コンテンツ ターゲットは、ディスプレイ ネットワーク上のサイト、アプリ、ウェブページにディスプレイ広告を掲載するターゲティング方法の 1 つです。この方法では、広告主様が指定したキーワードやトピックを使用して、関連するサイトに広告を表示します。
コンテンツ ターゲットは、ディスプレイ ネットワーク キャンペーンの広告グループでコンテンツに関連するキーワードやトピックを指定することから始まります。キーワードは個々の単語ですが、トピックはウェブページのコンセプトやメインテーマであり、個々の単語ではありません。
Google 広告システムは、ディスプレイ ネットワークのすべてのウェブページや URL のコンテンツを分析します。分析の対象には次のような要素が含まれます。
- テキスト
- 言語
- リンクの構造
- ページの構造
こうした分析に基づいて、個々のウェブページのメインテーマが割り出されます。
コンテンツ キーワード
[コンテンツ] に設定したキーワードがウェブページのコンセプトやメインテーマと一致すると、広告がそのウェブページの掲載候補となります(この仕組みを自動プレースメントといいます)。該当するウェブページに広告が実際に掲載されるかどうかは、さまざまな要因(ターゲットとする言語や地域など)で決まります。
例
自動車販売店が新型車を宣伝する広告グループを作成し、「燃費のよい車」や「2015年 電気自動車」といったキーワードを設定したとします。この場合、システムではコンテンツ ターゲットが使用され、これらのキーワードとテーマが一致するディスプレイ ネットワークのページが特定され、そこに広告が掲載されます。
トピック
指定したトピックがウェブページのメインテーマと一致すると、広告はそのウェブページの掲載候補となります。該当するウェブページに広告が実際に掲載されるかどうかは、ターゲットとする言語や地域など、さまざまな要因で決まります。
例
先ほどの例に戻って、ここでは販売している電気自動車の広告を掲載するケースを考えましょう。この場合、広告グループにサブトピック([自動車] > [自動車販売] > [車両の仕様、評価、比較])を追加すると、ディスプレイ ネットワークで自動車の評価や比較に関連しているすべてのページをターゲットに設定できます(ページの中で指定したキーワードが使われているかどうかは問題になりません)。
以下の表では、コンテンツ ターゲットを設定した場合と除外設定を行った場合の効果を説明します。
コンテンツ ターゲットを設定した場合
コンテンツ ターゲットを設定した場合の広告の配信先 | |||
プレースメント | トピック | ディスプレイ / 動画のキーワード | |
インストリーム | |||
「次の動画」フィード | |||
ショート動画 | |||
ホームフィード | |||
検索フィード |
除外ターゲティング
除外設定を行った場合の広告の配信先 (広告主様の除外設定に一致しないエンティティにのみ広告が配信される) |
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プレースメントの除外 | トピックの除外 | キーワードの除外 | 広告枠のタイプ | コンテンツ ラベルの除外 | コンテンツ タイプの除外 | |
インストリーム | ||||||
「次の動画」フィード | ||||||
ショート動画 | ||||||
ホームフィード | ||||||
検索フィード |
次のステップ
- 広告グループやキャンペーンにキーワードを追加します。
- 広告グループやキャンペーンにトピックを追加します。
- 除外キーワードを追加するか、トピックを除外して、希望しないサイトで広告が掲載されないようにします。