[最適化案] ページの新しい [投資戦略] タブを活用すると、キャンペーン間で追加予算を配分してパフォーマンスを最大化する方法について、十分な情報に基づいた意思決定を行うことができます。このツールでは、アカウント単位の提案が表示され、投資を増額した場合にクリック数、コンバージョン数、コンバージョン値などの主要な指標で見込まれる効果が示されます。
このページの内容
推奨投資戦略を使用するメリット
- キャンペーン間での予算の配分: 推奨投資戦略を使用すると、パフォーマンス指標に基づいて、Google 広告のさまざまな広告キャンペーンに追加予算をより効果的かつ戦略的に配分できます。
- データドリブンな意思決定: キャンペーンのパフォーマンス履歴と見込まれる効果に基づいて、お客様それぞれの状況に応じたカスタマイズ可能な投資戦略が提案されます。
- 目標に沿った提案: クリック数、コンバージョン数、コンバージョン値などの主要な指標を選択すると、投資の増額が目標達成にどのように役立つかを確認できます。
- 費用対効果の最大化: アカウント全体のパフォーマンスの向上に最も貢献する可能性が高いキャンペーンに予算を割り当てることができます。
- さまざまな投資シナリオの検討: さまざまな投資シナリオと見込まれるその効果を、手動で詳細な分析を行わなくても確認できます。
推奨投資戦略の使用方法
- [キャンペーン] メニュー
の [最適化案] に移動します。
- [投資戦略] タブを選択します。
- [クリック数]、[コンバージョン数]、[コンバージョン値] のどれを重視して最適化するかを選択します。
- 投資額は、次の 2 つの方法で設定できます。
- [1 週間の追加費用] に検討している金額を入力します。
- [1 週間の増分] に、選択した主な指標で達成したい数値(「コンバージョン数を 50 件増やす」など)を入力します。もう一方の項目は、この入力内容に基づいて自動的に更新されます。
- キャンペーンを確認して選択します。表には、予算追加によるメリットが得られるキャンペーンの一覧が表示されます。推奨される新しい予算、見込まれるパフォーマンスへの影響(1 週間のコンバージョン数の増加など)、新しい平均アクション単価や広告費用対効果などの詳細を確認できます。
- キャンペーンの選択を調整します。デフォルトでは、すべての対象となるキャンペーンが選択されています。予算を増額しないキャンペーンの選択は解除できます。キャンペーンを選択または選択解除すると、合計費用と予測される効果が調整され、選択されているキャンペーン間で予算が再配分されます。
- [すべて適用] を選択して、選択したキャンペーンの予算を更新します。
留意点
- 利用条件: 投資戦略は、1 つ以上のキャンペーンが予算による制限を受けている場合、または全体的な顧客獲得単価(CPA)をわずかに引き上げることでコンバージョンを増やせる可能性がある場合に利用できます。
- 目標の達成: 目標アクション単価または目標広告費用対効果に基づく入札戦略を使用しているキャンペーンの場合、推奨される予算案は、設定されている目標値の範囲内でパフォーマンスを維持することを目指します。
- 編集不可の提案: このツールでは、個々のキャンペーンの新しい予算案を直接編集することはできません。行える操作は、キャンペーンをプランに追加するか、除外することのみです。
- 期間: 通常、パフォーマンスの予測は 7 日間のデータに基づいています。
推奨投資戦略とパフォーマンス プランナーの違い
| 投資戦略 | パフォーマンス プランナー |
| この機能は、今後 7 日間の予算を短期的に増やす場合に使用します。直接実装が可能です | このツールは、短期および長期(最大 18 か月)の予算プランの作成と予測に使用します |
| パフォーマンスの目標に基づき、予算プランのみを作成 | 入札単価と予算のプランを作成 |
| 予算による制約を受けているキャンペーンのプランをアカウント単位でのみ作成できます。予算の再配分は行えません。 | 1 つのアカウントに含まれるすべてのキャンペーン、またはクライアント センター(MCC)アカウントで管理されるクロスアカウントのすべてのキャンペーンのプランを作成できます。予算の再配分も可能です。 |
| Google 広告の [最適化案] ページからアクセス | Google 広告の [ツール] > [プランニング] セクションからアクセス |
