合には、フリーダイヤルの Google 広告専用転送電話番号が広告に表示されます。Google 広告専用転送電話番号は、フリーダイヤル、同じ市内局番の番号、同じ市外局番の番号のいずれかになります。
通話レポートと掲載結果
広告グループのクリック数が 4 週間単位でクリック数の最小要件を満たしていない場合、パソコン広告に Google 広告専用転送電話番号は表示されません。この場合は、お客様のビジネスの電話番号が表示されます(ただし、モバイルでは、クリック数の最小要件はありません)。
電話番号表示オプションは一定の条件が満たされた場合にのみ表示されます。詳細: 広告表示オプションの表示可能性を高める方法
現在、Google 広告専用転送電話番号は、こちらの国でご利用いただけます。
国旗 |
国名 |
フリーダイヤル |
市内番号 |
オーストラリア | |||
ベルギー | |||
ブラジル | |||
カナダ | |||
チリ | |||
コロンビア | |||
チェコ共和国 | |||
デンマーク | |||
フランス | |||
ドイツ | |||
ハンガリー | |||
インド | |||
アイルランド | |||
イスラエル | |||
イタリア | |||
日本 | |||
メキシコ | |||
ポーランド | |||
ルーマニア | |||
ロシア | |||
スロバキア | |||
南アフリカ | |||
スペイン | |||
スウェーデン | |||
スイス | |||
イギリス | |||
米国 |